2026年6月30日 更新
北海道運輸局広報誌『北斗七星』第289号(令和8年6月30日発行)
目次
- 令和8年度 観光及び自動車関係功労者等表彰式を挙行しました
- 運輸防災セミナーを開催
- 運転者不足解消へ 退官自衛官に期待!
- 国内貨物取扱量日本一の「苫小牧港」で物流の重要性を高校生と大学生が学ぶ
令和8年度 観光及び自動車関係功労者等表彰式を挙行しました

令和8年6月1日(月曜日)に札幌プリンスホテル 国際館パミールにおいて、令和8年度観光及び自動車関係功労者等表彰式を挙行しました。
観光及び自動車関係功労者等表彰は、永年にわたり北海道の観光事業及び自動車関係事業の発展に貢献し、ご活躍されてきた個人または団体に対し、その功績に敬意を表して、毎年6月に北海道運輸局長が表彰状を授与するものです。
今年度は、「観光関係功労者 6名」、「自動車関係功労者139名・29事業場」、「安全性優良事業所 30事業所」、「環境に優しい自動車整備事業場 3事業場」の合計145名、62事業者(事業場・事業所)を表彰いたしました。

表彰式には、受賞者をはじめ、多くの来賓及び関係者の皆様にご列席いただくなか、井上 健二 北海道運輸局長の式辞に始まり、表彰状授与、続いて、来賓を代表して一般社団法人北海道ハイヤー協会 会長 平島 誉久 様より祝辞を、受賞者を代表して株式会社 函館小型運送 代表取締役 庭田 孝司 様より謝辞をいただきました。

【祝辞を述べる(一社)北海道ハイヤー協会 平島誉久会長】 【謝辞を述べる(株)函館小型運送 庭田孝司代表取締役】
受賞された皆様の益々のご活躍とご健勝、ならびに業界の更なるご発展をお祈り申し上げます。
運輸防災セミナーを開催
〜災害対応力の向上と連携強化を目指して〜
令和8年6月12日、北海道運輸局主催による「運輸防災セミナー」を開催しました。本セミナーは、大規模自然災害発生時における迅速かつ的確な対応を可能とするため、運輸事業者や関係機関等の連携強化と防災意識と災害対応能力の向上を目的として実施されたものです。
近年、自然災害の激甚化・頻発化が進む中、単独の事業者による対応には限界があり、地方公共団体や関係機関等と連携しながら、緊急物資輸送や代替輸送の確保を図ることが社会的使命として求められています。
当日は、札幌管区気象台から「気象台が提供する防災気象情報」、北海道開発局から「水害へ備えるために」、国土地理院から「ハザードマップポータルサイトの活用方法」について講義が行われ、参加者は最新の防災情報や実務に役立つ知識を学びました。
また、北海道運輸局による「運輸防災マネジメント」の説明では、経営トップの責務や自然災害リスク評価、訓練の重要性など、組織的な防災体制の確立について理解を深めました。
今後も、関係機関との連携を一層強化し、地域の安全・安心を支える運輸体制の構築に取り組んでまいります。

運転者不足解消へ 退官自衛官に期待!
〜退職予定自衛官向け就職説明会&運転体験会を実施〜
令和8年6月13日(土曜日)、昨年度に引き続き釧路運輸支局は、自衛隊帯広地方協力本部、北海道釧路総合振興局、北海道根室振興局との共催で、釧路運転免許試験場にて退官を間近に控えた自衛官を対象としたバス・タクシー・トラックの合同就職説明会&運転体験会を開催しました。
近年の運輸業界においては、少子高齢化や人口減少の進行に加え、路線バスの廃止や減便、タクシーの稼働率低下、「物流の2024年問題」と言われるトラック業界の輸送能力不足など、運転者不足による問題が顕在化・深刻化しています。
そんな中、自衛隊員の多くは大型の運転免許をはじめ、多くの資格や高いスキルをお持ちであり、また、規律性や安全意識の高さから、運輸業界における新たな運転者の即戦力として期待されております。
当日は、管内の駐屯地に勤務する自衛官12名、バス・タクシー・トラック事業者8社にご参加いただきました。
開会式では、釧路運輸支局の辻榮支局長、自衛隊帯広地方協力本部の佐藤本部長よりご挨拶いただきました。

【釧路運輸支局 辻榮支局長による挨拶】 【自衛隊帯広地方協力本部 佐藤本部長による挨拶】
続く合同説明会では、釧根地区バス協会、釧根地区ハイヤー協会、釧根地区トラック協会より、各業界に関する全体的な説明をいただきました。

その後、バス・タクシー・トラックの運転体験会が行われました。今回は各企業のご協力により、路線バス2台、タクシー3台、トラック2台をご用意いただき、実際に運転体験や車内設備の見学を行っていただきました。普段とは勝手の違う車両に四苦八苦しながらも、やはりさすがと言ったところ、普段から大型車両の扱いに慣れているためか、すぐに順応され、落ち着いて周囲の状況を素早く把握し、手慣れたハンドルさばきで同乗者にも安心感を与えてくれました。


お昼休憩を挟み、午後からは個別就職相談会が行われました。各企業のブースに分かれて勤務体系や待遇面など、具体的な説明が行われました。今回の説明会を通して、参加された自衛官の方々から、運輸業界は新たな就職先の候補の一つになり得るとの声も寄せられており、その可能性に注目が集まっています。また、参加企業の中には自衛官OBの方々もおり、現場での実体験に基づくリアルな声を直接聞けたことが、とても有意義な時間になったとの声もいただきました。


この度は、ご参加いただいた自衛官の皆様をはじめ、参加企業および関係者の皆様に心より御礼申し上げます。皆様のご協力により、有意義な取り組みとすることができました。北海道運輸局では、今後も関係者の皆様と連携しながら、運転者の確保に向けた取り組みを推進してまいります。
国内貨物取扱量日本一の「苫小牧港」で物流の重要性を高校生と大学生が学ぶ
〜約3割の生徒が、物流業界が就職先の一つになった!!〜
令和8年6月17日(水曜日)、苫小牧海事事務所では北海道港運協会との共同主催で鵡川高校2年生37名及び北海商科大学生6名を対象に苫小牧港湾地域の物流関係施設3カ所で見学会及び港湾荷役機械の体験会を開催しました。
この見学会の目的としては、近年、海事産業の担い手不足が課題となっており、また、港湾の仕事に少しでも興味や関心を持ってもらうことと、物流の役割や重要性についても理解を深めてもらうことが狙いで令和6年から実施しており今回で3回目の開催となっております。
物流業は、一般消費者からは見えにくい業種となっておりますが、食料品、日用品、機械製品、建設資材など様々な物資が、道路、海上、鉄道などを通じ、我々消費者に日々運ばれてきます。その重要性や社会的役割については、参加した生徒から「普段何気なく利用している商品や食品が、多くの人や高度な設備によって運ばれていることを学びました。それぞれの施設に工夫や役割があり、物流の大切さと社会への貢献について理解を深めることができました」という感想がありましたので、しっかり伝わったと思っております。
また、アンケートでは約3割の生徒が、物流業界が就職先の1つとして興味を持ってくれる結果となり、また、約9割の生徒が物流について興味を持ったという結果となりました。
【見学施設】
@ 北海道クールロジスティクスプレイス株式会社
A ナラサキスタックス株式会社物流センター
B 苫小牧港西港中央ふ頭(荷役機械見学・体験)
C 苫小牧栗林運輸株式会社及びRORO船「神明丸」
【見学会及び体験会の様子】

・今回の企業見学でいろんな物を見せてもらった。働きがいのあるものばかりだったし、安全性を守りながら仕事できる環境でやりがいのあるものばかりだったなと思いました。
・物流ではどんなものが出入りしているのかがわかった。他にも日常生活で普段その職種についていないといけない場所だったり、お客さんがみている景色と従業員がみている景色はどれだけ違うのか気になった。
・今回の見学で物流が日本にとってどれだけ大切かわかった一週間止まるだけでスーパー、コンビニへの商品が届かなくなるとか結構充実した一日だと感じた。
・とても楽しくて良い経験になったと思います。私が海運に関わることはないと思うけど物流業の方たちが私たちの生活を支えてくれていることを今日身をもって実感したので配達ドライバーさんや物流業の方に感謝して生きていきたいなと改めて思いました。
▼アンケート結果
