2024年12月6日 更新
旅客課/九州の旅客船事業
【定期航路と離島航路】 九州は、約1万q(全国の約29%)の海岸線に囲まれ、かつ多くの離島(全国の約36%)を抱えているため、海上輸送が盛んです。 令和5年4月現在、九州には123の旅客定期航路が運航し、1,571万人の旅客と387万台の車両(令和4年度実績)を運んでいます。 また、九州の旅客定期航路のうち、83航路が離島航路で、島民や生活物資の輸送に欠くことのできないものとなっています。 |
令和2年5月から鹿児島〜三島〜枕崎間に就航した「フェリーみしま」
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【長距離フェリー航路】 九州と京浜、阪神を結ぶ長距離フェリー航路(航路距離300q以上)は、国内陸上輸送のバイパス的役割を果たしており、令和5年4月現在、東九州を中心に9航路22隻の大型カーフェリーが就航し、142万人の旅客と125万台の車両(令和4年度実績)を運んでいます。 また、長距離フェリーは、物流の効率化はもとより、CO2削減など地球環境問題にも対応したモーダルシフトの担い手として、その役割が期待されています。 |
【対外旅客定期航路】 九州は、韓国や中国に近いという地理的優位性から対外旅客定期航路(日本と外国の間を定期的に運航する航路)が充実しています。なかでも韓国との間には3区間にフェリー3隻、高速船3隻が就航し、年間5.7万人の旅客(令和4年度実績)を運んでおり、そのうち約75%が韓国人の利用となっています。 |
【海上横断ハイウェイ航路】〜湾内横断航路〜 |
九州には、有明海や鹿児島湾を横断するバイパス航路が開設されており、観光客や生活産業物資の輸送等に大きく貢献しています。 |
熊本〜島原間を就航する「オーシャンアロー」(左)「レインボーかもめ」(中央)、長洲〜多比良間を就航する「有明きぼう」(右)。 |
(業務内容の紹介) T 海上運送事業 海上運送事業(船舶運航事業、船舶貸渡業、海運仲立業及び海運代理店業)の運営を適正かつ合理的なものとすることにより、海上運送の利用者の利益を保護するとともに、海上運送事業の健全な発達を図り、もって公共の福祉を保護することを目的としています。 |
U 離島航路補助 |
◇離島航路事業関係申請書等 |
V 海事代理士 |
◇海事代理士試験 ◇海事代理士業関係申請書 ◇審査基準及び標準処理期間 |
W 海事振興 |
◇「海の日」・「海の月間」 |