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中国運輸局 > 鉄道 > 鉄道に関するQandA

鉄道に関するQandA印刷用ページ

鉄道に関する疑問や質問にお答えします。

鉄道・軌道・索道の違いは?

鉄道とは、原則として、「専用の敷地にレールを敷設し、運搬具を使用して旅客や貨物を運送する施設全体」を指し、この事業を経営する場合は、許可を受ける必要があります。<br />
軌道とは、「鉄道であって、道路上に敷設される道路交通の補完的役目を果たすのもの」であり、この事業を経営する場合は、特許を受ける必要があります。中国地方では、広島電鉄(株)の市内路面電車、広島高速交通(株)のアストラムライン(一部に鉄道部分有り)、岡山電気軌道(株)の路面電車、スカイレールサービス(株)のJR瀬野駅〜みどり坂団地間を運行しているロープ駆動式懸垂型交通システムなどが該当します。<br />
索道とは、「架設した索条(鋼製等のロープ)により人または物を運送するもの」をいい、一般的には、スキー場や観光地などにあるリフトやロープウエーが該当します。この事業を経営する場合は、許可を受ける必要があります。

「鉄道の日」っていつですか?

毎年10月14日です。
「鉄道の日」記念行事 明治5年10月14日、新橋〜横浜(現在の桜木町)間にわが国最初の鉄道が開通しました。
この日を記念して、平成6年に毎年10月14日を「鉄道の日」と定め、加えて10月11日から20日までの10日間を「鉄道の旬間」として、鉄道の発展を祝うとともに、鉄道が広く国民に愛され、国民のより深い理解と関心の高まることを願って、全国各地で多彩なイベントを開催しています。
中国地方においても、中国運輸局及びJR、民鉄、索道事業者等で組織する中国地区「鉄道の日」実行委員会を中心に、講演会やパネル展示など、各地で記念行事を行っています。

鉄道の上下分離方式って何ですか?

通常、鉄道会社は車両・線路等の設備を自社で所有し、運行しています。(第一種鉄道事業者)
これに対し、運行のみを行う事業者(第二種鉄道事業者)と施設の所有のみを行う事業者(第三種鉄道事業者)に分離させることを、上下分離といいます。
近年では、施設整備費等の費用がかさみ経営が困難になっている地方鉄道の経営改善のため、地方自治体が第三種事業者となる事で施設保有に関する経費負担の軽減を図る、「公有民営方式」が注目されています。(若桜鉄道など)

LRTって何ですか?

LRTとは、Light Rail Transitの略で、低床式車両(LRV)の活用や軌道・電停の改良が図られた高機能路面電車システムです。
従来の路面電車と比較してバリアフリー化が図られ、高い速達性や定時性(決まった時間に短時間で移動できる)、十分な輸送力、高い運行頻度を持ち、振動や騒音が低減され都市との一体性にも配慮した人にも環境にも優しい新世代路面電車を目指しているものです。
具体的には、低床式車両(LRV)の導入と共に段差解消されバリアフリー化された停留場の整備、制振性能の高い軌道への改良、ICカード乗車券システムの導入などがあげられます。
欧米を中心にLRTの復活・導入が進んでいますが、日本においても既存の路面電車からLRTへの発展や、新規路線導入への期待が高まっています。

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