Q: トラック運転手になるには?
A: 運転する車両の大きさ等により、必要な運転免許が普通免許、準中型免許、中型免許、大型免許に
分かれています。中型免許は普通免許を取得した後2年以上、大型免許は普通免許を取得してから
3年以上の運転経歴が必要です。一部の会社では免許取得費用を支援する取組みも行われています。
なお、18歳以上で取得可能な「準中型免許」は、平成29年3月12日から新たに導入されました。
詳しくは、(公社)全日本トラック協会が作成したパンフレット「準中型免許Q&A」をご覧下さい。
ドライバーになるには(Q&A)
【トラック】
Q: 収入や労働時間は?
A: 厚生労働省の平成28年賃金構造基本統計調査によると、以下のとおりとなっています。
○営業用大型貨物自動車運転者
・所定内労働時間:178時間/月
・超過労働時間 : 39時間/月
・月額収入 : 348,600円
・年間賞与 : 290,000円
・年間収入 : 4,473,200円
○営業用普通・小型貨物自動車運転者
・所定内労働時間:175時間/月
・超過労働時間 : 32時間/月
・月額収入 : 308,500円
・年間賞与 : 291,200円
・年間収入 : 3,993,200円
※年間収入は、決まって支給する現金給与額×12ヶ月 + 年間賞与その他特別給与額により計算。
【バス】
Q: バス運転手になるには?
A: 大型二種免許の取得が必要です。大型二種免許の取得には、普通免許を取得した後、3年以上の
運転経歴が必要です。普通免許しか持っていない方は、バス会社が免許取得費用を負担する養成
制度を活用して、大型二種免許を取得することも可能です。
入社後は、運転技術はもちろん、社内装備品の操作方法や接遇訓練、関連する法令について
約1ヶ月半の基礎訓練を終えてから、営業所に配属となります。配属後は、実際に運行する路線
ごとの特性を踏まえた、より実践的な訓練が行われます。
Q: バス運転手のやりがいは?
A: バス運転者に対するアンケート調査(平成26年4月25日国土交通省自動車局)によれば、
バス運転者の70%が「職業に誇り」を感じていると回答しています。
やりがいとしては、「お客様の感謝の声」が62.3%、「大型車両を運転しているかっこよさ」
(18.3%)、「我が国の人流を支える社会的意義」(16.2%)等があげられています。
Q: 収入や労働時間は?
A: 厚生労働省の平成28年賃金構造基本統計調査によると、以下のとおりとなっています。
・所定内労働時間:169時間/月
・超過労働時間 : 41時間/月
・月額収入 : 322,600円
・年間賞与 : 612,300円
・年間収入 : 4,483,500円
※年間収入は、決まって支給する現金給与額×12ヶ月 + 年間賞与その他特別給与額により計算。
【タクシー】
Q: タクシー運転手になるには?
A: 普通二種免許の取得が必要です。普通二種免許の取得には、普通免許を取得した後、3年以上の
運転経歴が必要です。普通免許しか持っていない方は、タクシー会社が免許取得費用を負担する
養成制度を活用して、普通二種免許を取得することも可能です。
また、東京(23区及び三鷹市・武蔵野市)、神奈川(横浜市、川崎市、横須賀市及び三浦市)と
大阪の特別な地域でタクシー運転手になるためには、地理試験に合格することが必要です。
主な道の名前や施設名などが出題されます。
Q: タクシー運転手の魅力は?
A: タクシーは、お客様との距離が近い仕事であり、多くの運転手が、お客様から「ありがとう」と
いう言葉をもらった時にやりがいを感じています。また、自身の努力と裁量、工夫で仕事ができ、
その成果が待遇に反映される仕事です。
Q: 収入や労働時間は?
A: 厚生労働省の平成28年賃金構造基本統計調査によると、以下のとおりとなっています。
・所定内労働時間:169時間/月
・超過労働時間 : 24時間/月
・月額収入 : 262,500円
・年間賞与 : 150,800円
・年間収入 : 3,300,800円
※年間収入は、決まって支給する現金給与額×12ヶ月 + 年間賞与その他特別給与額により計算。