働き方改革

育児休業の活用事例について

昨今の働き方改革により、四国運輸局でも柔軟な働き方が浸透してきています。その一部として、「育児休業制度・育児短時間制度」「テレワーク」「有給休暇の活用事例について」ご紹介させていただきます。

育児休業制度・育児短時間制度

I 運輸企画専門官

徳島運輸支局 輸送・監査部門

育児休業はどのくらい取得されましたか?

1年3ヶ月ほど取得させてもらいました。
職場に迷惑をかけてしまうのではという気持ちもあったのですが、皆さんにサポートいただいたおかげで休業期間は子育てに専念することが出来ました。

実際に取得されてみて、率直な感想を教えてください!

やはり、子供の成長をそばで見ることが出来たのは一番の財産ですね。
小さな変化でも親としてはうれしいものですし、あっという間に成長していく時期にお休みをいただけて良かったなと実感しています。

それと、家事の面でも時間的に余裕があるのはかなり大きいです。(朝は本当にバタバタします・・・)
働きながらの家事育児は想像以上に大変で、出産直後は特に心身の負担が大きいので私だけでなく家族にとっても有り難かったなと思います。

復帰後は育児短時間勤務も活用されていると伺いました。具体的にどういったものでしょうか?

通常は8時30分〜17時15分までが就業時間ですが、私は朝9時に出勤し2時間程度早めに帰宅させてもらっています。
早い時間に子供を迎えに行くことが出来る分、家族との時間を多く取れているのは大きいです!

また、子供を病院に連れて行かないといけない場合や、夕方から夜にかけての行事(個人懇談や保護者会など)等もありますが、短時間勤務のおかげでゆとりを持って動くことが出来ていると思います。

逆に活用して大変になったことはありますか?

収入に関してですが、時短となった分は減ってしまうので生活とのバランスを考えて取得した方がいいかと思います。
仕事面でも時間的な制約があるので、日頃から効率よく仕事をこなすための工夫は必要ですね。

ただ、子育て行うにあたっては非常にありがたい制度と思いますし、このお話をしている中で改めて実感しました。
子供が大きくなるのは一瞬なので、上手に活用しつつ周囲のサポートに感謝しながら引き続き頑張りたいと思います。

T 係員

四国運輸局 総務部会計課

男性の育児休業取得が近年注目されていますが、ご自身が取得にいたった経緯を教えてください。

地元を離れていたため、両親や親戚が周りにいなく、妻の産後うつのリスクを考慮したため取得を考えました。自分のペースで仕事ができる部署だったこともあり、前もって仕事を終わらせ業務に支障がないように気をつけました。

周囲の反応はいかがでしたか?(職場や家族)

妻からは非常に感謝され、兄弟からも福利厚生がしっかりしていて働きやすい職場だね。と言ってもらえました。

どのくらいの期間取得されたのでしょうか?

第1子、第2子の出生時にそれぞれ1ヶ月休業させていただきました。

取得してみての感想を教えてください!

取得する際にも担当者から休暇中の給料の話や、上司や周りの方々のフォローもあり育児に専念することができました。子供と一緒にいられる時間は有限であり、貴重な時間を過ごせることは大きなメリットだと思います。いかに効率的に仕事をこなすか見直すきっかけにもなり、復帰後の仕事にも大きく影響が出ていると感じます。

テレワークの推進

K 係員

四国運輸局 総務部人事課

テレワークは今では当たり前になりましたが、運輸局ではいつから始まりましたか?

私は令和2年度に入省したのですが、ちょうど新型コロナウイルスの感染流行と重なりました。研修を終えたのもつかの間、まもなく出勤抑制がかかり、テレワークを進める流れになったことはとても印象に残っています。

当初からテレワークの環境は整っていたのでしょうか?

当初は環境が整っておらず、皆さん四苦八苦されていたのが印象的でした。今では自宅でパソコンを使用して仕事することが可能となり、一気に浸透していったと思います。また、個人のスマホに職場で使用している各種アプリも導入されたため、メールチェックやオンライン会議、簡単な作業であればスマホでも行うことが可能となりました。当たり前のことですが、セキュリティには万全を期しております。

実際の所、テレワークされる方は多いのでしょうか?

新型コロナウイルスが5類へ移行したことや、窓口業務がある部署は活用が難しく「多い」とは言えません。ただ、部や課によっては定期的に取得しているところもあります。

職場と遜色なく仕事が出来ますし、通勤時間が削減される分、家の用事や余暇に時間を充てることが出来ます。基本的には出勤しつつ、業務とのバランスをとりながらテレワークを実施することで、WLBを向上させることが出来ると思います。家で集中してやりたい業務がある時などは、私も活用させてもらっています。

有給休暇について

「1か月に1日」取得することを目標に、採用1年目のころから積極的に活用させていただいています。職場全体で年休消化を行っていこうという動きがあるので、遠慮なく取得することができています。休日と一緒に取得することで連休にすることもあります。1年目の夏季休暇(3日間)の際には、年休も合わせて取得し、1週間のお休みをいただいて東京旅行へ行きました。

社会人になってからも長い休暇を取らせていただけるのはとてもありがたいです。また、急な用事でお休みをいただく際にも、快くお休みさせていただいているため安心して働くことができます。

20代職員 女性

課内で調整さえ出来れば申請は簡単です。局内全体で取得しやすい雰囲気があり、若手〜管理職までまんべんなく取得できていると思います。ちなみにランニングが趣味の私は、年に何度か休みをいただき、旅行がてら各地のマラソン大会に出場しています。今年は、4月に3日間休暇をいただき、100マイル(165km)のトレイル(山道)を44時間以内で走破するという30代から目標としてきた大会に出場してきました!2昼夜で仮眠時間が1時間ほどしかとれなかったので、途中睡魔と格闘しながら何度も諦めかけましたが、無事完走することが出来て感無量でした!快く送り出してくれて、大会途中も励ましの連絡をくれた課内の皆さんには感謝ですね。

40代職員 男性