四国運輸局長からのご挨拶

新年おめでとうございます。

四国管内の皆さまに、謹んで新春のお慶びを申し上げます。

昨年は、管内の交通機関等で大きなトラブルもなく、安全な1年が過ごせましたこと、大変有り難いことと思っております。どうか、運輸関係の事業者の皆さん、油断せず、慢心せず、今年も安全第一を貫いて頂き、併せて更なるサービス、快適性の向上にも努めて頂きますよう、お願い申し上げます。

また、管内では、過疎化や高齢化の急激な進展に伴って、公共交通サービスの維持が益々困難になっている地域が増えてきております。住民の方の移動手段を確保することは、私どもの大きな使命でもあります。関係する方々と十分協議し、知恵を絞って、今年もこれらを最重要課題の一つとして、立ち向かって参りたいと思います。

一方、人口減少に歯止めのかからない四国にあっては、多くの観光客に来訪頂くことは、消費の拡大に繋がり、経済の活性化にとって極めて重要なことであります。
今年は四国霊場開創1200年という、非常に大きな節目の年でもあり、また、瀬戸内海が日本で初めての国立公園に指定されて80周年を迎える記念すべき年でもあります。多くの方が四国に来られる絶好の機会でもあり、運輸局としても観光振興の観点から精一杯関連の事業を支援するとともに、来られた方が四国に好印象を持って頂き、その後も四国に再来訪頂けるよう、頑張りたいと思います。

今年一年の皆さまのご健勝と四国の元気を心よりお祈りし、新年のご挨拶と致します。

平成26年元旦
四国運輸局長　丸山　研一