平成26年2月17日(月)、大阪市中央区のホテルプリムローズ大阪にて、「地域公共交通シンポジウム in 関西」 と題しまして、国土交通省近畿運輸局主催のシンポジウムを開催しました。
本シンポジウムの目的は、交通とまちづくりとが連携する「交通まちづくり」をテーマとして、交通とまちづくりを一体的に考えながら、地域の交通問題を解決することを目指す際の実践手順について、行政、事業者、利用者、住民など多様な関係者が共に考えていく契機となることを狙いとしています。
シンポジウムでは、はじめに、大久保 仁 国土交通省近畿運輸局長より、開会の挨拶があり、続いて 森 雅志 富山市長より、「公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり 〜コンパクトシティ戦略による富山型都市経営の構築〜」と題して基調講演をいただきました。 |
その後、猪井 博登 大阪大学大学院 助教より、「まちづくりと交通体系について」と題して、基調講演をいただきました。、基調講演の後、全国の地域公共交通に関する取組事例として、福島大学 吉田 樹 准教授から「まちづくりに効く!地域公共交通の実践 〜東北・北関東での実践を踏まえて〜」、イーグルバス株式会社 谷島 賢 代表取締役より「交通まちづくりへのバス事業者の挑戦」と題して、それぞれの立場からの交通まちづくりの取組みについてご紹介いただきました。
最後のパネルディスカッションでは、「まちづくりの手段としての地域公共交通の実現方策」について、土井 勉 特定非営利活動法人 持続可能なまちと交通をめざす再生塾 理事をモデレーターにお迎えして、基調講演、事例紹介をいただいた4名に国土交通省近畿運輸局・中村企画観光部長を加えた5名のパネラーと活発な意見交換がなされました。 |
本シンポジウムでは、国・自治体関係者、交通事業者、研究者、地方議会議員など約280名を超える多くの方にご参加いただきました。国土交通省近畿運輸局は、今後もこのような機会を設けて、地域公共交通の重要性について理解を深める取組みを行って参りたいと考えています。 |
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【シンポジウム概要】 |