ユニバーサルドライバー研修
ユニバーサルドライバー研修とは
バリアフリー研修推進実行委員会(一般財団法人全国福祉輸送サービス協会及び一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会)が開発、推進している「タクシー乗務員バリアフリー研修(通称:ユニバーサルドライバー研修)」をいいます。
同研修は、タクシー乗務員の”接遇向上”のための教育研修であり、利用者とのコミュニケーション、車いすの取り扱いや乗降時の介助方法等について実施される研修です。
ここでは、ユニバーサルドライバー研修のカリキュラムや研修の様子などをご紹介します。
また、同委員会は、国土交通分野におけるバリアフリー化の推進に多大な貢献が認められ、第6回国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰を受賞しております。
UDタクシーの普及と併せ、ユニバーサルドライバー研修が全国各地へ普及することが期待されます。
研修内容
研修期間は1日(7時間)で、研修内容は「講義」、「映像」、「討論」、「実践」とし、専門家等による講義やグループディスカッションのほか、車いすを使用した接遇・介助の実習など多岐に渡っています。
また、研修修了者には「修了証」を発行するとともに、安心して業務に取り組めるよう低廉な「賠償責任保険」への加入制度も実施しています。
研修内容の詳細等についてはコチラ(一般財団法人全国福祉輸送サービス協会)をご確認ください。
研修講師の育成
ユニバーサルドライバー研修の推進と全国への普及・定着化を図るため、研修の講師養成講座も開設されており、既に全国から多くの受講生が参加し、ユニバーサルドライバー研修の専任講師資格を取得しています。
関東管内ユニバーサルドライバー研修受講者数
関東管内においてユニバーサルドライバー研修を受講した方の数は下記のとおりです。
また、平成26年4月より公益財団法人東京タクシーセンターが実施する新規講習(東京地区の新任のタクシー乗務員の方に対する講習)に、ユニバーサルドライバー研修を組み入れることとなり、さらに年間約4,000人の方が受講対象者となります。