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四国運輸局長からのご挨拶印刷用ページ

平成28年1月

◇新春を迎えて
四国運輸局長

年頭にあたり新春のご挨拶を申し上げます。

昨年は、「交通政策基本計画」の閣議決定や、「観光立国実現に向けたアクション・プログラム2015」の決定等を背景に、7月1日に全国の各地方運輸局に「交通政策部」と「観光部」が設置されました。これを踏まえ、四国運輸局においても交通施策や観光施策の推進体制を整え、地方公共団体、交通事業者、経済団体をはじめとする地域の皆様と連携・協力して、交通に係る地域的課題の解決や観光振興に向けて、積極的に取り組んで参る所存です。

 四国運輸局のこれからの取組について申し上げます。

 まず、観光振興についてです。政府は、訪日外国人旅行者数の「2000万人時代」の早期実現を図り、世界に誇る魅力あふれる国づくりを目指すことを目標にしておりますが、四国への来訪はまだまだ少なく、インバウンド需要を取り込み、交流人口拡大を図ることが大きな課題であります。このため、魅力ある観光地域づくりと外国人観光客の受入環境の整備、PRに取り組んで参ります。また、昨年6月には、訪日外国人の周遊を促進するための広域観光周遊ルート形成促進事業として、「スピリチュアルな島〜四国遍路〜」、「せとうち・海の道」が大臣認定されており、四国来訪を強く動機づけられるような魅力ある周遊ルート等の形成を支援して参ります。

次に、地域公共交通や地域物流の確保・維持についてです。四国では、少子高齢化や人口減少の進展により、地域公共交通網の維持が困難になるケースや、中山間地域等を中心に日常の買い物等に不自由するケースが生じています。このため、持続可能な地域公共交通網の形成に係る取組支援や、貨客混載など過疎地物流の確保策の検討に取り組んで参ります。昨年3月に立ち上げた「四国の交通施策のあり方検討会」では、関係地方自治体、交通事業者、有識者の方等と地域課題について議論を深めて行くこととしております。

そして、運輸局の基本的な使命である国民の安全・安心の確保についてです。まず、各輸送モードにおける効果的な監査等により安全対策の徹底・強化を図るとともに「運輸安全マネジメント」の普及に努め、対象事業者に対する評価を積極的に推進して参ります。また、南海トラフ巨大地震の発生が想定されている四国においては、本年も引き続き災害に強い物流システムの構築、船舶の活用方策の検討、津波避難マニュアルの作成、津波救命艇の普及といった取組を推進して参ります。

 最後に、海事産業、運輸業の振興についてです。四国は、海運業や造船業等の海事産業が基幹産業の一つとなっていますが、とりわけ内航海運や造船業における人手不足が顕在化しています。また、近年、自動車運送事業、自動車整備事業等においても、人材の確保・育成が重要な課題となっております。四国の地域経済を支えるこれらの産業が、引き続き、地域の担い手であるよう、運輸局としても人材の確保・育成・産業振興に取り組んで参ります。

本年も、「地域に貢献する運輸局」として、四国の発展に寄与して参りたいと考えておりますので、皆様の一層のご理解とご協力をお願いいたします。 

平成28年1月
四国運輸局長 瀬部 充一