東北地域の大型車のユーザーの皆様へ
東北の皆様、危機的な状況です。
一歩間違えると 大事故につながりかねない大型車の車輪脱落事故ですが、実は、ここ東北地方が平成28年度から4年連続で全国ワーストとなっています。特に、近年大幅に増加しており、何と全国の4割の事故が東北の大型車によるものとなっています。
このため、東北運輸局では、本年11月から来年2月までの間、関係者と連携し『大型車の車輪脱落事故防止キャンペーン』を展開し、車輪脱落事故ゼロを目指して取り組みます。
つきましては、大型車のユーザーの皆様方におかれましては、適切な確実なタイヤ交換作業の実施、一定走行後の増し締めの実施、適切な運行前点検を実施するようお願いします。
令和2年11月9日
東北運輸局長 亀山 秀一 .
令和2年11月18日(水)、山形自動車道蔵王パーキングエリアにおいて、山形運輸支局及び自動車関係団体(※)が大型車のホイール・ボルトの緊急街頭点検を実施しました。
10台のトラックについて、トルクレンチを使用してナットの締め付け状況を点検し、うち1台について締め付けが甘かったため増し締めを行いました。
※公益社団法人山形県トラック協会、一般社団法人山形県自動車整備振興会、一般社団法人日本自動車販売協会連合会山形県支部、一般社団法人山形県バス協会、一般社団法人山形県自家用自動車協会、山形県自動車車体整備協同組合、独立行政法人自動車技術総合機構東北検査部山形事務所