船の検査及び総トン数の算定・登録
■船の検査
船舶はバスやトラックなどの陸上輸送機関と異なり、気象・海象など自然条件の厳しい中を陸上から孤立して長期間航海する事が多い輸送機関です。したがって、船舶が航海に十分耐えられ、海上における人命の安全が確保できるよう、船体・機関・消防・救命・無線設備などの技術的な基準が法律により定められています。 また、この基準に合致しているかどうかについて定期的な検査が義務づけられ、検査に 合格した船には船舶検査証書が交付されます。一方、海洋環境保全の観点からも同様の 検査を行っています。 (お問い合わせ先 船舶安全環境課 TEL/092-472-3174)
■船の総トン数の算定・登録 日本の船舶は法律により、日本に船籍を定め登録することが義務づけられています。登録の内容は、船全体の大きさ(容積)を表す総トン数と船の長さ・幅・深さなどの主要寸法で、船の個性及び同一性を示すためのものです。総トン数は船の各部の寸法を詳細に計測し、これをもとに算定します。総トン数の算定が済むと、船舶は登録され、船舶国籍証書が交付されます。 (お問い合わせ先 監理課 TEL/092-472-3173)
■船の建造工程と検査及び総トン数の算定・登録との関係 |