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北海道運輸局広報誌『北斗七星』第278号(令和7年7月31日発行)印刷用ページ

2025年7月31日 更新

目次

令和7年「海の日」海事関係功労者等表彰式を挙行しました

総務部総務課

画像【井上局長による式辞】

 海事関係功労者等表彰は、海事関係事業でご活躍された方や、海をきれいにするための港内・海浜等の美化活動に貢献された方、海難防止の取組みに尽力された方に対して、各分野でのご努力とご功績に敬意を表し、国民の祝日「海の日」にあわせて授与しているものです。
 令和7年7月29日(火曜日)に小樽地区で表彰式を挙行したほか、全道各地で表彰をしております。


        小樽地区  : 北海道運輸局長表彰7名
        函館地区  : 北海道運輸局長表彰2名
        稚内地区  : 国土交通大臣表彰1名、北海道運輸局長表彰5名
        室蘭地区  : 北海道運輸局長表彰5名
        苫小牧地区 : 北海道運輸局長表彰21名
        釧路市区 : 北海道運輸局長表彰6名
        根室地区 : 国土交通大臣表彰1名、北海道運輸局長表彰1名

 津波警報の発令により、残念ながら表彰式が中止となった地区もございましたが、受賞された皆様の益々のご活躍とご健勝、並びに業界の更なるご発展をお祈り申し上げます。
 
 
【小樽地区表彰式 会場】

【海の月間】 夏の海を満喫!2025マリンフェスタin小樽を開催しました!

海事振興部 旅客・船舶産業課

 毎年7月の第3月曜日は、「海の恩恵に感謝するとともに海洋国家日本の繁栄を願う日」である国民の祝日「海の日」です。また、海の日を含む7月1日からの1ヶ月を「海の月間」と位置付けており、海に親しむマリンフェスタ、体験航海、船舶や灯台の一般公開など海や船に関する様々なイベントが全国各地において開催されています。
 

 小樽では7月13日(日曜日)に「マリンフェスタ2025in小樽」が開催され、多くの来場者で賑わいました。
 「マリンフェスタ2025in小樽」は小樽築港臨海公園水域、小樽港マリーナ(小樽海の駅)、新日本海フェリーターミナルなどの会場で、様々な海に間する体験ができる他、音楽ライブや花火大会など、大人から子供まで1日中、楽しめる海の祭典です。
 
 
【小樽港マリーナ(小樽海の駅)】

 北海道運輸局は小樽港マリーナ(小樽海の駅)の総合窓口のスタッフとして参加し、会場の案内やパンフレット、関連グッツの配布などを行いました。また、小樽築港臨海公園水域では水上オートバイ体験乗船やカヌー乗艇体験会が行われ、水面を高速で駆け抜ける水上オートバイの爽快感やゆっくり水面を移動するカヌーの楽しさを体感いただきました。

 

 

 当日は好天にも恵まれ、各会場は大いに盛り上り、小樽の夏の海を存分に満喫いただけるイベントとなりました。

フェリーに乗って海・船員を学ぼう 〜体験航海&利尻島見学〜

旭川運輸支局 稚内庁舎

画像【利尻島の鴛泊港で記念撮影】

 旭川運輸支局稚内庁舎は令和7年7月18 日(金曜日)に(公財)日本海事広報協会の協賛とハートランドフェリー(株)等の協力により、稚内港小学校5年生11人を対象とした「フェリー体験航海・利尻島見学」を開催しました。  
 四面を海に囲まれた私たちの暮らしは船によって支えられているものの、船を動かす船員の高齢化が進み、将来的な船員不足が危惧されております。この取り組みは、稚内〜利礼航路に就航しているカーフェリーへの体験航海により、小学生の段階から海に親しみ、船の役割や船員という仕事に興味を持ってもらうことを目的としております。
 

 

 児童らは稚内港を出港後、ハートランドフェリー (株)のご協力のもと「ボレアース宗谷」(3,578d)コクピットであるブリッジを見学し、船員からレーダー等の機器類の説明を受けた他、船長の制服を着て記念撮影などを行いました。船舶の機器類に興味津々の児童もおり、船員を質問攻めにする一幕もありました。
 

 鴛泊港では利尻富士町のマスコット「りっぷちゃん」に歓迎をしていただき、児童も大喜びをしておりました。その後、バスで利尻島を見学しました。
 
体験航海後のアンケートでは、
 「普段は入れない場所を見学することが出来て良かった。」
 「船に乗るのはドキドキした。予想以上に揺れなかった。」
 「船の操舵室の中にはレーダーやコンパス等たくさんの機械があって凄かった。」
などの感想が寄せられており、多く児童が船舶に興味を持った様子でした。
 旭川運輸支局は、引き続き関係者と連携し、運送業界の人材確保を目的とした様々な取組を行ってまいります。

札幌貨物ターミナルの現場を体験! 〜大学生向け物流施設体験会を開催〜

交通政策部 環境・物流課

画像

 令和7年6月21日(土曜日)、JR貨物の札幌貨物ターミナル駅において、(一社)札幌地区トラック協会及び北海道との共催で大学生を対象にした物流施設体験会を開催いたしました。

 現在、物流業界は諸課題に直面しており、特に労働力不足が顕著となっております。この物流施設体験会では物流現場の体験を通じ、次世代を担う学生に物流業界に対する興味・関心の醸成を図り、理解を高めることを目的としております。
 当日は、鉄道貨物の現況や会社概要等の座学後、北海道最大の鉄道貨物拠点である札幌貨物ターミナル駅の構内で、フォークリフトによる鉄道コンテナの荷役作業を見学し、貨物がどのように運ばれてくるのかを視覚的に学んでいただきました。
 


【鉄道コンテナの見学】 


【フォークリフトによる荷役作業】

 また、札幌貨物ターミナル駅に併設されている札幌機関区内において、シミュレーターを使用した貨物列車の運転体験を行い、安全な走行を行うことの難しさや重要性を体験他、天候の影響を受けずに作業が可能となる最新のマルチテナント型物流施設の「DPL札幌レールゲート」の構内を見学しました。
 
 
【DPL札幌レールゲートの構内見学】

 物流施設体験会後、参加した学生8名にアンケートを実施したところ、5名から「就職先として考えている(就職活動の参考としたい)」といった旨の回答がありました。中には「就職先として物流業界は、現代社会を生きる上で必要な意識と視点が身につく業界と考える」、「今回の体験を通して、物流業界に直接的に関わりたいと強く思った」等の回答もあり、普段見ることの出来ない物流の現場を体験することで、物流業界に対する興味・関心が高まったことが伺えます。

 北海道運輸局としては物流施設体験会に参加した学生の中から将来の物流業界を担う人材が現れることを願いつつ、関係機関等と連携し、人材確保の推進に向けた取組を継続してまいります。
 最後に、当体験会開催にあたり、ご協力いただきました関係者の皆様には、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

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