2025年6月8日 更新
先輩職員インタビュー

その1 令和6年度採用 鉄道部 計画課
数カ月かけて行っていた事案が認可となったときは、大きなやりがいを感じます

■現在担当されている業務内容
私は現在、北海道内における索道事業(スキー場のリフトやロープウェイ等)関係の業務や部内の庶務業務を行っています。索道事業関係では鉄道事業法に基づき、許認可、届出に関する業務を担当しています。
■職場の雰囲気
上司の方々は採用時から現在まで業務について変わらず優しく丁寧に教えていただいています。ただ教えてくれるだけでなく、イレギュラーな事案には一緒に考えてくれる等、とても業務に集中しやすい雰囲気、成長できる環境です。先輩や同期とは昼食を一緒に食べたり、近況を気軽に共有できるなど良い関係を築けています。
■業務においてやりがいを感じたこと
索道事業に関しては、道内すべての事業者を担当しているので、まずそのスケールの大きさにやりがいを感じます。また、事業者との打合せや書類の審査を数カ月かけて行っていた事案が認可となったときは、大きなやりがいを感じます。
■北海道運輸局のイメージ
採用前は自動車系の手続きをする国の機関といったイメージでしたが、採用後は自動車だけでなく観光、鉄道、海事系と名のとおり運輸に関する幅広い部門に携われることが分かりました。
■北海道運輸局を志望したきっかけ
ホームページやパンフレットを見たり、実際に業務の説明を受けていく中で、社会の基盤となっている運輸関係の業務に興味を持ち、携わりたいと思ったことがきっかけです。
■今後、チャレンジしたい業務
現在担当している索道事業関係に今後も携わっていきたい気持ちがありますが、日常生活で今まであまり馴染みの無かった海事系の業務にも興味があります。
様々な分野にチャレンジし、多くの経験を積んでいきたいです。
その2 令和6年度採用 交通政策部 交通企画課
官庁訪問の際、職場の雰囲気が非常に良く働きやすい環境と思いました

■現在担当されている業務内容
私は現在、地域公共交通を確保・維持するため、地域間交通ネットワークと密接な地域内のバスやタクシーの運行について支援している、補助金の審査を担当しております。
■職場の雰囲気
上司の方は、不明点や判断に迷うことがあればすぐに相談でき、どんな質問にも丁寧に教えてくださり、いつも助けていただいております。同期とは気軽に相談でき、お互いの近況を共有できる良い関係性を築いています。
■これまで、業務においてやりがいを感じたこと
自分が補助金の審査に関わったバスが、運行しているところを見た際はとてもやりがいを感じました。
また、少しずつ業務を覚えていき、新たな業務や事案に学んだことを活かせたときはいつもやりがいを感じています。
■北海道運輸局のイメージ
採用前は、バスやタクシーといった乗り物を管理するところという、漠然としたイメージでいましたが、鉄道、船舶、観光など、思っていたよりもずっと多くの業務に携わることができると知りました。
■北海道運輸局を志望したきっかけ
官庁訪問の際、職場の雰囲気が非常に良く働きやすい環境と思ったことと、北海道運輸局の業務が多岐にわたっていることを知り、多様な経験ができるのではないかと興味を持ったことがきっかけです。
■今後、チャレンジしたい業務
現在携わっている業務をより深く学びたい気持ちもありますが、観光や海に関する業務など、様々な分野にチャレンジし、多くの経験を積んでいきたいです。
その3 平成20年度採用 海事振興部 貨物・港運課
1つの分野にとらわれることなく、多様な分野の業務を経験できることが魅力です

■運輸局に入局したきっかけ・理由
高校生の頃、周りは将来に向けて進路が決まる中、これといってやりたいことも見つからずに 焦っているとき、ふと目にとまったのが公務員系の専門学校でした。
公務員に係る予備知識もなく、「公務員=安定」という漠然としたイメージしか持っていない私に対して、最初に内定をいただいた北海道運輸局に縁を感じて入局させていただきました。
■現在の業務内容
海事業務7年、自動車登録業務6年、人事業務4年の経験を経て、現在は海事振興部貨物・港運課に配属です。
現在の業務内容は、主に港湾運送事業及び内航海運業に係る許認可届出業務が中心ですが、その時代に応じた問題解決に向けて、本省や他官庁、地方自治体、管内運輸支局・海事事務所の皆様と連携を密に図りながら業務を行うこともあります。
■これまで携わった中で印象に残っている仕事
PSC(Port State Control)といって、外国籍船舶への監督業務があるのですが、条約違反船舶を初めて拘留したことが一番印象深いです。安全確保のためには国際物流を止めてまでも欠陥が是正されるまで拘留することとなり、職務の責任の重さを痛感させられる経験でした。
乗組員は基本外国人であり、英語から逃げてきた私にとっては、大きな壁でありましたが、先輩等からの親切な指導や全国のPSC官とも苦労を共有しながら成長できたことは私の財産です。
■北海道運輸局の魅力
運輸局は多岐にわたる交通モードを扱っているので、1つの分野にとらわれることなく、多様な分野の業務を経験することができるのが魅力の1つです。
交通は日常生活と密接不可分であり、「自分の仕事ってここに繋がっているんだ」という新たな気づきも生まれ、それがやりがいや面白さになると思います。
■国家公務員を目指す方へのメッセージ
具体的な国家公務員像をイメージできずに漠然と目指している方もいるかもしれませんが、全く心配する必要はありません。
私自身もそうでしたが、職場の先輩後輩同僚に支えていただきながら、おかげさまで充実した日々を過ごせております。公務の現場に踏み出すことでしか見えない景色がきっとありますので、まずは勇気を持って一歩踏み出してみてください。
そこには支えになってくれる先輩職員がおりますので、一緒に働けることを楽しみにしております。