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MaaSの取組印刷用ページ

 九州運輸局では、ICTを活用した新たなモビリティサービスの活用により、都市・地方が抱える交通サービスの諸課題を解決することを目指したMaaS(※)の取組を推進しています。コロナ禍においては、混雑を回避した移動や、パーソナルな移動など、with/afterコロナにおける新たなニーズへの対応も求められております。ここでは、九州管内の自治体や事業者が行っているMaaSの取組を紹介と、国の支援制度など、お役に立つ情報を掲載しています。是非とも、参考にしていただければ幸いです。

※MaaS(マース:Mobility as a Service)とは、地域住民や旅行者一人一人のトリップ単位での移動ニーズに対応して、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービスであり、観光や医療等の目的地における交通以外のサービス等との連携により、移動の利便性向上や地域の課題解決にも資する重要な手段となるものです。

新着情報

九州MaaSグランドデザイン策定

令和4年6月の第41回九州地域戦略会議において設立を承認され、九州運輸局もオブザーバーとして参画する「九州MaaSプロジェクト研究会」(事務局:九州経済連合会・九州旅客鉄道・西日本鉄道)で検討しておりました「九州MaaSグランドデザイン」が、令和5年5月31日開催の第43回九州地域戦略会議で承認されました。
これを受け、今後は、本グランドデザインに沿って、準備組織で「九州MaaS」実現に向けた具体的検討と準備を進め、令和6年4月から夏頃にかけてのサービス提供開始を目指してまいります。
「九州MaaSグランドデザイン」の詳細は、下記九州経済連合会ホームページをご参照ください。

●九州経済連合会(外部リンク)
https://www.kyukeiren.or.jp/committees_activity/464


SAGA Mobility LABO(佐賀県)

 さがMaaS事業実行委員会が、令和3年12月14日に「SAGA Mobility LABO」を発足し、佐賀県の移動について検討を進めるとともに、令和4年1月11日より、マルチモーダルモビリティサービス「my route」の導入を開始しました。マルチモーダルルート検索を始め、バスの乗り放題と地域クーポンがセットになったデジタルチケットの販売等の取組が実施されています。
 当プロジェクトでは、MaaSを推進するとともに、多くの交通事業者が参画し、みんなで佐賀県の交通を考え、アイデアを出し合っていくことを目的としております。
(外部リンク) SAGA Mobility LABO HP

九州管内のMaaSの取組一覧

 国土交通省においては、過疎地における移動手段の確保や観光地での二次交通の確保といった地域の課題解決にも資する重要な手段として、MaaSの早急な全国普及を図ることとしています。更なるMaaSの普及を図る観点から、地域特性に応じたMaaSの実証実験を行う事業(日本版MaaS推進・支援事業)を選定、支援をしています。九州管内においては、下記事業を実施しています。
 (外部リンク) 国土交通省HP 日本版MaaSの推進

・よかまちみらいプロジェクト(福岡県糸島市)
 (外部リンク) よかまちみらいプロジェクトHP

・宮崎県におけるMaaS実行委員会(宮崎県)
 (外部リンク) my route宮崎HP