交通環境部

物流課/物流振興業務

共同集配システム
都市内の交通渋滞や環境の改善を図るため、共同集配システムの導入を推進しています。九州では全国に先駆けて、福岡市天神地区で共同集配事業が行われています。また、熊本市街地区においても共同集配事業が始まりました。


共同集配


2つの共同集配事業の比較

名   称
天神地区共同輸送(株)
(愛称:イエローバード)
熊本地区共同輸送(株)
(愛称:グリーンネット)
事業開始日 平成6年9月1日 平成11年10月1日
集配対象地域 約70ヘクタール
(天神1丁目〜5丁目、西中洲)
約60ヘクタール
(上通り、下通り、新市街)
車  両  数 26両
2トン車 22両
4トン車  2両
(うちCNG車 3両)
6両
2トン車  6両
4トン車  0両
運行回数・予定集配時間  配達  3回



 集荷  1回
 8時30分発
10時00分発
14時30分発

16時30分発
 配達  2回



 集荷
10時00発
14時30発


随時
取扱個数(月平均)
107,300個
(平成11年年度実績)
26,400個
(平成11年10月〜平成12年9月)


共同集配事業による社会的効果
(福岡市天神地区の状況)

区       分 共同化なし 共同化あり 効  果
 トラック台数(台)  75.0  26.0 ▲ 65%
 総走行距離(キロ/日) 815.8 251.4 ▲ 69%
 エリア内走行距離(キロ/日) 104.8  17.4 ▲ 83%
 総駐車回数(回/日) 502.0 139.0 ▲ 72%
 総駐車時間(時間/日) 100.4  82.9 ▲ 17%
 1回当たり駐車時間(分)  12.0  35.8  198%
注「マクロ集配輸送計画モデルの構築とその「地区型共同集配送」評価への適用」
家田仁、佐野可寸志、常山修治(土木計画学論文集、平成4年)


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