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九州運輸局メールマガジン 令和4年3月24日 第454号印刷用ページ

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九州運輸局メールマガジン 令和4年3月24日 第454号
〜運輸と観光で九州の元気を創ります〜
https://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/
九州運輸局メールマガジンをご愛読いただきありがとうございます。
九州運輸局メールマガジンは、毎月第4の木曜日(祝・祭日の場合は翌日)にお届けいたします。
次回の定期発行日は令和4年4月28日(木曜日)です。
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■ 目次
1 現場リポート
◆鹿児島水産高校で出前講座を開催〜内航船員の魅力をPR〜
◆令和3年度第2回自動車運送事業者の自動車無事故表彰を行いました
〜自動車運送事業者16社へ表彰状を授与〜
◆大型フェリーとして国内初!LNG燃料フェリーが進水
〜新造船コンセプトは「復活ときずな(KIZUNA)」〜
◆2021年度「ジュニア・シッピング・ジャーナリスト賞」(JSJ賞)
〜国土交通大臣賞の受賞者に表彰状の授与を行いました〜

2 お知らせ
◆新型コロナウイルス感染症による九州の公共交通事業者への影響
春の全国交通安全運動について

3 観光部施策・データ
◆九州への外国人入国者数の推移について

4 九州運輸局ホームページ・公式Twitter情報
◆報道発表
◆お知らせ
◆更新情報
◆公式Twitter(@kyushu_unyu)


━━━ 1 現場リポート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆鹿児島水産高校で出前講座を開催〜内航船員の魅力をPR〜
◎ 鹿児島運輸支局では、2月25日(金曜日)に、鹿児島県立鹿児島水産高校1年生(海洋課37名)を対象に出前講座を実施しました。本講座は、船員の仕事やその魅力、労働環境並びに内航海運の現状について生徒の皆さんに理解を深めていただき、将来「船員」という職業選択に繋げていただくことを目的として例年実施しているものであり、今年も鹿児島内航海運組合の協力を頂きながら実施しました。

◇講義内容とその感想
・講義は、運輸支局の船員担当首席から「船員の仕事について〜基礎知識と現状〜」と題して2部構成で行い、第1部では、船員関係及び海技資格の法令等を始め、海運業の現状や船員に関する労働環境、賃金について説明を行い、第2部では、賃金や労働時間について具体的な事例を取り上げながら、船員という職業の魅力や特徴について紹介しました。
・受講した生徒さんからは、「正直、船員の仕事や船内の様子など今まで知らなかったので、今回の講話を今後の進路参考にしようと思う。」「乗船中でも長めの休憩が取れることがわかり個人的に安心した。船に乗りたいという意欲がより湧いた。」「内航海運の職場も高齢化が進んでいることを知った。だから若い人がより多く船員になって内航海運の未来を支えていけるようになりたい。」という感想があり、今回の講座が生徒さんの海運業への理解に資することができたのではないかと感じました。

◇鹿児島運輸支局からのメッセージ
・受講生37名は、船員の仕事や労働環境、海運業の現状や役割について真剣に耳を傾けてくれました。とりわけ、船員の労働時間や給料についての話には興味津々な様子が窺えました。
・今回の出前講座に参加した生徒達が卒業後、海運業を支える優秀な船員として活躍していただくことを心より期待しております。
・鹿児島運輸支局では、今後も出前講座や海事産業見学会などを通じて、海事産業の将来を担う人材の確保・育成に向けて取り組んで参ります。(鹿児島運輸支局(本庁舎))

◇出前講座の様子は、九州運輸局メールマガジンフォトライブラリーをご覧下さい。
http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/mail_magazine/pdf/photo/photo_454_1.pdf

◆令和3年度第2回自動車運送事業者の自動車無事故表彰を行いました
〜自動車運送事業者16社へ表彰状を授与〜

◎ 九州運輸局では、「令和3年度第2回自動車運送事業者の自動車無事故表彰」(一般表彰)を令和4年2月28日付けで実施。輸送の安全確保に関する実績が顕著であった自動車運送事業者16社に対し、表彰状を授与しました。

◇概要
・九州運輸局では、自動車運送事業者が所定の期間中にその責任に属する自動車事故がなく、かつ、運輸業務の成績が優良である事業者に対して年に2回(一般表彰のみ、特別表彰は年1回)自動車運送事業者の無事故に関する九州運輸局長表彰を実施しております。「令和3年度第2回自動車運送事業者の自動車無事故表彰」では、福岡、佐賀、熊本、大分、鹿児島の5支局の管内から以下のバス、タクシー、トラック事業者(16社)が受賞の対象となり表彰を行っています。
表彰は、支局長より授与ですが、今回、福岡と鹿児島については、コロナ渦であることを鑑み、郵送にて行いました。

◇内容(無事故表彰者)
◆一般表彰
[福岡]
(バス)嘉穂観光有限会社
(タクシー)太陽交通株式会社
(トラック)力丸運輸株式会社、株式会社モンリク、株式会社ワカスギ、
株式会社ベストワーク運輸、株式会社柳川合同トランスポート
[佐賀]
(バス)西鉄バス佐賀株式会社
[熊本]
(トラック)株式会社永井運送、株式会社悠栄総合
[大分]
(バス)臼津交通株式会社
[鹿児島]
(バス)南薩観光株式会社、鹿児島交通観光バス株式会社、種子島・屋久島交通株式会社
(トラック)有限会社小野興産、株式会社共進組

◇九州運輸局からのメッセージ
・平素より関係者全員が一致協力して事故防止に努力されてこられた受賞者の皆様に心より感謝いたします。今後も、他の事業者の模範となり事故防止に一層努められることを期待しています。
・九州運輸局では、表彰によるインセンティブ制度等を通して今後も事故防止を推進し自動車運送事業者の輸送の安全の確立に努めてまいります。
・また、優良事業者等を積極的に選択・利用することは「公的機関が認めた安全・安心」なサービスの提供を受けることにつながることが期待されるため、九州運輸局ホームページにて自動車運送事業者の自動車無事故表彰の名簿を公表しております。(自動車技術安全部 保安・環境課)

◇表彰式の様子はこちらをご覧ください。
https://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/car/file07b_00011.htm

◇九州運輸局ホームページ『優良事業者を利用しましょう』はこちらをご覧ください。
https://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/yuryo.html

◆大型フェリーとして国内初!LNG燃料フェリーが進水
〜新造船コンセプトは「復活ときずな(KIZUNA)」〜

◎ 3月3日(木曜日)三菱造船株式会社下関造船所で、株式会社フェリーさんふらわあが建造中の新造船命名・進水式が行われ、多くの関係者が見守る中、船体に描かれた鮮やかな「さんふらわあ」とともに、進水しました。

◇内容
来賓として出席した別府市の長野市長により「さんふらわあくれない」と命名された船は、支綱が切断されると、トレードマークの「さんふらわあ」が描かれた大きな船体がゆっくりと船台を進み、無事、進水しました。

◇九州運輸局からのメッセージ
今回進水した船舶は、国内初の大型LNG燃料フェリーとして建造されたもので、従来の重油に比べ、SOx(硫黄酸化物)排出量は、ほぼゼロ、NOx(窒素酸化物)は約80%削減、CO2(二酸化炭素)排出量は約25%削減され、環境負荷の低減に大きく貢献することが期待されます。その優れた環境性能が評価され、国土交通省の「内航船省エネルギー格付け制度」で最高評価の5つ星を獲得しています。また、トラックの積載能力も強化されており、トラックドライバー不足や働き方改革を背景とした海上モーダルシフトの受け皿としての役割も期待されます。 
同船は2023年1月、大阪〜別府間の航路に就航する予定です。同年には姉妹船「さんふらわあむらさき」の就航も控えており、カジュアルクルーズとクリーンエネルギーが融合した2隻の「さんふらわあ」が瀬戸内海を明るく照らし、船旅の魅力を発信してくれることを楽しみにしています。(海事振興部 旅客課)

◇九州運輸局メールマガジンフォトライブラリーをご覧ください。
https://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/mail_magazine/pdf/photo/photo_454_2.pdf

◇新造船の詳細情報はこちらからどうぞ。(フェリーさんふらわあ公式サイト)
https://www.ferry-sunflower.co.jp/lp/newship/kurenai_murasaki/

◆2021年度「ジュニア・シッピング・ジャーナリスト賞」(JSJ賞)
〜国土交通大臣賞の受賞者に表彰状の授与を行いました〜 

◎ 3月10日(木曜日)九州国際大学付属中学校 新聞部の生徒4人が作成した『北九州港の仁義ある戦い〜いざ、六つの港が力を合わせん〜』が、JSJ賞のグランプリにあたる国土交通大臣賞に選ばれ、九州国際大学(北九州市)で表彰式が行われました。

◇内容
・JSJ賞は、(公財)日本海事広報協会が主催する船や港の新聞コンクールで、全国の小・中・高校生が海運・造船・港湾等の海事産業をテーマに取材・調査を行い、新聞形式にまとめた作品を募集して優秀な作品をJSJ賞として表彰しているものです。
2013年から開催し、9回目となる今年度も全国から1,141作品もの多くの応募がありました。

[受賞者の声]
・「私達が作った新聞が国土交通大臣賞を受賞するとは思ってもいなかったのでとても驚いています。」
・「この新聞を通して一人でも多くの人に北九州港の良さを知ってもらえたら嬉しいです。」

◇九州運輸局からのメッセージ
・JSJ賞は、(公財)日本海事広報協会が新聞の作成を通して海運や船・港について学び、その重要性を理解してもらうための取組として続けられています。
・新聞を作成した生徒や新聞を読んだ人達が海事産業に興味を持ち、将来的な就業へと繋がることを期待しています。(海事振興部)

◇当日の模様は、九州運輸局メールマガジンフォトライブラリーをご覧ください。
https://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/mail_magazine/pdf/photo/photo_454_3.pdf


━━━ 2 お知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆新型コロナウイルス感染症による九州の公共交通事業者への影響

◎ 令和4年3月末頃に九州運輸局ホームページの◆報道発表のページに掲載予定です。(交通政策部 交通企画課)

◆春の全国交通安全運動について

◎ 令和4年4月10日(日曜日)は「交通事故死ゼロを目指す日」であり、4月6日(水曜日)から15日(金曜日)までの10日間は春の全国交通安全運動の期間です。
九州運輸局では自動車運送事業者に対し、運輸安全マネジメントを徹底し輸送の安全性の向上に努めるよう意識の高揚を図るとともに、重大な事故や悪質な法令違反を起こした事業者への監査の実施により輸送の安全運行の確保を図ります。安全対策が確保された優良事業者の選定に資するよう、自動車運送事業者の安全に関する情報の積極的かつ分かりやすい提供に努めます。日常点検整備及び定期点検整備の確実な実施や不正改造の禁止、車両の安全確保の徹底について指導・啓発するとともに、警察と連携し不正改造車等の排除に努めます。また鉄軌道・海上交通の安全を確保するため事業者に対し指導を行います。
これらの取り組みを通して、広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づけるとともに、国民自身による道路交通環境の改善に向けた取り組みを推進することにより、交通事故防止の徹底を図ります。(総務部 安全防災・危機管理課)


━━━ 3 観光部施策・データ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆九州への外国人入国者数の推移について(2022年2月(速報値)及び2021年12月(確定値))

◎ 2021年における九州への外国人入国者数(通常入国者数+船舶観光上陸者数(クルーズ船))の確定値は、6,119人(前年比−98.5%、前々年比−99.9%)となりました。うち、通常入国者数は6,119人(前年比−98.2%、前々年比−99.8%)、船舶観光上陸者数は0人となっています。
コロナ禍前の2019年と比較して、全ての市場で新型コロナウイルス感染拡大の影響により大幅な減少となりました。(観光部 国際観光課)

◇詳細はこちらをご覧下さい。
https://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/press/00001_00556.html


━━━ 4 九州運輸局ホームページ・公式Twitter情報 ━━━━━━━━━━
--- ◆報道発表 ----------------------------------------------------------
https://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/#HOUDOU

--- ◆お知らせ ----------------------------------------------------------
https://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/#OSIRASE

--- ◆更新情報 ----------------------------------------------------------
https://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/#KOUSIN

--- ◆公式Twitter(@kyushu_unyu) --------------------------------------
各種セミナー・イベントの開催情報、バスや鉄道など公共交通関係の情報、災害関係情報等を中心に発信しています。
https://twitter.com/kyushu_unyu

/////// 編集部だより ///////////////////////////////////////////////////
3月16日午後11時頃、宮城県と福島県で震度6強の地震が発生しました。東北新幹線の脱線や東北自動車道の亀裂、火災や建物の損壊、大規模な停電や断水など大きな被害が発生しました。被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。
地震は突然襲ってきます。家具の転倒防止や防災用品の確認など日頃からの備えが重要です。
そんな中、翌3月17日には福岡で桜の開花が発表されました。気象庁が開花を観測している標本木の中では、全国でトップの開花とのことです。春本番が近づいています。春と言えば、出会いと別れの季節です。新生活の準備を進められている方もおられるでしょう。桜は、1週間から10日後に満開になる見込みだそうです。あわただしい春ですが、通勤や散歩の途中のソロお花見を楽しむのはいかがでしょうか。

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■九州運輸局メールマガジン編集部(九州運輸局総務部内)
Mail: qst-mm-kyushu@mlit.go.jp
Tel : 092-472-2312 Fax : 092-471-7192
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