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神戸海事広報大使|練習帆船「日本丸」入港セレモニーに参加しました!印刷用ページ

 平成23年11月26日(土)、航海訓練所の練習帆船「日本丸」が神戸港に入港しました。その歓迎セレモニーに、海事広報大使の植松君、村下さん、井手君、井上君、人見さんが参加してくれました。
 日本丸は今年の6月と、昨年11月にも神戸港に入港していますので、この「神戸海事広報大使のコーナー」でもご紹介をしたことがありますが、同じ航海訓練所の練習帆船「海王丸」ととてもよく似ています。2隻の見た目の違いとしては、白い船体の横に描かれた「青いライン」です。日本丸は、濃い青いラインが1本なのに対し、海王丸は薄めの青いラインが2本です。他に「救命艇の色」も、日本丸はオレンジ色で、海王丸は白色と異なっていますので、覚えておいてまた2隻が入港した際にはぜひ直接見に行って確認してみてください。

日本丸


日本丸
 総トン数:2570トン
 船の長さ:110.09メートル
海王丸


海王丸 
 総トン数:2556トン
 船の長さ:110.09メートル

※独立行政法人 航海訓練所のホームページから参考引用させてもらっています。
神戸市消防艇が歓迎放水でお出迎えしています。

 岸壁にはフラッグを振ってお出迎えする人たちがいました。

 この旗は「国際信号旗(こくさいしんごうき)」といい、海上において船舶同士の通信に利用される、世界共通の旗です。岸壁の人たちが振っている2枚の旗の意味は「ご安航をいのる」(※無事故でありますように)です。
【村下さん】
 日本丸が入港してくるとき、たくさんの船員さんがヘルメットをかぶってて、ひもを投げたり引っ張ったりぐるぐるハンドルを回したり忙しそうに動き回ってました。日本丸は思っていたより大きくて、船を岸壁につけるのは大変そうでした。300本のひもが絡まないのか心配なくらいでした。
入港セレモニーでは、大使のみんなが任された役割を果たしてくれました。
記念品を贈呈する人見さんと村下さん。
花束を贈呈する植松君、井手君、井上君。
渡したときには握手をしてもらいました。
 入港セレモニーのあと、練習生の人たちがマンツーマンで付き添ってくれて、デッキ上を案内してくれました。

【井上君】
 印象に残ったことは、前に見学した「しらせ」や護衛艦(ごえいかん)とは違って、船の後ろに舵(かじ)がついていたことです。舵の形も「パイレーツオブカリビアン」や「ワンピース」みたいにまるい形だったことです。

【村下さん】
 (甲板の上を)裸足で、ヤシの実のブラシでこすってそうじすると聞いて、この前読んだ「少女海賊ユーリ」といっしょだ!!とうれしくなりました。
 ちなみに、この度入港した日本丸には男子74名、女子13名、計87名の練習生が乗船していました。
【井手君】
 僕は最初日本丸は何をするのか知らなかったけど、見学して練習船だとはじめて知りました。船で勉強をして、朝早く起きてそうじをしたり実習で学んだことをテストしたり、いろいろ大変だなあと思いました。
【村下さん】
 風の強いときはすごく揺れるみたいで、学生さんも酔うといっていました。でも自分の当番の時以外は勉強をしていると聞いて、酔いながらの勉強で本当に大変だろうなと思いました。正月明けにはハワイに行くと聞きましたが、嵐とか海賊とか私だったらいろいろ考えて心配ですが、でも「ワンピース」みたいに私も船で外国に行ってこの船で冒険するところを想像してしまいました。

 練習生のみなさん、案内してくれてありがとうございました!
 海事広報大使のみなさん、お疲れ様でした!
(写真は、神戸マイスターの子達と一緒の集合写真です。)
マストに登る練習生達。
おまけ・・・

 日本丸は、12/2(金)に出港しました。
 出港のときは、小雨がやんだ合間にもかかわらずオレンジ色のカッパを着た練習生のみなさんが登檣礼※を披露してくださいました。「ごきげんよう!」

※「登檣礼(とうしょうれい)」・・・起源はわかってないようですが、古くは16世紀のイギリス海軍の記録に既に残っている儀式で、帆船の最高の礼です。日本では、昭和28年の日本丸などに採用されたのが初めといわれています

神戸海事広報大使

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