資料3の1 四国地方整備局におけるバリアフリーの取組 全十ページ 1ページ目 四国地方整備局におけるバリアフリーの取組 令和四年七月二十六日 国土交通省四国地方整備局 2ページ目 主要事業における取組事例について 河川事業 事例 今切川かわまちづくり 様々な人が河川利用できるよう、緩傾斜坂路などの施設整備を実施。 道路事業 事例 歩道再整備事業 市街地において、高齢者、障がい者等の安全快適な歩行空間を 確保できるように歩道の再整備を実施。 営繕事業 事例 嶺北森林管理署 国の機関の施設の改築時においては、多様な利用者の来庁を 想定した施設整備を実施。 公園事業 事例 国営讃岐まんのう公園 国営公園においては、多様な利用者の来園を想定した 施設整備を実施。 港湾空港事業 事例 八幡浜港フェリーターミナル 3ページ目 今切川かわまちづくりの事例 北島町と協働してかわまちづくり整備事業を実施。 四国地整では、河川管理上必要な基盤整備として緩傾斜坂路や 水辺へのアクセス坂路を整備。 写真 水辺交流プラザと緩傾斜坂路と水辺アクセス坂路全体の様子。 写真 緩傾斜坂路に休憩できるように3箇所の平場を設置。 写真 水辺アクセス坂路の様子。 4ページ目 歩道の再整備の事例 市街地 丸亀駅前通り 写真 整備前 歩道に街路樹、電柱有り、点字ブロックなし。 写真 整備後 歩道に街路樹、電柱なし、点字ブロック敷設。 透水性平板ブロック採用 季節歩道のAS舗装から、透水性平板ブロックを使用したことで、 透水機能の向上だけでなく、無電柱化や空間再配分と共に 周辺環境と調和した景観となった。 段差の解消 車道の路面高を既設から5センチメートル程度高くし、 歩道と車道との境界に円形水路を設置し、歩道への擦り付けを 行ったことにより、段差解消が図られた。 写真 歩道の段差を解消し、排水機能を円形水路で確保。 5ページ目 その他のバリアフリー取組事例 横断歩道橋エレベーターの整備 移動の利便性と、より高い安全性を確保するため、横断歩行者の 多い場所にエレベータ−を設置。 写真 192号八百屋町西横断歩道橋エレベーター 塔屋の外装には乳白色のガラスブロックと磁器タイルを使用しており、 夜にはガラスブロック内の内照ランプが点灯するなど、景観にも配慮。 既設歩道改良時における再整備 写真 既設歩道の状況 狭い歩道、歩道なし 写真 改良後の状況 歩道拡幅、歩道新設 利用者の安全確保のために改良が必要な箇所は、順次再整備を実施。 写真は、歩道を拡幅することで安全に通行できるスペースを確保した事例 6ページ目 営繕事業におけるバリアフリー取組事例 嶺北森林管理署 多様な利用者の来庁を想定し、バリアフリー法の 移動等円滑化誘導基準を満足した施設整備を実施。 敷地入口から庁舎まで段差の無いアプローチを 整備するなどの取り組みを実施。 写真 嶺北森林管理署の外観 主な整備事例 写真 段差の無い敷地内アプローチ 点字表示の設置 写真 2段手摺、点字表示 写真 バリアフリートイレ 7ページ目 営繕事業におけるバリアフリー取組事例 移動経路上の配慮 肢体不自由者や視覚障害者等の利用しやすさに配慮 阿南税務署 写真 段差の無い敷地内アプローチ 手すり、点字表示の設置 写真 事務室出入口の自動扉化 写真 肢体不自由者用駐車スペース 写真 庁舎内 自動扉、点字表示 写真 階段室 手すり、点字表示 写真 便所 手すり、ベビーチェア 8ページ目 国営公園におけるバリアフリー取組事例 様々な公園利用者を想定し、バリアフリー法の 移動円滑化誘導基準を満足した施設整備を実施。 ・車椅子等での園内散策のしやすさにも配慮し、 園路の勾配やトイレ設備等の情報を記した バリアフリーマップをホームページにて公表。 国営讃岐まんのう公園のバリアフリーマップ 勾配情報、ルート案内、トイレ等案内 車椅子での移動に配慮した園内の整備 写真 緩勾配で車椅子同士の離合にも配慮した通路幅の確保 写真 段差なしで立ち寄れる園内トイレ 写真 肢体不自由者駐車場と段差の無い園内通路 9ページ目 国営公園におけるバリアフリー取組事例 公園施設の配慮事項 肢体不自由者や視覚障害者等の利用しやすさに配慮した施設 バリアフリーキャビン 写真 段差の無いアプローチ 写真 屋外から段差無く進入できる玄関 写真 段差の無い屋内と昇降式流し台 公園内便所 写真 介助に配慮した多目的便所 手すり、オストメイト、簡易ベッド等 写真 子育てに配慮したオムツ交換台増設 写真 わかりやすいトイレの点字案内 十ページ目 旅客施設におけるバリアフリー取組事例 八幡浜港フェリーターミナル 令和4年4月1日供用開始 全ての方の利用しやすさに配慮した事例 主な整備事例 桟橋上に耐震性能を有したバリアフリー整備ガイドラインの基準を 満たしたスロープを整備しました。 フェリーターミナルビルからフェリーに乗り込むまでの経路に段差が無く、 高齢者や車椅子の方だけでなく、キャスター付キャリーケース、 ベビーカーをご使用する方にも優しい構造です。 点字ブロック、多機能トイレにオストメイト設置、思いやり駐車場、 授乳室の整備など行いました。 写真 八幡浜港フェリーターミナル全景 フェリーターミナルビル 津波避難ビル 鉄筋コンクリート造4階建て。 フェリー桟橋 耐震強化岸壁 水深6メートル 2バース 可動橋2橋。 桟橋上にスロープ。ビルに隣接する思いやり駐車場。 写真 スロープとフェリーの乗降口 桟橋上のスロープは八幡浜市が、 バリアフリータラップはフェリー会社が設置。 写真 地元小学生の施設見学の様子 桟橋上のスロープを利用して、安全にフェリーを間近で見学できます。 写真 多機能トイレ オストメイト対応トイレ。 写真 授乳室の入口。 以上です。