資料7 移動等円滑化に関する好事例・先進事例の共有 1ページ目 資料7 移動等円滑化に関する好事例・先進事例の共有 2ページ目 令和2年度バリアフリー化推進功労者大臣表彰 一般社団法人WheeLog(ウィーログ) みんなでつくるバリアフリーマップの新たな展開 新しいバリアフリーマップのプラットフォームの構築  車椅子で実際に走行したルートや、ユーザー自身が 実際に利用したスポットなど、ユーザー体験に基づいた バリアフリー情報を共有できるユーザー投稿型の バリアフリーマップアプリWheeLog!(ウィーログ)を開発。 ※このウィーログは、車椅子当事者だけでなく、健常者も参画し、 一緒に自分の街や旅行先で見つけたバリアフリー情報を投稿することが可能。 例えば、車椅子当事者が実際に通った道や、実際に利用したスポットなど、 ユーザー体験に基づいたバリアフリー情報が投稿されており、 世界中のバリアフリー情報をアプリで検索・投稿することができる。 車椅子ユーザーと健常者が一緒に街へ出かける街歩き体験イベントの開催 ウィーログを活用して、車椅子ユーザーと健常者が一緒に街へ出かける 街歩き体験のイベントを全国各地で開催。 このイベントを通じ、バリアフリー情報を投稿するにあたって、 バリアフリーに関する様々な課題について解決策を 自ら考えるという当事者意識を醸成するとともに、 自分たちが暮らす地域の問題点についても考えるなど、 心のバリアフリーを通じた地域活性化に貢献。 株式会社パームロイヤル 宿泊施設における多様な利用者への配慮と誰一人取り残さない夜間訓練の取組 ハード・ソフト両面での多様な利用者に配慮した環境整備  LGBTの方も含めた誰でも利用しやすいバリアフリートイレへの改修や、 誰でも分かりやすいピクトグラムの設置などハード面での環境整備を 行うとともに、社員に対するマナー研修を継続的に実施するなど、 ソフト面の取組を行うことにより、ハード・ソフト両面での 多様な利用者に配慮する取組の普及に寄与。 例:バリアフリートイレとピクトグラムの写真  定期的に行われるLGBTマナー研修の様子の写真 誰一人取り残さない夜間訓練の取組  ホテル営業中の夜間にて言葉の通じない外国人やけがをした宿泊客、 聴覚、視覚障害、車椅子の肢体不自由の方(実際に障害当事者の方が参加)を 対象とした夜間消防訓練を全国で初めて実施し、日々の防災危機管理徹底を 目的とした様々な障害のある方を安心して滞在できる観光地形成に寄与。 例:全国初の夜間営業中での消防訓練にのぞむ参加者の写真  総支配人によるクリーンスタッフへの防災危機管理研修の様子の写真 3ページ目 交通事業者の緊急時対応に関する障害当事者参画の取組 緊急時における視覚障害者に向けられた体験会や訓練を公共交通事業者が 主催しており、障害当事者が参画することにより、利用者と事業者の 相互関係が図られる取組が行われている。 全日本空輸株式会社 視覚に障がいがある人も、あんしんに。 ANAユニバーサル体験会を開催 2018年11月3日開催 視覚に障害のあるお客様の航空機利用の不安解消に向けて、 ANAユニバーサル体験会を開催しました。 体験会には、公益社団法人東京都盲人福祉協会に所属する 視覚障害のある10人の方が参加。 講師はANAグループ内で社員向けの緊急脱出研修や、 客室乗務員向け訓練の担当者、そしてユニバーサルな サービスの推進を担当する客室乗務員が実施。 体験会ホームページアドレス https://www.anahd.co.jp/ana_news/archives/2018/12/18/20181218-2.html 東日本旅客鉄道株式会社 視覚障害者、線路に触れ対処を学ぶ JR東日本安全教室 2020年10月22日開催 視覚障害者が線路に転落して死亡する事故が相次いだことを受け、 JR東日本東京支社は実際に線路や車両に触れ、 ホームから落ちた場合の対処法を身に付けてもらう体験会を品川駅で開催。 参加した視覚障害者らは線路まで下りてレールや枕木、砂利の設置状況と ホームの高さを把握。電車とホームとの隙間を確認し、 電車の先頭部分などを触って、鉄道の構造を体感した。 ホーム下の空間に潜って退避を試す人もいた。 教室記事のアドレス https://news.yahoo.co.jp/articles/2c2050618c365bb8a2ded652879c4f4912934945 東京地下鉄株式会社 視覚に障害のある高校生向け 鉄道施設体験学習会を開催 2019年3月1日開催 東京メトロと都立文京盲学校が連携し、東京メトロ総合研修訓練センターにある 模擬ホームなどを活用し、学生たちがホーム上やホーム下にある 構造物や位置関係を体感し、駅設備の仕組みを学ぶほか、 視覚障がい者向けの支援ツールを体験。 また、この体験学習会は、鉄道を安全に利用していただくことを 目的に開催されたもので2017年度、2018年度に開催した。 学習会ホームページアドレス https://www.tokyometro.jp/news/2019/195281.html 4ページ目 東北分科会 官民一体となったバリアフリーの推進(福島市) NPO法人ふくしまバリアフリーツアーセンター バリアフリー推進パッケージ 「誰にでもやさしいまち ふくしま」  福島市では、2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に バリアフリーニーズを掘り起こし、官民一体でハード・ソフト両面の バリアフリーを実践することにより「誰にでもやさしいまち ふくしま」の 実現を目指しています。  バリアフリーの推進への取り組みの趣旨・目的に賛同し、連携・協力を いただける民間事務所や団体を「バリアフリー推進パートナー」とし、 官民一体でソフト・ハード両面のバリアフリー化を促進します。 バリアフリー推進パートナー @アンケート調査等への協力 Aバリアフリー推進パートナーミーティングへの参加 Bバリアフリー推進パートナーステッカー掲示(後日郵送) Cバリアフリー事業の実践、取組事例の情報発信等 バリアフリー推進パートナー263団体 令和3年1月末現在 @保育園・学校・大学 94団体 A一般企業 70団体 BNPO法人 26団体 C行政機関 6団体 D自治振興協議会 27団体 Eその他各種団体 40団体 ふくしまバリアフリーツアーセンター 心のバリアフリー冊子の作成 福島市の「誰にでもやさしいまち ふくしま」の実現を目指して、 バリアフリーの推進に取り組む事業のひとつとして、 心のバリアフリーを学べる小学生向けの冊子を作成しました。 バリアフリー情報の収集 高齢者や障がい者、小さなお子様連れや外国人などの全ての人が 移動する際や施設利用時における利便性や安全性を向上させるために、 バリアフリー化された施設や設備、移動可能な経路などの 情報について、SNSを活用した一般参加型の情報収集など、 官民連携による取り組みを推進しています。 バリアフリー情報の発信 どこにバリアがあるかというバリア情報も外出の際には必要となり、 バリアフリー情報、もしくはバリア情報の提供により、 どの施設が利用可能・不可能といった情報を事前に把握できるよう、 バリアフリー化された施設の情報をわかりやすく提供する バリアフリーマップの更新やバリアフリー対応情報を記載できる ステッカーの提示などについて、官民一体となって取り組んでいます。 誰でも外出前や外出先で、必要な情報を施設ごとに検索しなくても 効率的に入手することが可能となり、安心して外出が出来る。 5ページ目 関東運輸局 内閣府バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰 東急電鉄株式会社 (令和元年度バリアフリー化推進功労者国土交通大臣表彰受賞者)が、 令和二年度内閣府バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰において 内閣総理大臣表彰を受賞(大手民鉄では初) 東急電鉄の主な取組み ホームドアの全駅整備計画 2014年度から整備をすすめ、2019年度末に世田谷線、 子どもの国線を除く全ての駅にホームドアまたは センサー付き固定式ホーム柵の設置が完了 バリアフリー連絡アプリの開発とその活用 介助が必要な車椅子利用者や視覚障害者の方に行っていた 駅間の連絡について、情報共有が容易かつ簡単な入力で 対応可能なアプリを開発 接客サービス選手権を活用した好事例の共有 接客マニュアルでは身につかない応用力を発揮した接客サービスを 実現するため、年に一度現場で想定される状況を踏まえた出題に対して 取組事例の共有を図り、接客サービス水準の向上を図っている。 6ページ目 北陸信越分科会 バス停のバリアフリー化に向けた新潟市の取組みについて 新潟市では、バス停にバスを隙間なく停車するための 専用縁石(バリアレス縁石)を設置することにより、 歩道とバスとの段差や隙間を解消し、誰もが安心して バスに乗ることができるようにするための実証実験を実施 バリアレス縁石とは ・側面を特殊な形状にすることで、タイヤが縁石に接触しても 衝撃がほとんどなく、バス停にバスを近づけること(正着)ができる縁石 ・縁石の一部に凹凸を設け、車両が縁石に接近すると微振動により 運転手が感知できる構造 ・国産バリアレス縁石の研究、開発は横浜国立大学 中村文彦教授、 (公社)日本交通計画協会、(株)アドヴァンスらによる取組み ・新潟市では平成27年度から実証実験を実施 ・平成28年度に国内で初めて国産バリアレス縁石を新潟市で導入 ・平成30年度以降、岡山市の後楽園前、福岡市のアイランドシティ等で導入 ・課題:正着性が確保されるためには、 バス運転手の教育など事業者との連携が必要 バス停バリアフリーの推進に向けた社会実験(令和2年度) (国土交通省道路局社会実験に採択) ・多くの路線バスが発着するバス停(新潟駅万代口バスターミナル0番線)に 試験的に導入し、路線バスの実運行の中で大型バス及び連節バスの 正着状況について把握するとともに、運用面での正着性向上策を検討 ・視覚障害者、車椅子使用者の乗車体験等を実施 実証実験見学 令和2年11月19日 ・北陸信越運輸局職員及び移動等円滑化評価会議北陸信越分科会の 一部委員により実証実験を見学 今後の導入方針 ・整備予定の新潟駅高架下交通広場等への導入を検討 7ページ目 中部分科会 視覚障害者向け新しい形の観光案内ツール実証実験 (三重県伊勢市) 視覚障害者の方が利用できる新しい形の観光案内ツールを検討するため、 株式会社リモートアシストの通信機器リモートアシストを使用し、 観光地で目の不自由な方に対する遠隔音声案内の実証実験を実施。 日時 @令和2年11月9日月曜 14時から16時 参加者16名 視覚障害者2名、大学生5名、ガイドヘルパー1名ほか A令和2年11月11日水曜 10時から12時 参加者19名 視覚障害者2名、大学生5名、ガイドヘルパー2名ほか 場所 屋外:伊勢神宮内宮前 おはらい町・おかげ横丁 屋内:神宮会館 会議室 実施者 伊勢市、特定非営利活動法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンター コースの設定 大学生が事前に調査した結果を元に、触る、嗅ぐ、聞くを楽しめる スポットを15分程度で周遊できるコースを設定。 ・木工土産物店で音の出る昔ながらの玩具に触れる。 ・干物のにおいや、威勢の良い店員さんの声を聞く。 ・お茶やお香のお店で香りを楽しむ。 ・大きなオブジェ(招き猫)を触る。など 1視覚障害者の方がウェブカメラを装着する写真 2屋内から大学生が音声案内を行う写真 3遠隔で音声案内を受け招き猫の像を触る視覚障害者の方たち写真 8ページ目(7ページ目の続き) 視覚障害者の方の意見 行動範囲が広くなったと感じた。他の場所もカメラを付けて歩いてみたい。 コミュニケーションが増えて、今まで以上に楽しかった。 カメラは軽く、装着している感覚は少ない。 大学生の意見(屋外で視覚障害者の手引き、屋内でオペレーターを担当) 初めてのことで不安もあったが、 たくさんコミュニケーションが取れて楽しくできた。 文字のサイズが小さいメニューの情報など、 画面を通じて伝えるのが難しいときがあった。 障害物やお店の情報をもっと丁寧な言い方でガイドできるようになりたい。 今後の課題 安定した通信の維持 通信が途切れてしまうときが何度かあった。特定の場所で電波状況が 不安定な可能性、また、歩きながらの通信となるため通信の負荷が 大きくなった可能性がある。開始地点変更により、比較的安定した 通信が可能となった。 カメラの撮影範囲拡張と画質向上 足元の様子が捉えられない場合が多く、手引き者が近距離のバリアに 注意を払う必要がある。また、飲食店のメニューなど、文字のサイズが 小さい場合はカメラがかなり近くまで寄らないとオペレーター側で 読みにくいことから、画質の向上が望まれる。 コミュニケーション ・オペレーター側も受けてもマイクを通じてコミュニケーションが 可能であるが、双方が同時に話すと成立しない。 一報が話し終えてからでないと、もう一方の声が伝わらない点に 留意する必要がある。 ・分かりやすい情報伝達を行うためには、オペレーターとしての 経験が必要。 「10メートル先の右手に伝統工芸品のお店がある」など具体的に伝える。 マニュアルや事例集があれば役立つと考えられる。 ・オペレーター側からの情報が無い状態のとき、通信が通信が つながっているかどうか受け手側が不安に感じるときがある。 リズムを刻む音声を常時流した。コミュニケーションの妨げや 受け手のストレスにならないリズムや音質などについて検討が必要。 9ページ目 近畿分科会 車椅子ハート調査隊による宿泊施設・ 公共交通機関のバリアフリー調査 (特定非営利活動法人滋賀県脊髄損傷者協会) 目的 障害当事者が調査収集することにより、障害当事者の目線でより正確な バリアフリー情報を収集し、多くの障害のある人に情報提供し、 社会参加の促進を図ることを目的とする。 内容 私たち車いす障害者にとって外出は不安とバリアがありますが、 「交通バリアフリー法の改正」、「だれもが住みたくなる福祉滋賀の まちづくり条例」などの整備により多くの改善がされ、 外出は容易になってきました。 しかし、まだまだ、公共交通機関のアクセス問題や宿泊施設の バリアフリー状況は厳しい面があります。2024年に滋賀県で開催される 国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会では障害を持った選手は もちろんの事、応援に来られる方も多く来県、滞在されることや 大会の準備においても宿泊施設や公共交通機関のバリアフリー情報は 重要な情報となります。調査した宿泊施設や公共交通機関の バリアフリー情報をウェブサイトで公開します。 期間と具体的な調査内容 期間 令和2年4月〜令和3年3月(調査期間は12月まで) 調査内容 県内のJR・各私鉄全駅におけるバリアフリー状況 (ハード面・ソフト面)の調査122か所 県内の主要な宿泊施設(概ね50室以上)のバリアフリー状況79か所 調査後気付いた点 一般客室で段差がなくユニバーサルルームと同等の造りで 車椅子で利用可能 トイレバスは使えるが、残念な事に和室 駐車場のフラップボックスが邪魔で車椅子がセットできない。 これでは車から降りられない。 10ページ目 近畿分科会 新型コロナウィルス感染予防チラシ・ポスターの作成 「新型コロナウィルスにかからないようにするために」 (社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会) 知的障害・発達障害者支援のために「新型コロナウィルス感染予防」に 関するチラシ・ポスターを作成 特徴 ・分かりやすいイラスト付き ・ルビ付き ・簡潔な説明 ・分かち書き 子どもにもわかりやすいと、小学校でも活用されている。 公共交通機関や建物においても、分かりやすい情報提供に工夫を。 よくあるコロナの注意書き・掲示物 ・文字ばかり ・漢字にルビがない ・表現が難しい ・情報が多すぎる 知的障害・発達障害者には理解しにくい。 11ページ目 中国分科会 バリアフリーオンラインツアーin松江 イベント概要 新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛要請等の影響で、旅行自体が 敬遠されている現状において、「バリアフリーオンラインツアー」を 実施することで、身体や健康状態に不安がある高齢者や障がい者でも、 自宅にいながら旅行気分を味わえる島根オリジナルのオンラインツアーを 体験いただき、コロナウイルス感染拡大収束後の島根県への誘客の きっかけづくりを行う。 移動手段(ノンステップバス等)や観光施設、宿泊施設等の バリアフリー状況を前もって紹介することで、安心して旅行ができるよう 情報発信。 開催日:令和3年2月7日日曜日 参加者:全国から車椅子使用者を中心に20名が参加。 ・プロジェクトゆうあい(松江 山陰バリアフリーツアーセンター)の ネットワークから、全国のバリアフリーツアーセンター約20か所へ案内 ・島根県内の障害者団体等への呼びかけ 参加費:3,000円 主催者:島根県観光振興課 企画運営:特定非営利活動法人プロジェクトゆうあい イベントの様子 ・北海道から鹿児島まで13都道県から20人が参加。 松江城や堀川などからの景色をオンライン(ZOOM)の画面上で体験。 ・スタッフが撮影した映像を通じて、参加者らはチャットをしながら 約2時間半のツアーを満喫。堀川遊覧船では、車椅子での乗船の流れを 紹介するなど、様々な場面でバリアフリー対応状況も紹介した。 ・参加者には、事前に「和菓子の手作り体験セット」などのお土産が 届けられており、オンラインで職人の話を聞きながら、味覚でも オンラインツアーを楽しんだ。 特定非営利活動法人プロジェクトゆうあい ・2004年設立。翌年から障がい者就労継続支援事業(A型・B型)を開始。 ・放課後デイサービスやバリアフリーツアーなど障害者支援の取組のほか、 市内の公共交通機関の時刻表を発行する等、公共交通の利用促進、 まちづくりにも取り組んでいる。 12ページ目 九州分科会 JR九州簡易委託駅(川南駅)の介助対応 @JR九州社員対応 車椅子の利用者が簡易委託駅や無人駅を使う際、安全教育を受けた社員を 派遣し、乗り降りの介助を行っている。 1 介助を必要とする利用者からの介助依頼 2 JR九州から利用者へ介助依頼について回答 3 無人駅に係員を派遣 4 利用者が来駅 5 係員が介助対応 係員の手配やご利用駅への連絡を必要とすることから、お客様をスムーズに ご案内させていただくために事前のご連絡をお願いしております。 当日のご連絡でも基本的に対応しております。 介助依頼は来駅時でも対応します。 AJR九州社員等以外対応 車椅子の利用者が川南駅(宮崎県)で駅係員へ依頼し、依頼を受けた駅係員は 川南町又は川南町観光協会へ電話連絡し、同町又は同町観光協会から 安全教育を受けた職員が派遣されて、乗り降りの介助を行っている。 対応時間:平日8時半から17時 時間外及び事前連絡分はJR九州係員対応 0 川南町又は川南町観光協会職員に対して安全教育 1 介助を必要とする利用者から川南駅へ介助依頼 2 川南駅より利用者へ介助依頼について回答 3 川南駅より川南町又は同町観光協会へ電話連絡 4 川南町又は同町観光協会から川南駅は職員を派遣 5 利用者が来駅 6 派遣職員が介助対応 介助依頼は来駅時でも対応します。 13ページ目 沖縄分科会 沖縄総合事務局バリアフリー化推進功労者表彰(第2回)概要 沖縄総合事務局において、国土交通分野におけるバリアフリー化の推進に 多大な貢献が認められた個人又は団体の優れた取組を広く普及させ奨励することを 目的として「局長表彰制度」を制定、県内の優れた取組を表彰。 受賞者 株式会社パームロイヤル 取組 那覇の観光ホテル「パームロイヤルNAHA」を運営。 ハード面 ・LGBTに配慮した多目的トイレの設置 ソフト面 ・同性パートナー向けハネムーンプランの造成 ・LGBTに関する社内研修の実施、 LGBTの方がより働きやすい環境にする配慮 ・日本初LGBT支援チャーターフライト運航の提案の実現 ・LGBTフレンドリーホテルとしての宿泊受入れ ・「逃げるバリアフリー」としてホテル営業中に 夜間消防訓練を全国で初めて実施 ・(一社)アレルギー対応サポートデスク沖縄にて 施設研修制度の創設に尽力 ・沖縄観光コンベンションビューローのバリアフリーワーキング委員会において、 LGBT、食物アレルギー、施設のバリアフリー化に対し多様な方々を 受け入れるよう沖縄県に提言書を提出 受賞者 沖縄都市モノレール株式会社 取組 ゆいレールを運営。 ハード面 ・モノレールの車両とホームドア間の隙間を極力少なくし、 乗り降りする際の段差を解消 ・延長区間駅のホームドア開口部の広さを、多客対応を考慮し 既存駅1600ミリから1900ミリに拡張 ・各駅の券売機等の案内を多言語化、各施設のキャッシュレス化、 トイレの洋式化 ソフト面 ・特定の駅には外国人窓口対応者を配置するなど、 海外利用者の利便性の向上 以上です。