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令和元年10月5日 神戸海事広報大使 神戸・みなと体験〜帆船って?帆船「みらいへ」で青い海へ!〜印刷用ページ

令和3年3月26日 (金曜日)、神戸海事地域人材確保連携協議会の主催で、「神戸・みなと体験〜「港×空港」見学〜」を実施しました。

神戸国際コンテナターミナル(KICT)で屋上からコンテナターミナルを見学し、神戸空港では駐機場や空港消防署の見学プログラムを体験しました。

当日の写真と大使の感想で、体験の様子をお届けします。

帆船「みらいへ」帆船「みらいへ」奥に見えるのは、マンションクルーズ船「The World」

(藤原 紅音さん)

私は海が好きで、コンテナにはあまり興味が無かったけど、このイベントをきにコンテナに少しきょう味をもつことができました。体験するまえは、船にどうやってにもつをのせるかすらも知らなかったので、大きなクレーンでにもつを持ち上げている所にはとてもときめきました。

2019年10月5日 ブリッジの様子帆船「みらいへ」ブリッジの様子

(東本 葉さん)
みらいへで学んだこと
船の上では皆が一つなんだ、私は「みらいへ」に乗ってそう思いました。
船の上で最初にしたのは、マストのロープを引っ張る仕事でした。
その時の私はロープを引っ張ることを甘くみていたのか予想以上に大変でした。
特に風が強い日だったのでロープが固く帆が動かしにくくなるのだとか。
一つの帆に二つ引っ張る箇所があり、二手に分かれ「ツー、シックス、ヒーブ」という最初のかけ声と同時に自分も声を合わせ、夢中に引っ張っていました。
次にバウスプリットという場所に登りました、そこは船の一番前に突き出したところで、周りに綱がありそこを渡りました。
綱がとてもしっかりしているとはいえ、足元を見ると海なので足が震えていました。
三番目は操船。
操船とは船の方向を変えるためハンドルでかじをきるのですが舵角計という船の向かう角度を表すものがあり、その数字に合わせハンドルを回します。
実際にやってみると、とっさに角度を言われハンドルを回すことはかなり難しいと感じました。
船員さんから聞いた話で面白かったのですが「みらいへ」ではなんとヤシの実の表面を使って掃除するそうです。
半分に切られた表面を触ってみるとタワシに似ていました。
行った先で手に入ったものを使うのが素晴らしいと思いました。
ロープを引くのも、操船するのも、掃除をするのも一人ではできません。
仲間と団結することの大切さを学びました。
大きな船は沢山の人の力で動いていると感じれる小さな旅でした。
SUPで学んだこと
今まで名前も知らなかったSUPは本当に楽しかったです。
最初は落ちるのが怖くて、沖の方まで出ると聞いたときは不安しかなかったし、ボードに乗って浜辺から離れた場所へ行き、海を見ると暗く深く、更に不安が増しました。
でも、しばらくするとボードを漕ぐことに夢中になっていきました。
立つときは腰を落とす、弧を描くように腕を動かす、など沢山のアドバイスを貰って一人でも立てるようになった時には、もう不安はなく心から楽しめるようになっていました。

セットセイルの様子の画像セットセイルの様子

(藤原 知橘さん)
今回のSUP体験でまず最初に驚いたのは、海水浴場がとても近いことでした。
以前住んでいた東京では海水浴場は小旅行気分で時間をかけて行くイメージでしたが、神戸では自宅の最寄駅から電車で10分程度で須磨海岸に到着しました。
須磨海岸は初めて訪れましたが、とてもきれいな白砂の砂浜に遊歩道が設けられ遊歩道に沿って海沿いを散策したくなるようなまさに白砂青松の美しい海岸でした。
椰子の木が南国気分を盛り上げますが、須磨海岸には願い事が叶う「願いの椰子の木」があるそうなので、次回行った時は願掛けをしたいと思います。
初めて体験したSUPは、ボードの上に立ち上がるとバランスを取りつつ波の動きに合わせて重心を移動させるのが難しく、何度か海に落ちてしましましたが、インストラクターの方のアドバイスで徐々に出来るようになりました。とても楽しく、時間があっという間に感じられ、またSUPをしに来たいと思いました。
自宅の近くの海は港なので、こうしたマリンアクティビティは旅行先でやるイメージでしたが、自宅から少しだけ移動するとこんなにきれいなビーチがあって、いろいろなマリンアクティビティが楽しめるのは海が身近にある神戸ならではの楽しみだと思います。
僕もこれから積極的にビーチに出かけて色々なアクティビティに挑戦してみようと思いました。

帆船「みらいへ」体験航海で学んだことは、以前、HPで拝見して「みらいへ」に乗船してみたいと思っていたので、今回海事広報大使として実際に乗船し、様々な船上プログラムを体験するという貴重な経験をすることが出来、充実した1日となりました。
最初に帆を張るところからのスタートで、自分も船のクルーの一人になれたように感じました。途中でも風向きによって帆の向きを変えたり、常に変化する自然環境に注意を払わなくてはならないのだと思いました。
また、船の操縦に関しては、操縦だけでなく大きな双眼鏡で常に船の周りに危険が無いかの確認をするなど安全な航海は一人ひとりのクルーの総力で守られているのが良く分かりました。みらいへのクルーの方々は年齢も様々ですが、みなさんニックネームで呼び合っているのはいざというとき自分たちの命を守るために全員で力を合わせるために年齢や肩書に関係なく団結できる仲間だからであり、そういう大きな視点がみらいへの言う「地球人になろう」ということなのかな、と思いました。
今回の体験で一番緊張したのは船の舳まで足元に張られたネットの上を伝い歩きするバウスプリット渡りでした。
クルーの方が「あっちに見えるのが明石海峡大橋だよ」などと話しかけてくれますが、海上は風もあり足元は網でゆらゆらで答える余裕もないくらい緊張の連続でした。
バウスプリット渡りの後は、デッキで掃除用の椰子の実を半分に切ったものを使ったゲームで盛り上がりました。
椰子の実を掃除に使うようになったきっかけの話や、足りなくなった椰子の実を渡航先のパラオで入手した話が興味深かったです。また、椰子の実を掃除やゲームに使うなど、限られた資材でいかに航海を充実させるかというクルーの方々の工夫など参考になることがたくさんありました。
クルーズやプログラムも期待以上に楽しかったですが、船員さんたちの航海や船上生活の話をじっくり聞けるような機会があればいいなと思いました。

バウスプリット渡りの画像バウスプリット渡り
集合写真体を動かし体験することで、みなさんの思い出に残る行事になりました

神戸海事広報大使

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