2018.01.26

平成30年1月26日「とよたおいでんバス稲武足助線」での貨客混載本格運行の出発式が豊田市足助町にて行われました。

本件は、中部運輸局が生産性の向上などにつながる特筆すべき先進事案について、検討段階から支援等を行う「みんなの交通応援プロジェクトEx 先進優良事案支援事業」第１号として協定を昨年6月豊田市と締結し、市・運輸局及び関係者と共同して検討を進めてきたものです。昨年8月から実証運行を進め、この度本格運行実施となったものであり、コミュニティバスでの宅配物の混載本格運行は全国初です。

出発式では豊田市長より「おいでんバスは地域の市内の公共交通ネットワークの根幹を担い、地域住民が生活していくうえで、欠かすことのできない移動手段。今後も持続していくために、新たな収益を生み出す仕組みを得られたことは、大変有意義であり、他の路線でも可能性を探っていきたい。」とのご挨拶があり、中部運輸局長からは「本格実施後も状況把握や改善に努められ、地域の活力の維持や価値向上に向けて引き続き連携をお願いしたい。」と今後の更なる発展への期待とともに祝意を表しました。

本取組の成果を多いに参照しつつ、中部運輸局では今後も効率的で生産性の高い取り組みについて、地域とともに検討して参ります。