2007年7月25日 更新
中国地方交通審議会 第15回開催概要(平成20年9月18日)
第15回中国地方交通審議会議事概要
- 日時
平成20年9月18日(木) 14:00〜15:00 - 場所
ホテルグランヴィア広島 3階「天平B」
- 出席者
<委員>(敬称略)
藤原章正、清水一、河村誠治、大田哲哉(谷村広島商工会議所商工部長)、川本一之、
山本一隆(深山広島経済同友会代表幹事)、中原律子
( )は代理出席者<中国運輸局>
石津中国運輸局長、元野企画観光部長、余米交通環境部長 他 - 議題
(1)船員労働に関する調査審議に係る体制の整備等について(2)最近の経済社会情勢を踏まえた答申のフォローアップのあり方について
- 議事概要
-
- 中国船員地方労働委員会廃止に伴い、同委員会の調査審議事務を中国地方交通審議会に移管するため、新たに船員部会を設置すること及び中国地方交通審議会運営規則を改正することについて事務局より説明がなされ、全会一致で承認した。
- 平成16年8月31日に中国地方交通審議会から出された「21世紀初頭における中国地方の公共交通サービスと観光振興のあり方について(答申)」のフォローアップに関し、最近の経済社会情勢を踏まえたフォローアップのあり方について事務局より説明がなされ、意見交換を行った。各委員からは以下のとおり意見等があり、今後、指摘のあった事項を踏まえて事務局において検討していくことを了承した。
(意見概要)
・中国地域への入込み客数は増加傾向だが、宿泊者数が少なく、通過型観光となっている。今後は、滞在型の観光地づくりが課題。
・観光では「おもてなしの心」といったソフト面での施策も重要。
・「安全・安心な観光」といった視点も重要であり、治安面・衛生面でのフォローも必要。
・分かりやすいバス路線の提供など、公共交通機関が利用しやすいような工夫が必要。
・客待ちタクシーの列が交通渋滞を惹起しており、対策が必要。
・生活に関わる離島航路に対しては、きめ細やかな対応が必要。
・航路事業者の減便・航路廃止等について、燃料高騰等との因果関係は把握できているか。また、観光等を活用した交流人口の増加に向けた取組みも進められていると思うが、こうした生き残り策の結果と航路廃止等の状況について、現状把握はできているか。
・自転車ニーズが高まっており、交通安全面からも歩道・自転車専用レーンの整備や、ソフト面での工夫などが必要。
・高齢者や身体障害者などの交通弱者が交通機関をどの程度利用しているかをデータ面から把握してもらいたい。
-
【配布資料】
|