海事振興部

旅客課/九州の旅客船事業


 「離島をぶらり」
伊 王 島(いおうじま)

伊王島灯台
1.伊王島の紹介
 伊王島は、長崎の中心地から南西約10km、長崎港から高速船で19分のところに位置する島です。伊王島町は南北に連なる二つの島、伊王島と沖之島からなっており、3つの橋で結ばれています。昭和10年に石炭が発見され、昭和16年には炭鉱が開かれ、昭和47年までは炭鉱で栄えたが、閉山後人口が激減しました。その後、豊かな自然とリゾート施設の拡充をはかり、「リゾートの島」として親しまれています。
 
伊王島灯台

やすらぎ伊王島
2.伊王島を体験する
・長崎温泉 やすらぎ伊王島
 7.7ヘクタールの広大な敷地に4つのホテル・天然温泉・エステ・テニスコート・レストラン・宴会場・キッズガーデンなどを完備したリゾートホテルです。中でも100%源泉かけ流しの天然温泉は、九州でも珍しい酸素風呂が自慢で、宿泊・日帰りともに充実したひと時を過ごすことが出来ます。
 
・伊王島海水浴場「コスタ・デル・ソル」
 「コスタ・デル・ソル」とは、スペイン語で「太陽の海岸」を意味するきめ細やかな白い砂浜が続く、美しい海水浴場で、休憩所やシャワーも完備されています。
 
やすらぎ伊王島

沖之島天主堂
3.伊王島を観る
・沖之島天主堂
 昭和6年の現在のゴシック式天主堂が建立され、大天使ミカエル天主堂と名づけられました。伊王島のシンボル的存在で、最近は夜の伊王島を演出すべくライトアップされています。また、国の登録有形文化財となっています。
 
・伊王島灯台
 灯台は、慶応2年(1866年)、日本が米・英・仏・蘭の4ケ国と江戸条約を結んだ時に設置された全国8つの灯台のうちの一つです。当時、日本最初の六角形の鉄製洋式灯台でしたが、原爆の爆風で破損、改装されたが、天井のドームはしのまま使用されており、当時の面影を偲ばせています。また、長崎県観光百選の地に選定されています。
 
 さらに、近くには、伊王島灯台吏員の宿舎して使用されていた、明治初期に建てられた洋風無筋コンクリート造りの建物を整備した灯台記念館があります。また、長崎県指定有形文化財として指定されています。
 
沖之島天主堂
4.伊王島の詳しい情報
・あっ!とながさき:www.at-nagasaki.jp/
・長崎温泉 やすらぎ伊王島:www.ioujima.jp/
・交通手段(長崎汽船):www.nomo.co.jp/


※このページは、(財)日本離島センター発行の「日本の島ガイドSHIMADAS(シマダス)」(1998年)の内容の一部を転載したものを含んでいます。このページの一部または全部を無断で複製することはできません。

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