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ポート・ステート・コントロール(PSC)とは印刷用ページ

外国船舶の監督
日本の近海を走っているのは日本船舶だけではありません。
〔構成:海上安全環境部外国船舶監督官〕
ポート・ステート・コントロール(PSC)とは

 海上における人命の安全や海洋環境の保全を図るため、船舶の構造・設備及び海洋汚染防止機器の技術基準並びに船員の資格要件等について、SOLAS条約、MARPOL条約、STCW条約等の国際条約があります。
 条約では、外国船が寄港した場合、寄港国の政府がその船が基準を満足しているかを、確認するため、立入検査ができることになっています。これがポート・ステート・コントロール(PSC)と呼ばれる検査です。
 PSCの結果、条約に定める基準を適切に満していないと判断された場合は、拘留などの処分を課すことができることとなっています。
 なお、条約の遵守に関する船舶の監督は、第一義的には船籍国(旗国)ですが、世界的に海難事故や海洋汚染が後を絶たないことから、寄港国におけるPSCを強化し、かつ地域毎に協力体制を築くことが、1993年、国際海事機関(IMO)において決議されています。
満載喫水線の確認 昇降用ラダーの検査 救命艇のチェック
満載喫水線の確認 昇降用ラダーの検査 救命艇のチェック
サブ・スタンダード船とは

 

 船舶の安全、海洋環境の保護、船員の生活労働環境の要件については、国連の専門機関である国際海事機関(IMO)や国際労働機関(ILO)において採択された国際条約で定められており、国際条約の締結国政府は、自国に登録された船舶をこれらの国際条約の規定に適合させる義務があります。

 現実には、船舶の条約要件不適合に起因すると考えられる大きな海難事故や海洋汚染事故が後を絶たない状況があり、これら条約不適合船を「サブ・スタンダード船」としており、廃絶が喫緊の課題となっています。

ポート・ステート・コントロールに関係する主な国際条約とは

 COLREG条約
 (1972年の国際海上衝突予防規則に関する条約)
 (Convention on the International Regulations for Preventing Collisions at Sea,1972)
 ※海上における船舶の衝突を予防するために、互いの船舶がとるべき航法及び航行に係る通信、信号等に関する国際規則を定めた条約

 LL条約
 (1966年の満載喫水線に関する国際条約)
 (the International Convention on Load Lines,1966)
 ※船舶の積載について制限を設け、十分な復原性を確保することを目的に、満載喫水線に関する基準を定めた条約

 MARPOL条約
 (1973年の船舶による汚染の防止のための国際条約に関する1978年の議定書)
 (Protocol of 1978 relating to the International Convention for the Prevention of Pollution from Ships, 1973)
 ※人々の生存環境の保全に悪影響を及ぼしかねない海洋汚染を防止するため、船舶の構造や海洋汚染防止設備等の技術基準を定めた条約

 SOLAS条約
 (1974年の海上における人命の安全のための国際条約)
 (the International Convention for the Safety of Life at Sea,1974)
 ※航海の安全、特に人命の安全を確保するために船舶の構造や設備等の基準を定めた条約

 STCW条約
 (1978年の船員の訓練及び資格証明並びに当直の基準に関する国際条約)
 (the International Convention on Standards of Training Certification and Watchkeeping for Seafarers,1978)
 ※船員の技能に関する国際基準を設けることにより、人的な面から海上における人命と財産の安全を図るとともに、海洋環境の保護を促進することを目的とした条約

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