ページトップ

[本文へジャンプ]

九州運輸局 > その他の情報 > メールマガジンのご案内 > 九州運輸局メールマガジン 平成31年2月28日 第403号

九州運輸局メールマガジン 平成31年2月28日 第403号印刷用ページ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
九州運輸局メールマガジン 平成31年2月28日 第403号
〜運輸と観光で九州の元気を創ります〜
http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/
九州運輸局メールマガジンをご愛読くださりありがとうございます。
九州運輸局メールマガジンは毎月第2、第4の木曜日(祝・祭日の場合は翌日)にお届けいたします。
次回の定期発行日は平成31年3月14日(木曜日)です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 目次
1 現場リポート
◆第12回九州海事産業次世代人材育成推進協議会を開催〜船員や造船業、倉庫業など海事産業の労働力確保に向けて〜
◆石井国土交通大臣が九州新幹線整備事業、国際ターミナルや長崎県内の観光資源等を視察
◆大学生が海運・港運・倉庫の海事産業を見学〜次世代の人材育成、確保を目指して〜
◆「荷主と運送事業者の協力による取引環境と長時間労働の改善に向けたセミナー」が開催されました〜安定的・継続的な提供を可能とするために〜

 お知らせ
◆門司港駅復原
◆平成31年度 観光地の「まちあるき」の満足度向上整備支援事業・訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業(消費拡大)に関する補助制度説明会のご案内

3 運輸安全推進室だより Vol22
◆マネジメントレビューとは
〜1年間の取組を通じ、より効果的な活動へ〜

4 九州運輸局ホームページアップ情報
◆報道発表
◆お知らせ
◆更新情報

━━━ 1 現場リポート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆第12回九州海事産業次世代人材育成推進協議会を開催
〜船員や造船業、倉庫業など海事産業の労働力確保に向けて〜

◎九州海事産業次世代人材育成推進協議会(事務局:九州運輸局)では、1月30日(水曜日)に福岡合同庁舎7階海技試験場で第12回協議会を開催しました。

◇協議会の概要
当協議会は、九州管内の海事関係団体や唐津海上技術学校、口之津海上技術学校などで構成し、小中学生や高校生、教育関係者などを対象に、旅客船や造船所、倉庫など「海の仕事」の見学等を通じて海事産業に対する理解と関心を高めることを目的として設立されました。

◇内容
・今回の第12回協議会は、海事産業関係団体や唐津・口之津海上技術学校、オブザーバー参加の水産系高校を含む教育機関7校に事務局を含め約50人が参加し、平成30年度活動報告、平成31年度活動計画(案)、情報交換を議題に行いました。
・冒頭、主催者を代表して、吉元九州運輸局次長から、今まで以上に働き手にとって魅力ある職場作りが求められることになります。我々としても海事産業に携わる皆さまの取り組みを、しっかり後押ししていきたいと思います。との挨拶の後、以下のとおり議事が進められました。
・活動報告では、事務局から平成30年度の施設見学会等の事業実績について、115件の事業に延べ16,405人の参加があったことの報告に続き、事業実施機関の運輸支局・海事事務所の職員や水産系高校の先生方などから先進的な取組事例の報告がありました。
・一方、活動計画(案)では、海事局が進めている「海洋教育を取り入れた新学習指導要領の運用開始に向けた取り組み」※1および「輝け★フネージョ」※2等についての説明があり、今後はこれらの取り組みについても推進していくことが確認されました。

※1「海洋教育を取り入れた新学習指導要領の運用開始に向けた取り組み」とは、海洋教育を取り入れた「新学習要領」が2020年から段階的運用が開始される事を踏まえ、海事局作成の「教育プログラム試案」及び日本海事広報協会作成の「海事教育副読本」の活用の推進に取り組み、海洋教育の一層の推進を図るもの。
※2「輝け★フネージョ」とは、海運業や造船業、舶用工業といった海事産業では、男性中心の職場となっていることから、女性が活躍するとともに海事産業での就職をさらに拡大していくため、「輝け★フネージョ」のプロジェクトを立ち上げ、海事産業で女性も働きやすい職場環境を実現している取り組み事例などを幅広く紹介し、出前講座等の機会で情報発信を行っていくもの。

◇九州運輸局からのメッセージ
当協議会としましては、海の大切さや海事産業の果たす役割の重要性を広く国民に知ってもらい、将来を担う子供たちが一人でも多く海事に関する職業についてもらうことを目的として、引き続き、小・中学生や高校生、及び教育関係者などを対象とした各種事業を実施していくこととしております。
(海事振興部 調整官)

◇協議会の模様は、九州運輸局メールマガジンフォトライブラリーからご覧ください。
http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/mail_magazine/pdf/photo/photo_403_1.pdf

------------------------------------------------------------------------
◆石井国土交通大臣が九州新幹線整備事業、国際ターミナルや長崎県内の観光資源等を視察

◎石井大臣は、2月9日(土曜日)、長崎市周辺の交通インフラと地域振興の取組の状況、翌10日(日曜日)には対馬市に訪れ、万関瀬戸航路、対馬海上保安部、厳原地区フェリーターミナル等を視察しました。

◇内容 
長崎市では「世界文化遺産」である大浦天主堂をはじめ、「明治日本の産業革命遺産」の長崎造船所、九州新幹線長崎駅周辺の整備の状況や長崎市中心部と東長崎地区を結ぶ新日見トンネルの工事箇所、長崎港松が枝地区の岸壁及び国際ターミナルを視察しました。
対馬市では万関瀬戸航路、対馬海上保安部と巡視艇の視察、厳原地区フェリーターミナルでは、施設の利用状況や岸壁の整備状況について視察しました。

◇石井大臣コメント
 長崎港は市街地との距離が非常に近く、自然景観も世界遺産も含め素晴らしいものが見てとれ、クルーズ船で来られた方がこれらにアクセスできるメリット、また、新幹線の連携など、現地の強みを確認するとともに大きな発展の可能性を感じました。国土交通省としては、引き続き、観光客の受入れと街づくりなど、必要なインフラ整備等などにしっかり取り組んで参ります。

◇視察の模様は、九州運輸局メールマガジンフォトライブラリーからご覧ください。
http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/mail_magazine/pdf/photo/photo_403_2.pdf

------------------------------------------------------------------------
◆大学生が海運・港運・倉庫の海事産業を見学
〜次世代の人材育成、確保を目指して〜

◎福岡運輸支局門司港庁舎は若松海事事務所と合同で、2月13日(水曜日)に九州国際大学(北九州市八幡東区)学生16人、北九州市立大学(北九州市小倉北区)学生2人に対し、海事関係事業者の協力を得て「海事産業見学会」及び「物流講座」を開催しました。

◇内容
 海事産業の重要性を理解してもらい、就職の選択肢の1つとして捉えてもらうことを目的として、見学では、海事関係の普段立ち入り出来ない現場を間近に見てもらい、一方、物流講座では、国際フェリー輸送の特徴や物流の業務及び北九州コンテナターミナルの役割を聞いてもらう取組を実施しました。
<見学>
○海運
−北九州市新門司港のオーシャントランス(株)にて、2016年に就航した「フェリーどうご」の船内見学で、旅客運送及び貨物輸送の現状を見学。
○倉庫
−北九州市門司区の倉庫業者 門菱港運(株)の倉庫にて、寄託貨物について、その保管・搬入出状況を見学しながら、倉庫業が果たす役割の説明。
<物流講座>
○港運
−北九州市門司区太刀浦コンテナターミナルにて、国内、輸出入貨物を一貫して取り扱う関光汽船(株)から「国際フェリー輸送の特徴と下関港の優位性について」の講座及び(一社)北九州港振興協会から「太刀浦コンテナターミナルの紹介」の講座。
港湾における貨物の取扱い実務及び輸送モードごとの時間や価格の比較など物流全般についての説明のほか、物流企業が求める人材や入社後について説明など。

◇福岡運輸支局門司港庁舎からメッセージ
 国内の様々な産業分野で人口減少・少子高齢化の影響により「労働力不足」の深刻化がさらに増すなか、海事分野も労働力の確保・育成は喫緊の課題となっています。また、企業側から現場従業員のみならず、事務系職員も若年層の確保がますます困難となっている現状の説明がありました。
こうした課題に、海事関係団体や企業、教育機関、行政機関の産・学・官が連携し次世代を担う青少年に見学会等による海事産業の周知活動を行っていますが、今般、就職活動を目前にした大学生を対象に、見学(海上輸送・港湾荷役・貨物保管)と物流講座を組み合わせて実施しました。
 参加した大学生から、「コンテナターミナルが24時間稼働していることを初めて知った。」「貨物が手元に届くまで過程を見ることが出来た。」「物流はトラックという認識が変わった。」という感想があり、今般の見学会で海事産業に理解が得られたことを感じることが出来ました。この取り組みによって、1人でも多くの学生が就職を目指していただくことを切望するとともに、今後も産学官がより連携し取組を継続していくことが重要であると思われます。

◇大学生が海運・港運・倉庫の海事産業を見学の様子は九州運輸局メールマガジンフォトライブラリーからご覧ください。
http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/mail_magazine/pdf/photo/photo_403_3.pdf
------------------------------------------------------------------------
◆「荷主と運送事業者の協力による取引環境と長時間労働の改善に向けた
セミナー」が開催されました〜安定的・継続的な提供を可能とするために〜

◎平成31年2月19日(火曜日)、福岡市のTKPガーデンシティにおいて国土交通省自動車局貨物課主催による「荷主と運送事業者の協力による取引環境と長時間労働の改善に向けたセミナー」が開催されました。

◇内容
 トラック事業者と荷主が連携して実施した、トラック運送事業における荷待ち時間の削減や、荷役作業の効率化など長時間労働の抑制を図るための実証事業の成果を取りまとめたガイドライン等の周知や、具体的な改善事例の紹介等を目的とした「荷主と運送事業者の協力による取引環境と長時間労働の改善に向けたセミナー」が下記内容により開催されました。

プログラム
・トラック業界を取り巻く昨今の動き
・荷主と運送事業者の協力による取引環境と長時間労働の改善 に向けたガイドラインについて
・取引環境と長時間労働改善事例の紹介
 「取引環境と長時間労働改善事例」(一社)宮崎県トラック協会 エース総合運輸(株)

◇九州運輸局からのメッセージ
トラックドライバーは、他業種と比べて長時間労働の実態があります。また、疾患による労災支給決定件数も多く、人材の確保の観点からもその労働条件や安全衛生の確保・改善を一層推進することが喫緊の課題となっています。こうしたことから、トラック運送事業者、荷主、行政等の関係者が一体となって取り組んでおり、九州運輸局でも関係者の自主的な取組の推進を図るためのセミナー等を実施しています。
なお、今回のセミナーが大変盛況であったため、3月19日(火曜日)に追加開催されることとなりました。
(自動車交通部 貨物課)

◇荷主と運送事業者の協力による取引環境と長時間労働の改善に向けたセミナーの様子と、ガイドラインは九州運輸局メールマガジンフォトライブラリーからご覧ください。
http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/mail_magazine/pdf/photo/photo_403_4.pdf

━━━ 2 お知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆門司港駅復原

福岡運輸支局門司港庁舎からのお知らせです。
 平成24年9月から保存修理工事が行われていたJR門司港駅の駅舎が、3月10日(日曜日)にグランドオープンします。現在は1階部分の利用ですが、レストランが入る2階部分も含めた全館営業となります。着々と工事が進む中、門司港駅構内には風情のあるカウントダウンボードが置かれ、グランドオープンを待っています。
 門司港駅の歴史について調べていて知ったのですが、当駅は、2代目大阪駅をモデルとして大正3年に建造されたとのこと。(門司港駅も2代目だとか)
 また、その昔、日本の駅舎には等級が1〜5等までがあり、門司港駅を含む54駅が最高ランクの1等駅に指定されたそうですが、現在、1等駅で当時の駅舎が残っているのは門司港駅と東京駅だけだそうで貴重な建造物です。
 3月10日にグランドオープンする門司港駅舎には、1階に「スターバックス」、2階に「みかど食堂 by NARISAWA」が入ります。特に、2階の「みかど食堂」では、著名な料理家の成澤由浩(なりさわよしひろ)氏が監修する料理が提供されるとのことです。ネオ・ルネサンス様式の駅舎、美味しい料理で訪れた人々をもてなす門司港のシンボル復活です。
 どうぞ、レトロ地区門司港駅にお越しください。
駅舎等の様子はこちらからご覧下さい。
http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/mail_magazine/pdf/photo/photo_403_5.pdf
---------------------------------------------------------------------
◆平成31年度 観光地の「まちあるき」の満足度向上整備支援事業・訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業(消費拡大)に関する補助制度説明会のご案内

平成31年度「観光地のまちあるきの満足度向上整備支援事業・訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業(消費拡大)」を実施するにあたり、補助制度の説明会を開催いたしますので、お知らせいたします。

参加をご希望される場合は、参加申込書に必要事項を記入のうえ、参加を希望する運輸局の申込先へ、開催の3日前までに、FAX(一部メール可)にて、お申込ください。

■補助制度説明会日程及び会場一覧
 3月11日(月曜日)14時〜16時
 九州運輸局 共用会議室 (福岡合同庁舎新館3階)

詳細はこちらをご確認ください。
http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/osirase/00001_00038.html

━━━ 3 運輸安全推進室だより ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・年間を通じた各種取組の進捗や結果を見ると、自社の脆弱性や事故の傾向が見えてきます。これらを次年度に向けどのように継続・改善していくのかが課題となってきますが、このマネジメントレビューは安全管理体制のPDCAサイクルにおける”A段階“であり、次年度の取組へつなげる重要な位置づけとなります。

◇図解入りの詳しい説明は下記をご覧ください。
http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/mail_magazine/pdf/photo/photo_403_6.pdf

運輸安全推進室だよりバックナンバー
http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/bousai-q/b_anmane_00001.htm

━━━ 4 九州運輸局ホームページアップ情報 ━━━━━━━━━━━━━
--- ◆報道発表 ----------------------------------------------------------
http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/#HOUDOU

--- ◆お知らせ ----------------------------------------------------------
http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/#OSIRASE

--- ◆更新情報 ----------------------------------------------------------
http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/#KOUSIN

/////// 編集部だより ///////////////////////////////////////////////////
2月も終わりを告げ、年度を締めくくる3月は、この1年を整理しなければならない月でもあります。「安全推進室だより」では、安全を推進するコーナーを毎回書かせていただいていますが、京セラの創業者である稲盛和夫氏はこの「整理・整頓」がキッチリ出来ていれば、安全推進活動の大半は網羅できると言われています。なんてことを思いながら自分の机の引き出しを開けてみ見ると、すぐに閉めてしまうのは私だけでしょうか。

いつも九州運輸局メールマガジンをご覧いただき誠にありがとうございます。
編集部では、運輸と観光に関する取組や話題、イベントの案内、地域の情報等、本メールマガジンへの掲載記事を広く募集しています。お気軽にご投稿ください。
////////////////////////////////////////////////////////////////////////
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■本メールマガジンのバックナンバー閲覧はこちらから
http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/mail_magazine/backnumber-top.htm
■本メールマガジンの配信中止やメールアドレスの変更などはこちらから
http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/kouhou_mail.html
■九州運輸局メールマガジン編集部(九州運輸局総務部内)
Mail: qst-mm-kyushu@ml.mlit.go.jp
Tel : 092-472-2312 Fax : 092-471-7192
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

PDFファイルをご覧いただくにはAdobe Reader(無償)が必要です。
ダウンロードした後インストールしてください。

Get Adobe Reader

Adobe Readerダウンロードページへのリンク