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運航労務監理官の仕事


  運航労務監理官は、次のような業務をおこなっています。

運航管理業務 旅客船や貨物船における事故を未然に防ぎ、乗船者の安全を確保するために
会社の運航管理体制が正しく整備・運用されているか、監査を行います。

特に、年末年始・夏休期間中などの繁忙期の前には、
船舶や旅客船ターミナルにおいて安全総点検を実施し、不備な点があれば
是正を指示します。
船員労務監査 船員法に定められた労働条件が守られているか、船員の安全で快適な労働環境が
整備されているかをチェックするために労務監査を実施します。

特に定員不足の船舶については、即時定員補充の命令をします。
是正命令に従わない船舶については、即刻航行停止命令を課します。

海難事故や労働災害が発生した場合には、特別監査により事故の原因究明や
分析を行い、重大な違反があった場合には検察庁への送検も行います。

同様の事故が繰り返されぬよう、講習会の開催や訪船指導を通じて、
船舶所有者や乗組員の安全衛生意識の向上にも取り組んでいます。




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