安全・安心を「守る」

自動車や船舶の登録と国家試験

自動車の事故を未然に防止し、安全・安心な交通環境を確保するため、普通自動車の検査や登録を行い、車検証やナンバープレートの交付を行います。船舶に対しても検査や登録を行い、安全基準が満たされた船に対して法定書類の発給を行っています。また、船舶や鉄道の操縦・運転に必要な国家試験の実施やライセンスの発行も行っています。

交通事業への許認可

鉄道事業、バス、タクシー、トラックなどの自動車運送事業、海運事業など交通事業を行うには、国の許可等を受けることが必要であり、その内容を変更する場合や運賃・料金を設定したり、変更したりする場合には認可や届出が必要となります。このような許認可制を採用することで、安全性の確保や適切な計画等の要件に合う者のみが事業を行うことができ、サービスの円滑かつ確実な提供が可能となります。交通事業が利用者にとって安全で便利な輸送手段として発展することへの一翼を担っています。

事業者に対する監査・指導

交通事業者による重大事故や悪質な違反を未然に防止することは、私たちにとって最重要課題の一つです。関係機関と連携しながら、従業員の勤務時間の適正管理、車両・施設の点検整備等、遵守すべき法令に則り事業が行われているかどうか監査を実施し事業内容等を確認しています。

災害への備え

明日起きるかもしれない災害に備え、人々の生活の維持に直結する輸送を確保するため、各種訓練や会議を通じて関係機関や交通事業者とのコミュニケーション強化を図っています。