2021年8月31日 更新
北海道運輸局広報誌『北斗七星』第236号(令和3年8月31日発行)
目次
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令和3年度「自動車点検整備推進運動」 最後に点検した日、覚えてる?
自動車技術安全部 整備・保安課
自動車は、使用期間や走行距離に応じて劣化や故障が生じます。不具合や故障等のトラブルを未然に防ぎ、環境に優しいドライブを実現するためには、自動車ユーザーひとりひとりの、点検・整備への意識向上が欠かせません。
このため北海道運輸局では、自動車関係団体等と協力し9月(全国統一)・10月(地域独自)を『自動車点検整備推進運動』強化月間に設定して、全道各地で自動車の点検・整備の重要性を広く周知・啓発してまいります。
特に地域独自強化月間中となる10月は、重点項目として「大型自動車の車輪脱落事故防止」に取り組みますので、車輪脱落事故「ゼロ」に向けてご協力方よろしくお願いします。
さらに10月からは、衝突被害軽減ブレーキのような先進安全装置搭載車の装置の誤作動による事故等を防止するため、12ヶ月毎の定期点検項目に車載式故障診断装置(OBD)が追加されます。
安全なドライブのため、地方運輸局の認証を受けた整備工場でスキャンツールを使用したOBD点検を受けましょう!
自動車点検整備推進運動等の詳しい情報はこちらから
自動車点検整備推進協議会HP【http://www.tenken-seibi.com/】
点検整備推進運動特設サイト【http://www.tenken-seibi.com/tenken2020/】
自賠責保険・自賠責共済のご案内 「自賠責 切れていませんか?」
自動車交通部 旅客第一課
交通事故による死傷者数は年々減少傾向にあるものの、令和2年の事故発生件数は約31万件、死傷者数は約37万人と、国民の誰もが交通事故の被害者にも加害者にもなり得る極めて深刻な状況となっています。
交通事故は車社会の負の部分であり、被害者にとっても加害者にとっても悲惨な結果をもたらすものです。
自賠責保険・共済は、すべてのクルマ・バイク1台ごとに加入が義務づけられており、加害者の賠償責任を担保することで、被害者の基本的な賠償を保障する制度であり、被害者の救済を目的としています。
一人一人が、より一層自賠責制度の役割や重要性、保険金・共済金の支払いのしくみなどを十分に理解・認識することがとても大切です。
このため、国土交通省では、例年9月を「自賠責制度広報・啓発期間」として、自賠責制度の重要性・役割、無保険車運行の違法性や損害賠償により加害者家族も苦しむといった悲惨さ等を訴求し、自賠責保険への加入促進を図るための広報・啓発活動を行っています。
自賠責保険・共済なしでの運行は法令違反です!