海事代理士になるには!
海事代理士とは、他人の委託を受け、運輸局・法務局・都道府県等の行政機関に対して、海事関係法令の規定に基づく手続(例えば、@船舶の登記・登録・検査などの申請、A海技免状の交付・更新手続きの申請代理、B海上運送事業等の許認可などの申請代理等)をしたり、これらの手続きに必要な書類を作成する「海に関する法律手続の専門家」です。海事代理士になるには、海事代理士試験に合格し、海事代理士として登録することが必要です。
1. 試験の内容
(1)筆記試験- 一般法律常識:憲法、民法、商法(第3編「海商」のみ対象)
- 海事法令(専門的問題)
(2)口述試験
- 海事法令:船舶法、船舶安全法、船員法、船舶職員及び小型船舶操縦者法
2. 試験場所
(1)筆記試験 : 全国各地 (運輸局所在地)(2)口述試験 : 東京都 国土交通省
3. 受験資格
学歴、年齢、性別などの制限はなく、誰でも受験できますが、試験に合格しても海事代理士法第3条 に定める欠格事由に該当する人は、海事代理士になることはできません。
4.問い合わせ
〒812-0013
福岡市博多区博多駅東2-11-1 福岡合同庁舎新館
九州運輸局海事振興部旅客課
TEL 092-472-3155