人材と産業を「育てる」

円滑な物流の確保・活性化

現代社会においては、あらゆるモノが輸送されており、物流は私たちの生活を支えている欠かすことのできないライフラインです。人手不足や各コストの上昇を運賃に上乗せしにくいといった問題に直面していることから、標準的な運賃の告示、船員の過労防止措置の義務付け、荷主への勧告といった制度を通じて、取引環境改善と働き方改革の両面で、円滑な物流の確保に向けて日々働きかけています。

四国の未来のために

海事産業をはじめとする四国の交通・観光産業が将来にわたり持続可能で魅力ある産業として発展できるように、人材確保と生産性の向上を支援しています。特に担い手不足等、深刻な労働力不足を解決するため、働き方改革への取組や他業種からの呼び込みを行うとともに、局内にプロジェクトチームを設けて「人材確保・育成対策応援サイト」を開設するなど新しい取組にも挑戦中です。また、各事業者の協力を得ながら体験乗船会や進水式見学会、工場見学などを実施し、交通・観光産業に親しみをもってもらう取組を通じて産業の発展に寄与しています。