コロナ禍を経て世界的に持続可能な観光(サステナブルツーリズム)に対する配慮や意識が高まっています。サステナビリティに関心の高い旅行者は、地域の本質に触れる深い体験価値や、観光を通じた地域への貢献を重視する傾向も強いとされています。
こうしたニーズを満たすだけでなく、我が国の豊富な地域資源を未来に継承していくためには、旅行者が自然・文化・歴史・産業等地域の本質を味わいながら、地域への貢献を実感できるコンテンツを造成するとともに、旅行者の観光行動による恩恵を地域の経済・社会・環境へ還元する好循環を加速していくことが重要です。
持続可能な観光(サステナブルツーリズム)の取組
令和5年度事業(持続可能性を核とした日本ならではの世界的価値の創出事業)
コロナ禍を経て世界的に持続可能な観光(サステナブルツーリズム)に対する配慮や意識が高まっている中、サステナビリティに関心の高い旅行者は、地域の本質に触れる深い体験価値や、観光を通じた地域への貢献を重視する傾向も強いとされている。
本事業では、サステナブルな観光コンテンツを通じて地域の自然・文化・歴史・産業等の地域資源の保全と活用の両立を推進し、地域の経済・社会・環境への好循環を加速化させる我が国ならではの持続可能性の仕組みや価値を確立し、国際的に発信していくことを目指すことを目的としています。
令和4年度事業(サステナブルな観光コンテンツ強化事業)
ポスト・コロナ時代を見据え、オーバーツーリズム対策や観光資源の保全をはじめとした持続可能な観光地経営が求められており、併せてサステナブルな観光を体験することへの旅行者のニーズが高まっています。
本事業は、自然・文化・地域の産業といった我が国の豊富な地域資源を観光コンテンツとして活用しつつ、それらを活用することで得た収益による地域資源の保全や旅行者が地域の持続性を体験し貢献できる受入環境の整備などを行うことにより、国内外の観光客の消費額増加や満足度向上に繋がる観光資源の磨き上げを図り、各地域での自立的・継続的な取組としていくことを目的としています。
※本事業は令和3年度第1次補正予算(訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業)を活用して実施するものです。