北海道運輸局広報誌『北斗七星』第２３４号（令和３年６月３０日発行）

2021年6月30日 更新

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• 令和３年度「不正改造車排除強化月間（６月）」やってはダメ！くるまの不正改造
• 編集後記

　６月は「不正改造車排除強化月間」となっています。
　我が国の自動車保有台数は、令和2年10 月末現在で 8,236 万台を超えており、自動車が国民生活に欠かせない移動手段となっています が、昨年の交通事故による死者数は2,839人、負傷者数は約37万人と減少しているものの、依然として多くの方が被害に遭われている厳しい状況が続いています。　
　このような状況の中、暴走行為、過積載等を目的とした不正改造車については、安全を脅かし道路交通の秩序を乱すとともに、排出ガスによる大気汚染、騒音等の環境悪化の要因となっていることから、社会的にもその排除が強く求められています。
　特に、窓ガラスへの着色フィルムの貼付、誤認を招く灯火の色の変更、土砂等を運搬するダンプのリアバンパの切断・取外し、騒音の増大を招く 基準不適合マフラーの装着又は大型車の速度抑制装置（スピードリミッタ）の解除又は不正な改変等の不正改造を施された車両は、国民生活の安全を脅かし、他人に迷惑をかけるものとして、その排除が喫緊の課題となっています。
　国土交通省では、このような状況を改善し、車両の安全確保及び環境保全を図ることにより、国民の安全、安心を確実に確保していくため、令和３年度においても、関係省庁、自動車関係団体等と協力して、「不正改造車を排除する運動」を全国的に展開することとし、北海道運輸局では ６月を「不正改造車排除強化月間」として一層強力に取り組むこととします。
　皆様も是非、この機会に不正改造の防止についての理解を深めていただき、その排除にご協力下さい。
　詳しい情報はこちらから「www.tenken seibi.com 」
　不正改造車・迷惑黒煙車に関する情報提供は、下記までお寄せ下さい。
　「不正改造車・迷惑黒煙車情報提供窓口 」 ０１１−２９０−２７５２

☆今月号は「不正改造車排除強化月間」について紹介しました。
　クルマがあれば好きな時に好きな場所に行くことできるので、大変便利なものですよね。日々の暮らしの中では無くてはならない必需品だと思います。しかし、使い方によっては走る凶器になるとも言われています。皆さんも官用車やマイカーを運転する際には、どうぞ安全運転でお願いします。
　自動車業界では世界中で自動運転の技術開発が行われています。いずれ完全自動運転が実現して、交通事故も不正改造車もこの世から無くなる事を願いたいですね。