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更新日2010年1月7日 サイトマップお問い合わせ
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踏切事故防止キャンペーン
安全で円滑な踏切道の通行を確保するために
〔構成:鉄道部安全指導課〕

「踏切事故防止キャンペーン」の実施
〜より安全・安心な鉄道輸送をめざして〜
中国運輸局管内の踏切事故は、年々減少傾向にあるものの平成20年度においては、鉄道運転事故65件のうち、踏切事故が32件と、鉄道運転事故の約50%を占めており、鉄道の安全・安心輸送における最大の障害となっています。
踏切事故の原因は、無謀な直前横断、自動車の運転誤りに起因するものが大半を占め、事故防止のためには踏切利用者の安全意識の高揚が不可欠であり、この旨を広く啓発することが重要です。

 踏切道を通行する歩行者及び自動車の運転者等に対し、踏切道の通行に際しての安全意識の高揚を図り、かつ、その継続的な実施を促すことによって、安全で円滑な踏切道の通行を確保することを目的に、中国運輸局では、毎年11月1日から10日までの間、「踏切事故防止キャンペーン」を展開しています。
 平成21年度においても、キャンペーン期間とその前に、次のような啓発活動等を実施しました。
 なお、中国運輸局管内における本キャンペーンの実施は、平成2年以来、今回で20回目となりました。
「踏切事故防止キャンペーン」イメージキャラクタ

(1)広報及び啓発
@ 幼稚園等での啓発活動
 管内5県の11の幼稚園に出向き園児や保護者を対象に、平成20年に作成したアニメーションDVDから作成した「紙芝居」を用いて、踏切の安全な渡り方などを話しました。この取り組みは平成15年から実施しており、好評を得ています。
 また、鉄道の日には、広島市内の大型ショッピングセンターに出向き来場者を対象に「紙芝居」による啓発活動も行いました。

A 踏切道での啓発活動
 JR広島駅構内の愛宕(あたご)踏切道など数ヶ所において、通行者等に対してチラシ、グッズ等の配布による踏切道での安全通行の啓発活動を行いました。

B 駅及び車内における広報活動
 事業者ごとに駅及び車内において、踏切事故防止を呼びかける立て看板の掲出やスポット放送、車内電光表示が行われました。また、広報列車(ストッピー号)・広報路面電車等の運行も行われました。

C ポスターの掲示
 警察署、広島合同庁舎、運輸局、管内の各運輸支局・軽自動車検査協会・自動車事故対策機構・自動車関係協会、駅・事業所等において、ポスターを掲示しました。

D キャンペーングッズ(踏切でのトラブル対処方法等印刷入り絆創膏)の配布
 関係機関等において、踏切通行者や来訪者へキャンペーングッズを配布しました。

E 報道機関への報道依頼
 各報道機関へキャンペーン活動に関する報道を依頼しました。

F テレビ・ラジオを通じた広報活動
 日本道路交通情報センターへ依頼し、テレビ・ラジオを通じて広報活動を行いました。

G 自治体への広報依頼
 自治体の広報等にキャンペーンの主旨の掲載を依頼しました。

H 電光掲示板の利用
 広島合同庁舎に設置されている電光掲示板を利用し、「キャンペーン実施中」の電光掲示を行いました。

(2)踏切道の安全確保
@ 踏切保安設備等の総点検
 鉄道事業者においては、踏切保安設備等の総点検及び安全塗装等の整備を実施しました。

A 訓練・講習会の実施
 鉄道事業者においては、踏切支障報知ボタンの取扱い及び取込時の脱出方法について、訓練・講習会を実施しました。

B 踏切事故復旧訓練
 JR西日本広島支社・岡山支社が岡山支社糸崎乗務員センターにおいて、合同で実施した、踏切道内で列車が乗用車と衝突し脱線した事故を想定した「列車事故総合訓練・負傷者救護活動訓練」に出席しました。
 またJR西日本米子支社が同支社の実設訓練センターにおいて、警察・消防等と連携し実施した「負傷者救護活動訓練」にも出席しました。

C 踏切道付近の整備
 鉄道事業者においては、踏切道付近における雑草木の伐採を行いました。

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