2022年2月28日 更新
北海道運輸局広報誌『北斗七星』第241号(令和4年2月28日発行)
目次
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- 地域公共交通シンポジウムin十勝
〜十勝における新たなモビリティ等の取組〜
地域公共交通シンポジウムin十勝
〜十勝における新たなモビリティ等の取組〜
交通政策部 交通企画課
急速な人口減少、高齢化が進展する北海道においては、地域の活力を維持するため、利用者が使いやすく、持続可能な地域公共交通体系の構築が求められています。こうした中、近年、北海道十勝地域では、MaaSや自動運転の実証事業、さらにスーパーシティ構想の提案など、新たな交通等の取組が多く行われております。
そこで北海道運輸局では、十勝地域での取組事例の紹介及び学識経験者を交えたパネルディスカッションを行うことにより、十勝地域における今後の公共交通の可能性について探るとともに、他地域における持続可能な公共交通を構築するためのヒントを皆様とともに考える機会となるよう、令和4年2月14日(月曜日)にオンライン配信にてシンポジウムを開催しました。北海道だけではなく全国の自治体、交通事業者などさまざまな業界から、約300名もの多くの方々にお申し込みをいただきました。
まず、北海道経済連合会 政策局局長 柳川 雅昭 氏による「2050北海道ビジョンと十勝について」と題した講演をしていただき、続いて十勝エリアでMaaSや公共交通のデジタル化に取り組まれている先進的な事業者・自治体の皆様方から、それぞれの取組をご紹介いただきました。
さらに、「ITを活用した街づくりと交通」をテーマに、福島大学の吉田 樹 准教授をコーディネーターに迎えてパネルディスカッションを行いました。十勝バス椛纒\取締役社長 野村 文吾 氏、こばとハイヤー椛纒\取締役社長 小林 義幸 氏に加え、事例発表に引き続き、帯広トヨペット椛纒\取締役社長 若林 剛 氏、北海道拓殖バス葛ニ務部部長 小森 明仁 氏、更別村企画政策課課長補佐 今野 雅裕 氏、上士幌町ICT推進室室長 梶 達 氏の6名のパネリストにより、活発な意見交換が行われました。
シンポジウムの開催概要及び資料は、北海道運輸局HPに掲載しております。
プログラム
・講演:「2050北海道ビジョンと十勝について」
北海道経済連合会 政策局局長 柳川 雅昭 氏
・事例発表@:「十勝バスが考える真の生活MaaS」
十勝バス株式会社 事業本部 取締役事業本部長 長沢 敏彦 氏
・事例発表A:「先進安全自動車普及と公共交通利便性向上による抜本的な高齢者の交通事故減少プロジェクト〜生活MaaS実装に向けて〜」
帯広トヨペット株式会社 代表取締役社長 若林 剛 氏
・事例発表B:「拓殖バスにおけるICT導入・データ活用」
北海道拓殖バス株式会社 業務部部長 小森 明仁 氏
・事例発表C:「芽室町MaaS事業『めむろコミ☆タク』について」
芽室町 政策推進課課長 石田 哲 氏
・事例発表D:「更別村のデジタル化について」
更別村 企画政策課課長補佐 今野 雅裕 氏
・事例発表E:「上士幌MaaSプロジェクトの取り組み」
上士幌町 ICT推進室 室長 梶 達 氏
・パネルディスカッション:「ITを活用した街づくりと交通」
<コーディネーター>
福島大学 人文社会学群 経済経営学類 准教授 吉田 樹 氏
<パネリスト>
十勝バス株式会社 代表取締役社長 野村 文吾 氏、(同掲) 若林 剛 氏、(同掲) 小森 明仁 氏、
こばとハイヤー株式会社 代表取締役社長 小林 義幸 氏、(同掲)今野 雅裕 氏、(同掲)梶 達 氏
こばとハイヤー株式会社 代表取締役社長 小林 義幸 氏、(同掲)今野 雅裕 氏、(同掲)梶 達 氏