INTERVIEW

観光で四国を

興す

観光部観光地域振興課

T係員

01

採用1年目はどのようなお仕事をしましたか?

日常的な業務では、事業者の方からの問い合わせやご相談への対応、資料の作成などを行いましたが、1番印象に残っているのは出張です。担当している事業の中に、現地調査や外国人専門家を招請するモニターツアー等があるのですが、実際に四国の観光事業者の方とお話すると、自然とモチベーションが高まり、自分ももっと頑張るぞ!という気持ちになります。1年目にも関わらず大きな仕事も任せていただけたので、日々やりがい・充実感をもって働くことができました。

02

数ある公務員の中から「運輸局」を選んだ決め手を教えてください。

まず、観光関係の業務がしたいということを軸として説明会等に参加した結果、四国運輸局と自治体の2択となりました。正直すごく悩んだのですが、四国運輸局は部署の数が多くないので様々な部署を経験しつつ観光にも携わる機会が多くあること、国ならではの規模が大きな仕事ができる点に魅力を感じました。また、説明会や官庁訪問に参加した際に、運輸局の雰囲気が和やかで良かったことは最大の決め手となりました。

03

実際に働いてみて、採用前に想像していた運輸局とギャップはありましたか?

いくつかありますが、自分の想像と大きなギャップがあったなと思うのは新規採用職員への指導の仕方です。働く前は、新人はやって覚えろ!というスタイルなのかなと想像して不安に思っていたのですが、いざ働いてみると流れや注意点を一通り教えていただいてから、じゃあやってみようという形だったので安心しました。わからないことや不安なことがあったときも、聞きやすい環境を作ってくださっているので、働きやすさを感じます。

04

就活生へ一言お願いします!

プレッシャーと戦う毎日を過ごされていることかと思いますが、少し立ち止まって休んでみたりして、体と心の健康を守りながら最後まで進んでいっていただきたいです。また、約40年ほど続けるであろう仕事なので、最終的にどの仕事に就くか決めるためには、いろんなことに興味を持って選択の幅を広げることが大事だと、自分の就職活動を振り返って感じています。もしもみなさまの選択肢の中に四国運輸局が入っていれば嬉しいです。応援しています!

観光部観光地域振興課

T外客来訪促進係長

01

観光地域振興課ではどのようなお仕事をするのですか?

観光地域振興課の仕事を一言でいうと、地域の観光振興です。
皆さんはDMOという名前を聞いたことがあるでしょうか?「観光地域づくり法人」を意味しているのですが、こちらの団体が中心となって地方の誘客・旅行消費拡大を図るための活動をしておりまして、我々はその支援業務を行っています。また主に国外からの観光旅客の来訪及び滞在を促進し魅力ある観光地の形成を目指して、管内のDMOや関係者と連携して各地域の観光資源の磨き上げを行う等、観光地域づくり及び受入環境整備をはじめとした観光地域振興に関する業務を行っています。

02

国土交通省は男性職員が多いイメージですが、働くうえで気になることはありますか?

私が入局した当時は男性が多い印象がありましたが、近年は女性の採用が増えてきて女性の割合だけでなく女性の管理職も増え、職場で女性が活躍していると日々感じています。
特に気になることはありませんが、子供が生まれた時は育休制度等も利用でき、また定時退庁日には早めの退庁を上司が促してくれて、自分のプライベートな時間や私の場合は子育てや家事等の時間を確保できているので、働きやすい職場だと思っています。

03

働くうえでやりがいを感じる瞬間はいつですか?

私は今年度実施している「サステナブルな観光コンテンツ・ツアー造成事業」の担当をしています。この事業は訪日外国人をターゲットにした新たな持続可能な観光コンテンツとツアーを造成することを目的として実施しています。自分が計画・立案段階から関わり、外部関係者等も含めた多くの方と連携しながら進めていくのはとても面白いと共に責任も感じています。事業を進める中で調整が難しいこともありますが、それをやり遂げて事業を進められた時は嬉しく思います。

04

退庁後の過ごし方を教えてください。

退庁後は家に帰ったら、ご飯を食べながら、家族の学校の話など今日あった出来事を聞いて過ごしています。家事は主人とそれぞれ役割分担し、自分にも主人にもあまり負担がかからないようにしています。

観光部観光企画課

S観光企画係長

01

観光企画課のお仕事を教えてください。

観光企画課では、主に訪日外国人の受入環境整備、旅行業・宿泊業の指導・監督等に関する業務を行っています。

受入環境整備の業務については、訪日外国人旅行者がストレスなく快適に観光が満喫できる環境整備を進めるためトイレの洋式化や多言語案内の整備といった取り組みを地方自治体とともに進めています。また、四国ならではの景観や町並み等を「四国八十八景」としてSNSなどで多方面に発信し四国の魅力向上に努めています。

02

国家公務員として四国の観光振興業務に携わることの魅力はなんでしょうか。

四国には様々な観光資源があり、各地域では地域を盛り上げようと様々な観光振興に関する事業が行われております。
私の経験談ですが、全国の地方自治体職員が集まる研修に参加した際、交流を通じて自治体職員の方々の地域に対する熱い思いを肌で実感しました。国の職員として、地域の熱意や要望を汲み取り多方面で観光振興業務に携わっていることが一番の魅力だと感じます。

03

観光庁とのお仕事もありますか?

日常的に観光庁とは連絡を取り合っています。また、訪日外国人旅行者向けの「消費税免税制度説明会」が昨年の9月にあったのですが、その際には観光庁と連携し、事業者等への説明会の周知や会場でのメディア対応などを行いました。観光庁の出先機関である運輸局は地域の観光事業者との距離が近いため、観光庁と地域の事業者を結ぶパイプ的な役割を果たしていると思います。

04

観光業務の他にどのような業務に携わりましたか?

入省後、最初の勤務地は地元の徳島運輸支局(本庁舎)でした。総務・企画観光部門に配属となり、庶務関係などの業務を2年間担当しました。その後、自動車関係の業務にも興味があったこと、地元以外で仕事がしたかったことを踏まえた希望を出した結果、概ね希望どおりとなり、愛媛運輸支局の輸送・監査部門で3年、香川運輸支局の企画観光・輸送・監査部門で1年、許認可業務や監査業務を担当することができました。

05

就活生へ一言お願いします!

観光というと華やかな仕事のイメージがありますが、その裏では民間企業や自治体、各団体等多数の人々がたくさんの努力を重ねて地域の活性化に取り組まれております。私たちもその一端として携わっていることは、大きなやりがいです。みなさんと一緒に、四国の観光業界を盛り上げる日がくることを心待ちにしています。

※所属は令和4年度現在のものとなります。