日本の近海を走っているのは日本船舶だけではありません。
外国船舶の監督
ポート・ステート・コントロール(PSC)の強化
近年、条約等の国際基準に適合していない船舶(サブ・スタンダード船)による重大な海難事故が多発しています。 特に大型タンカーの事故は、油流出を伴うことから、地球的規模の環境問題に発展しており、このようなサブ・スタンダード船の排除が国際的課題になっています。 このような状況を背景に、管内に入港する外国船舶に立ち入り、救命、消防、海洋汚染防止等、全般にわたるハード面及び乗組員の安全配置要件、航海当直体制、設備の適切な操作等ソフト面の検査(PSC:ポート・ステート・コントロール)を一層強化して実施します。 |
航海用海図の確認 | 膨脹式救命筏の積み付け検査 | 救命艇の現状・属具のチェック |
ポート・ステート・コントロール(PSC)の結果、改善が必要であるとされたものについては、 THE LIST OF SHIPS DETAINED IN JAPANとして、毎月公表されています。 また、アジア太平洋地域の情報を交換するため、東京MOUが設立されています。 なお、2014年1月1日よりPSC対象船舶の選定方法が変わります。詳しくは こちらへ |
危険物輸送コンテナの積載状況の確認 |