海事振興部

旅客課/九州の旅客船事業


 「離島をぶらり」
福 江 島(ふくえじま)

堂崎教会
1.福江島の紹介
 福江島は、長崎西方の海上に浮かぶ大小140余りの島々からなる五島列島の中で最大の島で、クルスの島「五島」のシンボルとも言うべき堂崎天主堂や、かつて、の面影を偲ばせ五島藩一万二千石の城下町跡などの史跡に加え、日本一美しいとされる砂浜で有名な高浜海水浴場、「九州本土で最後に夕陽が沈むところ」でも有名な大瀬戸断崖など、歴史・自然に恵まれた豊かな島です。
 
堂崎教会
高浜海水浴場
2.福江島を観る
・鬼岳
 鬼岳は、福江のシンボルとも言われ、山肌は青々とした芝生に覆われ、頂上からは市街地が一望でき、天文台や特産品の販売所などの施設も充実しています。
 
・堂崎天主堂
 明治12年フランス人宣教師マルマン神父により木造の教会堂として建てられ、その後着任したペルー神父によって明治41年に現在のレンガ造りの教会堂として完成しました。現在は、弾圧の歴史や資料を展示する資料館として一般公開されています。
 
・高浜海水浴場
 輝くほどの白銀色の砂浜を取り囲むように連なる山々の深い緑、波打ち際から水色、青色、沖合は藍色となって、まばゆいくらい美しく、また、日本最西端に位置し、日本で一番最後に沈む夕日を眺めることができます。沖に浮かぶ嵯峨島や水平線を真っ赤に染めながら落ちていく大きな夕日は、雄大です。
 
高浜海水浴場


カットッポ
3.福江島を体験する
・福江武家屋敷通りふるさと館
 市指定史跡「福江武家屋敷跡」に建設されており、城下町の模型や写真パネル等の展示がされています。また、バラモン凧作り、草木染めと織りの実演や体験が可能です。
 
・カットッポ
 ハコフグを使った郷土料理を地元の人は「カットッポ」と呼んでいます。ハコフグの肝を取り出し、ネギのみじん切りと味噌、酒、みりんでなじませ、生き姿のまま内臓を抜いた腹の中に、それを再び詰め込んで炭火で焼き上げたもので、秋口が一番の食べごろの高級珍味の一つです。
 
カットッポ


※このページは、(財)日本離島センター発行の「日本の島ガイドSHIMADAS(シマダス)」(1998年)の内容の一部を転載したものを含んでいます。このページの一部または全部を無断で複製することはできません。

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