ページトップ

[本文へジャンプ]

北海道運輸局 > 広報誌のご案内 > 北海道運輸局広報誌『北斗七星』 > 北海道運輸局広報誌『北斗七星』第247号(令和5年2月28日発行)

北海道運輸局広報誌『北斗七星』第247号(令和5年2月28日発行)印刷用ページ

2023年2月28日 更新

目次

件名をクリックすると、それぞれの記事に移動します。

北海道の訪日外国人旅行のあり方を考える
 〜第7回北海道インバウンドフォーラムを開催〜

観光部

 令和5年1月31日、北海道運輸局は北海道開発協会と共に、ポストコロナにおける北海道の訪日外国人旅行を考える「第7回北海道インバウンドフォーラム」を開催しました。

 北海道インバウンドフォーラムは、平成27年11月に、インバウンド事業情報共有サイト「北海道インバウンド・インフォ」の開設1周年を記念してスタートしました。
新型コロナウイルスの影響により、一昨年はオンライン開催、昨年は未開催となりましたが、今回は3年ぶりに、北海道内外の旅行会社、宿泊事業者、行政といった関係者、約80名にご参加をいただくことができ、会場は大いに賑わいました。

開会挨拶 北海道運輸局観光部長
【開会挨拶 水口 北海道運輸局観光部長】

 基調講演として、日本政府観光局(JNTO)市場横断プロモーション部長、伊与田美歴氏から「インバウンド観光にかかるプロモーションの方向性」と題し、2022年の訪日外国人旅行者の動向を分析した上で、今後の方向性としてサステナブルツーリズム、高付加価値旅行の推進についてご講演いただきました。
JNTO 伊与田部長
【日本政府観光局(JNTO)市場横断プロモーション部長 伊与田 美歴氏】

JNTO 講演資料


また、株式会社おてつたび代表取締役CEO、永岡里奈氏から「人手不足をキッカケに地域のファンをつくる“おてつたび”について」というテーマで、おてつたびのしくみや事例の紹介、人材不足の解消と共に地域のファンを作ることの重要性を中心にご講演いただきました。
株式会社おてつだび代表取締役CEO  永岡 里奈 氏
【株式会社おてつたび代表取締役CEO 永岡 里奈氏】
株式会社おてつだび 講演資料

 パネルディスカッションでは、観光業界の現状と、ポストコロナにおける観光のあり方について意見交換を行いました。北海道大学大学院経済学研究院、平本健太教授をコーディネーターに迎え、講演者である永岡氏、株式会社JTB北海道広域代表、阿部晃士氏、株式会社京王プラザホテル札幌代表取締役社長、池田純久氏にご登壇いただきました。
地域を知り尽くしたプロフェッショナル人材を育てること、北海道の価値を地域の人が再発見することが北海道観光の持続可能性、高付加価値化に繋がっていくなど、登壇者それぞれの立場から貴重な意見をいただき、有意義なパネルディスカッションとなりました。
パネルディスカッションの様子
【パネルディスカッションの様子】

 ご参加いただいた皆様からも「最新データに基づく、インバウンド観光の現状と方向性の話は大変説得力があり参考になった。」という感想や「“おてつたび”のような旅スタイルはニーズがあると思う。この仕組みをうまく活用できないか考えたい。」といった意見など多くの反響をいただき、皆様とともに北海道の訪日外国人旅行を考えることができたと感じております。

 令和4年10月、外国人受入に関する水際対策が見直され、次のステージが見えてきたところです。北海道運輸局では、今後も観光の発展に向けて尽力してまいります。

駐日ヨルダン大使が釧路で講演
 〜ロングトレイル活用に向け〜

観光部

 令和5年2月4日、北海道運輸局では環境省と連携して、観光シンポジウム「3つの国立公園とまちを繋ぐロングトレイルについて考える」を開催しました。

【岩城局長による冒頭挨拶】
 当シンポジウムは環境省主催の第1部、北海道運輸局主催の第2部の2部構成で開催しました。実地開催のみでの開催でしたが、関係市町村の首長の皆様や、地元ガイドや宿泊事業者、交通事業者といった様々な地域の関係者の方々にお越しいただき、100名を超える参加をいただくことができました。
【リーナ・アンナーブ閣下のご講演】
 北海道運輸局主催の第2部では、駐日ヨルダン・ハシェミット王国大使であるリーナ・アンナーブ閣下から基調講演をいただきました。閣下は世界的に有名なロングトレイル「ヨルダントレイル」の取り組みを成功に導いた立役者であり、ロングトレイルの有識者です。閣下からはヨルダントレイルの振興に向けた取り組みのご経験を通じ、地域の方々の連携の重要性についてお話をいただきました。参加者からも質問が相次ぎ、活発な意見交換となりました。
 また、あわせて、現在北海道運輸局が主体となって策定を進めている、ロングトレイルを活用したアドベンチャートラベルの推進に向けたガイドラインの素案についても説明しました。
環境省主催の第1部でも、有識者によるパネルディスカッションに多くの質問が上がり、ロングトレイルに非常に高い関心を寄せていただいていることが見て取れました。
【ロングトレイルを活用した観光−屈斜路カルデラ外輪山トレイルにて】
 道東地域、ひいては北海道の持つ豊かな自然と文化を生かすロングトレイルを活用した観光は、今後ますます注目を集めることが期待されます。北海道運輸局では、今後もロングトレイルを活用した旅行、アドベンチャートラベル全般の推進に向けて尽力してまいります。

PDFファイルをご覧いただくにはAdobe Reader(無償)が必要です。
ダウンロードした後インストールしてください。

Get Adobe Reader

Adobe Readerダウンロードページへのリンク