INTERVIEW
地域公共交通を
支える
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Y課長
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現在の業務内容について教えてください。
課名のとおり、バリアフリーに関する施策の推進が主な業務です。具体的には高齢者、障がい者等、あらゆる人が自立した社会生活を確保できるよう、円滑で連続した移動経路と移動手段を整備するための計画制度の策定促進のため、四国内の自治体へのプロモートや説明会・セミナー等を開催したり、小学校向けバリアフリー教室や公共交通事業者向け研修などを開催しています。この他にも、行政相談窓口や公共交通利用の際に事故被害に遭われた方やそのご家族に対する支援も行っています。
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仕事をするうえで大切にしていることはありますか?
所属職員とのコミュニケーションを大切にしています。仮に個々人の業務にばらつきがでたとしても、課内でコミュニケーションがとれていると、サポートする体制づくりが容易になり、チーム力アップにつながります。個人的には、業務の話だけではなく、仕事の合間に雑談を挟んだりしながら、和気あいあいとした雰囲気づくりを心がけています。また、外部との関係においても普段からコミュニケーションが取れていることで調整もしやすく協力も得られると思います。
どんな人が運輸局に向いていますか?
運輸局の業務所掌範囲は「自動車」「鉄道」「船舶」の交通3モードに加え、バリアフリー関係や観光関係等、非常に多岐にわたる業務に携わっています。その度に新たな知識を習得出来るので、あらゆる知識を習得したいというチャレンジ精神旺盛な方はより向いているのではないでしょうか。
四国運輸局の魅力を教えてください!
実は私、同じ国土交通省の組織になりますが、大阪航空局から出向でお世話になっております。大阪航空局での業務はほぼ「航空」に特化したものとなりますが、四国運輸局では陸・海の交通モード、観光関係等々業務内容が多岐にわたっています。どちらの組織の業務も重要で魅力的なものだと思いますが、四国運輸局の魅力はと聞かれると、多岐にわたり広範な業務に携われることで、飽きることなく日々新鮮な気持ちで取り組むことが出来ることではないでしょうか。公務員を目指している皆さんも四国運輸局でその魅力を感じてみては如何でしょうか。
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K係員
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現在の業務内容について教えてください。
高知県担当として、地域公共交通の活性化・維持に向けて業務を行っています。具体的には、各自治体における公共交通の将来像を描く地域公共交通計画の作成や各地域内で運行する交通モードに対する運行費補助に関する手続きなどを行っています。また、公共交通の利用促進の観点から、「公共交通利用促進絵画コンクール展」を主催するほか、公共交通をテーマにしたイベントに参加するなど、イベント業務も行っています。
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組織外の方と一緒に仕事をすることもありますか。
いずれの業務も組織内の方のみで完結はできず、外部の方と連絡をとり、打ち合わせをすることもあります。業務の相手方は基本的に自治体や本省とやりとりすることが多いです。また、イベント業務の際には、芸術家や商業施設の方と仕事をすることもあり、交通企画課以外ではなかなか関わる機会がない方とも一緒に仕事をしているように思います。
四国運輸局に就職してよかったことを教えてください。
特に良かった点は、職場の雰囲気です。いずれの業務においても、私ひとりでは分からないことが多くありますが、先輩方に尋ねると、快く教えていただける環境であり、四国運輸局に入局して良かったと実感しています。また、交通企画課の業務には、やりがいが多い点も挙げられます。最近では、「公共交通利用促進絵画コンクール展」の受賞者の方から、「本コンクールを通して、公共交通を利用するようになった」という声をいただき、本業務に携わることができて良かったと思いました。
採用から2年間交通企画課でお仕事されていますが、今後携わってみたい業務(分野)はありますか?
交通企画課で過ごした2年間は、自治体の方と関わる機会が多く現場の声を直接聞く機会が少なかったので、新しい視点を得るためにも今後は交通事業者や利用者の方と関わることができる業務に携りたいです。公共交通は、現場で働かれる方や公共交通で移動する方がいることで成り立つサービスなので、そのような方々から直接学べる機会は非常に重要と考えています。
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※所属は令和4年度現在のものとなります。