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北海道運輸局広報誌『北斗七星』第264号(令和6年6月28日発行)印刷用ページ

2024年6月28日 更新

目次

自衛官向けバス・トラックの運転体験会及びタクシーも含めた合同就職説明会を開催しました

札幌運輸支局/室蘭運輸支局

 北海道運輸局札幌、室蘭の両運輸支局は、自衛隊札幌地方協力本部との共催で、令和6年5月28日(火曜日)、自衛隊東駐屯地にて、バス・トラックの運転体験会及びタクシーも含めた個別就職相談会を開催しました。

 本イベントは、退職予定の自衛官に対し、バスやトラックの運転体験や、各運輸事業者(バス・タクシー・トラック)との個別就職相談を通じて、運輸業界の魅力を身近に感じてもらい、運転者不足が深刻化している本業界を再就職先の選択肢としてもらうための取組として、昨年の帯広駐屯地での開催に続き実施したものとなります。

 今回は、R7年度までに退職予定の自衛官36名に対し、事業者や業界団体等の関係者を含め総勢100名超の関係者の協力にて実施しました。

 はじめに、室蘭運輸支局長及び自衛隊札幌地方協力本部長から挨拶があり、その後、各業界による概要説明を行った後、自衛官を3班(各12人)に分け、運転体験会と個別就職相談会を並行して実施しました。


 
           【室蘭運輸支局長による挨拶】                   【運輸業界関係者による説明】

 運転体験会場では、バス・トラック事業者の協力により用意した車両6台を使用し、それぞれ現役ドライバーの説明を受けながら、1人あたり30分間の運転体験を行ってもらいました。
 バス・トラックで運転感覚が異なったり、中にはMT車が含まれていたりと、普段の車両との違いを楽しんでいる自衛官の様子が印象的でした。

 別会場では、運転体験会と並行して各団体・企業との個別就職相談会を実施しました。11のブースを設け、参加した自衛官は各業界の勤務体系等を熱心に聞いていました。
限られた時間ではありましたが、自衛官に運輸業界の魅力を伝えることができました。

 
          【運転体験会の様子(バス車内)】                    【個別就職相談会の様子】

 北海道運輸局では、今後も各地で同様の取組を実施する予定としており、各運輸業界とも連携しつつ、引き続き業界の魅力向上に向け取り組んで参ります。

トラックドライバーへの聞き取り調査を実施(トラックGメン)

自動車交通部 貨物課

 国土交通省では、トラック運送事業の輸送力不足が懸念される「物流の2024年問題」への対応として、昨年6月の関係閣僚会議において取りまとめられた「物流革新に向けた政策パッケージ」に基づき、「トラックGメン」による荷主・元請事業者への監視を強化し、トラックドライバーの労働条件の改善や取引適正化に向けた取組の加速化を図っています。

 今回北海道運輸局では、令和6年5月27日(月曜日)と5月31日(金曜日)、札幌トラックステーションと苫小牧トラックステーションにおいて、トラックドライバーを対象に「恒常的な長時間の荷待ち」「契約に含まれない附帯作業」「無理な運行依頼」など、荷主等によるトラック運送事業者の法令違反を助長する行為の有無やその内容について聞き取り調査を実施しました。

【聞き取り調査の様子】

 トラックドライバーからは「○○で長い時には3時間以上の荷待ちが発生している」「荷主が予約バースシステムを導入したため荷待ちはそれほどない」「聞き取り調査は○○で行うと効果的である」などの貴重なお話を聞かせていただきました。

 北海道運輸局では、こうした取り組みを着実に積み重ね、悪質な荷主等に対する取引環境の是正を徹底してまいります。
 荷主等によるトラック運送事業者の法令違反を助長する行為の情報がございましたら、下記の国土交通省意見募集窓口(目安箱)へお寄せください。

令和6年度 観光及び自動車関係功労者等表彰式を挙行しました

総務部 総務課

令和6年6月3日(月曜日)に札幌第2合同庁舎9階講堂において、令和6年度観光及び自動車関係功労者等表彰式を挙行しました。

観光及び自動車関係功労者等表彰は、永年にわたり北海道の観光及び自動車関係事業でご活躍されてこられた方または団体等に対して、各分野でのご功績に敬意を表し、毎年6月に北海道運輸局長より表彰状を授与しているものです。

今年度は、「観光関係功労者 2名」、「自動車関係功労者 181名・29事業場」、「適正化事業指導員 3名」、「観光をめぐる一般協力者 2名」、「安全性優良事業所 20事業所」、「環境に優しい自動車整備事業場 4事業場」の合計188名、53事業所(場)を表彰いたしました。

表彰式には、受賞者をはじめ、多くの来賓及び関係者の皆様にご列席いただくなか、井上 健二 北海道運輸局長の式辞に始まり、表彰状授与、続いて、来賓を代表して公益社団法人北海道トラック協会 会長 松橋 謙一 様より祝辞を、受賞者を代表して一般社団法人日本ホテル協会 理事 須田 貞則 様より謝辞をいただき、滞りなく閉式を迎えました。

受賞された皆様の益々のご活躍とご健勝、ならびに業界の更なるご発展をお祈り申し上げます。










物流施設体験会in札幌貨物ターミナル 2024
〜道内最大の鉄道貨物ターミナルで大学生が「物流」を体験〜

交通政策部 環境・物流課

 令和6年6月8日(土曜日)、JR貨物の札幌貨物ターミナル駅において、札幌地区トラック協会及び北海道と共同主催で大学生を対象にした物流施設体験会を開催しました。

 この体験会では、北海道最大の鉄道貨物拠点である札幌貨物ターミナル駅にて、座学により鉄道貨物の現況を学んだ後、実際に駅構内を見て回り、鉄道コンテナや機材・設備の説明を受けるとともに、フォークリフトによるコンテナの荷役作業を間近で見学することにより、貨物がどのように運ばれてくるのかを体感していただきました。


 
             【鉄道コンテナの見学】                       【フォークリフトによる荷役作業】

 また、札幌貨物ターミナル駅に併設されている札幌機関区内において、鉄道を整備している施設を見学したほか、シミュレーターを使用した貨物列車の運転体験をしていただき、同じく併設されている最新のマルチテナント型物流施設であるDPL札幌レールゲートの構内見学をすることにより、物流現場の「今」を体感してもらいました。

 
               【機関区見学】                         【DPL札幌レールゲートの構内見学】

 現在、物流業界は2024年問題をはじめ諸課題に直面しており、大きな節目を迎えているところであります。
 「物流施設体験会」では物流現場の見学を通じ、次世代を担う学生に物流産業の重要性や社会的意義を発信し、物流と地域産業に対する関心・興味の醸成を図り、物流業界へ理解を高めることを目的としております。

 北海道運輸局といたしましては、体験会に参加された学生の中から将来の物流業界を担う人材が現れることを願いつつ、今後もこのような体験会を通じて正しい物流イメージを発信し、物流産業における人材確保の推進に向けた取組を継続してまいります。

 最後に、本体験会の開催にあたりご協力いただきました関係者の皆様には、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

国内貨物取扱量日本一の「苫小牧港」で物流の重要性を高校生が学ぶ
〜約2割の生徒が、物流業界が就職先の1つとして興味を持ってくれました!〜

室蘭運輸支局 苫小牧海事事務所

 令和6年6月12日(水曜日)、苫小牧海事事務所では北海道と共同主催で鵡川高校2年生36名を対象に苫小牧港湾地域の物流施設3カ所で見学会を開催しました。
 この見学会の目的としては、現状では海事産業の担い手不足が課題となっており、港湾の仕事に少しでも興味や関心を持ってもらうことと、物流の役割や重要性についても理解を深めてもらうことが狙いとなっております。
 物流業は、一般消費者からは見えにくい業種となっておりますが、食料品、日用品、機械製品、建設資材など様々な物資が、道路、海上、鉄道などを通じ、我々消費者に日々運ばれてきます。その重要性や社会的役割については、参加した生徒から「私たちの暮らしを支える物流の大切やありがたさを知った」という感想がありましたので、しっかり伝わったと思っております。
 また、アンケートでは約2割の生徒が、物流業界が就職先の1つとして興味を持ってくれる結果となり、約5割の生徒が物流について大変興味を持ったという結果となりました。

▼【見学施設】
@苫小牧埠頭株式会社クールロジスティクスプレイス
Aナラサキスタックス物流センター
B苫小牧栗林運輸株式会社及びRORO船「神泉丸」

▼【見学会の様子】 









▼【参加者の声】
@普段は絶対行くことできない場所に行くこと出来て刺激的な体験ができた
A様々な資材を取扱い、男性だけでなく女性も機械を操縦しており、女性も活躍できる場所なんだということがわかった。
B東京で新聞をゴミに出すと苫小牧まで運ばれ、その後また新聞紙となってリサイクルされるというのがとても興味深った

▼【アンケート結果】※見学を終了し、物流業界に興味を持ちましたか?

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