船のできるまで
海事振興部
船舶産業課
船のできるまで
|
■設計
船は、船主の要求に基づき受注生産されるため、船ごとに大きさ・形・性能等が異なり、設計も一隻ごとに行います。近年は、コンピューターによる設計作業が多く行われています。 |
■材料加工
設計図にしたがい、鋼板の上に加工のための線や印を付けます(マーキング)。 ボール盤で穴をあけたり、ガス切断機を使って部材を切断します。最近では、マーキング、切断を自動で行うNC自動切断機も多く使われています。 |
■曲げ加工
その後、ローラーやプレス等により曲げ加工します。 |
■ブロックの組立
加工された部材の小組立(数トン程度)を行い、さらに中組立(数十トン程度)と、クレーンの力量に合わせてブロックを大型化します。 |
■ブッロクの搭載
組み立てた船体ブロックは、クレーンにより、船台・ドックに搭載し、ブロックとブロックを結合して、船体を組み立てていきます。 |
|
■艤装
エンジン等の機器(舶用機器)を据え付け、居住設備等の内装工事を行い、船ができあがります。 |
■完成・引き渡し
完成した船は、設計どおり航行できるかどうか、海上試運転でいろいろな検査を行ってから船主に引き渡されます。 |
|