2026年3月23日 更新
泊食分離による宿泊業の生産性向上事業
近年、旅館をはじめとする宿泊業界では、経営者の高齢化や料理人・仲居の人材不足により、夕食提供を中心とした食事サービスが大きな負担となっています。こうした背景から、観光客の多様なニーズに十分応えられない状況が一部で生じており、特に近年増加しているインバウンド需要を十分に取り込めていないという課題が指摘されています。
今回実施した吉野町での実証事業では、期間限定の飲食店を設置し、地域の宿泊施設と連携しながら、泊食分離による宿泊事業者の負担軽減や宿泊客の利用満足度に関する効果検証を行いました。
その結果、
- 宿泊施設の業務負担軽減が期待でき、泊食分離の取り組みに一定の肯定的な反応が見られたこと
- 飲食店利用者の 9割以上が満足 との回答が得られたほか、再来訪意向度も高かったこと
一方で、夜間の交通手段や人材確保、飲食店側の夜営業への課題など、泊食分離を前提とすると、課題をあらためて確認する結果となりました。
本報告書では、効果測定の結果や地域事業者の声、他地域の先行事例の分析を通じ、今後の方向性や検討すべきポイントをまとめています。
報告書
○お問い合わせ
近畿運輸局 観光部
TEL:06-6949-6411
