2026年1月30日 更新
北海道運輸局広報誌『北斗七星』第284号(令和8年1月30日発行) 
目次
- ジャパンモビリティショー札幌2026 出展報告
- レンタカー利用の訪日外国人に安全運転を!
〜冬道シミュレータ体験で事故防止を“全国初”実施〜
ジャパンモビリティショー札幌2026 出展報告


今回、北海道運輸局として初めてアリーナへの単独出展をいたしました。
メインテーマである「脱輪防止啓発」では、大型車のホイール・ナットの緩みを工具で確かめる体験が常に行列となり、多くの方に啓発動画も視聴いただきました。
「タイヤが外れると危ないんだよ〜」とお子さんに伝える親子の様子も見られ、「大変勉強になった」、「一番楽しかった」とのお声もいただき、啓発の意図がしっかりと伝わっていることを実感しました。

【脱輪事故防止のためのホイール・ナット点検の様子】
ブースで配布したノベルティも大好評で、クリアファイルやリーフレットが入ったトートバッグ2,500個、北海道のご当地ナンバープレート(図柄ナンバープレート)を模擬したキーホルダー約600個が完配となりました。
「知床ナンバーかわいい!」「十勝ナンバーは、いつできたの?」などの声も寄せられ、図柄ナンバープレートのPRにもつながりました。
さらに、今回初登場となった「公共交通利用促進キャラクター のりたろう」は予想以上の人気を集め、写真撮影や握手を求める方が途切れませんでした。
「のりたろうの姿が見えなくなって子どもが泣いてしまって……ずっと探していたんです」
と話してくださった方もおり、お子さんが嬉しそうに抱きつく姿も印象的でした。

先進技術を利用して安全運転に資するシステムを搭載したASV(先進安全自動車)について、パネル展示を行いました。最初は「これは何の展示?」といった雰囲気で眺めていたお客様も、「自動車に搭載されている安全運転を支援するシステムなどについて展示しています」と説明すると、
「こんなに沢山の安全装置があるんだ!」
と興味を持って展示資料を確認したり、
「これは知ってる!」
「これは昔はなかったよね」
と、ご自身の知識と照らし合わせている方もいらっしゃいました。
運転支援機能は安全運転をサポートあるいは運転を快適にするものですが、一方で機能には限界があります。機能の過信による手放し運転のような行動は危険につながりますので、自動車ユーザーの皆様は正しい知識をもって運転をお願いします。

ブースを訪れていただいた方には図柄入りナンバープレートに関するアンケートにもご協力いただき、計564名の回答が集まりました。
約70%の方が地方版図柄入りナンバーを認知している一方で、実際に自家用車に付けている方は約15%にとどまりました。しかし、今後「付けてみたい」と回答した方は約半数にのぼり、高い関心があることがうかがえました。

今後、付けてみたい図柄のアイデアとして最も支持が多かったのは「ご当地のゆるキャラがあしらわれたデザイン」(42.1%)、次いで「有名なキャラクターとのコラボ」(27.4%)となりました。
「かわいい」デザインへの一定の需要が確認され、今後の普及に向けた参考となる結果が得られました。

ご来場いただいた皆さま、ご協力いただいた皆さまに深く感謝申し上げます。 今回の成果を今後の活動に生かし、北海道運輸局では引き続き、様々な機会を通じて安全啓発に努めてまいります。

レンタカー利用の訪日外国人に安全運転を!
〜冬道シミュレータ体験で事故防止を“全国初”実施〜
北海道運輸局は1月23日、北海道警察、北海道地区レンタカー協会連合会、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)と連携し、冬季にレンタカーを利用する外国人旅行客の交通事故防止を目的とした交通安全啓発活動を実施しました。
本取組は、ニッポンレンタカー新千歳空港営業所において、北海道警察所有の交通安全教育車「ほくと号」を活用し、運転シミュレータにより日本の交通ルールや冬道での運転を事前に体験してもらうもので、全国で初めての取り組みとなります。
【背景】
● 外国人によるレンタカー利用が過去最多に
北海道における訪日外国人へのレンタカー貸渡実績は、令和7年10月に過去最高の14,656台(前年同月比24.0%増)を記録。冬季も観光需要が高く、令和8年1月以降も増加が見込まれています。
● 冬道運転に不慣れな旅行者が多数
平地での降雪が少ない台湾、韓国、香港からの旅行者が貸渡の6割を占めており、雪道運転の経験が乏しいまま運転するケースが増えています。
● 外国人運転者の重大事故が全国的に増加
外国人運転者による死亡・重傷事故は近年増加しており、直近では258件(全体の2.1%)と過去最悪の状況。また令和7年の都道府県別交通事故死者数(国籍問わず)は、神奈川(139人)、東京(134人)に次いで北海道が129人で全国ワースト3位となっています。

当日は、韓国、シンガポール、カナダ、アメリカから訪れた旅行者がシミュレータを体験しました。
<体験者からの感想>
韓国からの旅行者「エキサイティングだった。冬道の怖さがわかったので、これからの運転では気を付けたい。」
カナダからの旅行者「スピードの出し過ぎはよくないよね。スキーを楽しんでくるよ!」


2月2日(13時30分〜14時30分)には、新千歳空港国際線ターミナルにおいて、JAF主催で外国人旅行客向けに日本の交通ルールや冬道運転のポイントをまとめたチラシを配付し、さらなる交通事故防止を呼びかけます。

