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近畿運輸局の「トラックGメン」の取り組みについて印刷用ページ

2024年8月2日 更新

○物流の「2024年問題」について

 物流の「2024年問題」とは、2024年4月に、トラックドライバーの長時間労働の改善に向け、トラックドライバーの時間外労働の上限規制が年間960時間となりました。他方で、物流の適正化・生産性の向上について対策を講じなければ、2024年度には輸送能力が約14%不足し、さらに、このまま推移すれば、2030年度には約34%不足すると推計されています。
 このため、荷主企業、物流事業者(運送・倉庫等)、一般消費者が協力して我が国の物流を支えるための環境整備にむけて、「物流革新に向けた政策パッケージ」がとりまとめられ、公表されました。 

「トラックGメン」とは

 物流革新に向けた政策パッケージに基づき、国土交通省では、トラック運送事業における適正な取引を阻害する疑いのある荷主企業・元請事業者の監視を強化するため、令和5年7月21日に全国162名(近畿運輸局管内17名)からなる「トラックGメン」を創設しました。

近畿運輸局 トラックGメンの取り組み

○ 荷主等に対する啓発活動

 長時間の荷待ち等の情報があった荷主等の物流拠点等(営業所や物流センター等)やその周辺の物流施設を訪問し、「トラックGメン」制度や物流の「2024年問題」に関する啓発活動を実施しています。
 また、物流拠点等の担当者が対応できる場合は、物流の「2024年問題」や「トラックGメン」制度について説明をするとともに、荷主等の物流の「2024年問題」に対する取り組みや状況や現状についてもヒアリングし、荷主事業者・物流事業者の取組に関するガイドラインや標準運賃制度等についても、必要に応じて説明を行っています。


物流の適正化・生産性向上に向けた荷主事業者・物流事業者の取組に関するガイドライン(国土交通省HP)


○ トラック運送事業者に対する違反原因行為情報の収集


 トラック運送事業者への電話や営業所へ直接訪問し、「トラックGメン」制度について周知しています。
 また、荷主や元請事業者との間での困りごとや違反原因行為(長時間の荷待ちなど)がないかについて、ヒアリングを実施しています。





○ トラック運転者への周知活動

 近畿管内のトラックステーションや高速道路のSA・PAにおいて、トラック運転者に対して、「トラックGメン」制度について周知活動を実施するとともに、違反原因行為についてのヒアリングを実施しています。






※近畿運輸局のトラックGメンの活動状況については、近畿運輸局公式X@mlit_kinkiunyuでも発信しています。

トラック物流2024年問題に関するオンライン説明会のお知らせ

 国土交通省トラック荷主特別対策室では、物流の「物流の2024年問題」に関する情報提供の場として、毎月1回、オンライン説明会を開催しています。
 物流施策の説明や最近のトピックス、トラックGメンの活動内容等についてお伝えしています。

○ 国土交通省トラック荷主特別対策室主催「トラック物流2024年問題に関するオンライン説明会」
 

トラックGメンに関する問い合わせ先

担当部課・運輸支局等担当部署 電話番号 住所
近畿運輸局 自動車交通部 貨物課 06-6949-6447 大阪市中央区大手前4-1-76
大阪合同庁舎第4号館(13階)
大阪運輸支局 輸送部門 072-822-6733
(ガイダンス番号:1)
寝屋川市高宮栄町12−1
京都運輸支局 輸送・監査部門 075-681-9765
(ガイダンス番号:4)
京都市伏見区竹田向代町37
奈良運輸支局 企画輸送・監査部門 0743-59-2151
(ガイダンス番号:4)
大和郡山市額田部北町981−2
滋賀運輸支局 企画輸送・監査部門 077-585-7253 守山市木浜町2298−5
和歌山運輸支局 輸送・監査部門 073-422-2138 和歌山市湊1106−4
神戸運輸監理部
兵庫陸運部 輸送部門
078-453-1104
(ガイダンス番号:5)
神戸市東灘区魚崎浜町34−2

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