北陸地域国際物流戦略チーム第2回本部会を開催しました。
平成18年12月13日(水)北陸地域国際物流戦略チーム第2回本部会(座長:東北学院大学教養学部柳井教授)を名鉄トヤマホテル(富山市)において開催しました。
第2回本部会では、本年8月23日に開催した第1回本部会及び同年11月27日に開催した第1回幹事会の成果を踏まえ、北陸の国際物流に関する各自治体等の取組状況の紹介と以下の4点の施策について提案を行いました。
- 北陸地域の国際物流機能の改善
- 北東アジア域内の港湾取扱量の増大に対応した岸壁を整備促進するとともに、国際海上ターミナル等の物流機能を強化する。(沖待ちの解消)
- 冬季風浪や降雪等に強い港湾施設(静穏度対策としての防波堤や雪に強い港湾施設等)を整備促進する。(定時制確保)
- 港湾空港背後へ効率的な集荷・配送を可能とする高機能物流支援センターを適切な場所に配置する。(物流の効率化)
- 多様な輸送経路の対応
- 北陸地域の地理的優位性を生かすため、貨物に応じて選択可能な輸送経路の充実、北東アジアと短時間でつなぐ日本海横断航路の開設と利用促進を目指す。
- 企業の立地促進に向けた取組
- 国際物流の観点から、北陸地域への企業立地に対して魅力を向上させる取組を行う。
- 北陸地域の国際物流機能の利用促進
- 自治体や民間等が主体となって取り組むべき国際物流機能の利用促進に向けた活動を支援するため、北陸地域と中京圏を結ぶ「東海北陸自動車道」の全線開通によって背後圏が拡大し、ビジネスチャンスが到来している地域の一つである石川県においてシンポジウムを開催する。さらに、企業の物流担当者の意識改革を促すきっかけとして、北陸地域の物流データ分析レポートの提供を行う。
第2回本部会概要
- 日時
- 平成18年12月13日(水) 14:30〜16:30
- 場所
- 名鉄トヤマホテル 4階
- 次第
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- 開 会
- 主催者挨拶(北陸信越運輸局長)
- 議事
(1) 経過報告
(2) 地域毎の取り組み状況報告
(3) 北陸の国際物流機能の充実と利用促進方策の提案
(4) 意見交換
- 閉会挨拶(北陸地方整備局長)
- 閉 会
開催当日資料