本表彰制度は、地域公共交通に関する取組が他地域の模範となるような顕著な功績がある団体を表彰することで、優良
事例の情報提供等を図ることを目的に、平成21年から実施しています。
受賞団体は、以下の基準を満たすものの中から、有識者で構成する委員会での選考等を経て決定しています。
(1)住民、NPO、企業等の地域の多様な主体が、地域公共交通に関する取組に参画していること。
(2)地域の実情に合った創意工夫が凝らされていること。
(3)事業の今後の自立性・継続性が見込まれていること。
全国の表彰事例は以下リンクよりご覧ください。
地域公共交通優良団体国土交通大臣表彰
概要
東北管内の受賞事例
表彰年 | 受賞団体 | 功績概要 |
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令和5年 | 特定非営利活動法人みんなと湊まちづくりネットワーク、福島県会津若松市 | 市と住民主体のNPOが連携し、利用目的に応じたバス路線の再編や地域の合意による目標設定を行うなど、 地域内交通を地域住民が主体的かつ持続的に運営する仕組みを構築・運用するなど地域公共交通の確保・維持に積極的に取り組んだ。 |
令和4年 | 秋田県三種町 | 住民共助組織の立ち上げ等を主導し住民がくらしの足を自分ごととして考え支える仕組みを構築することで町内全域の交通空白地を解消する「ふれあいバス」及び「巡回バス」の運行を実現するなど地域公共交通の確保・維持に積極的に取り組んだ。 |
令和3年 | 沖郷地区地域公共交通運行協議会 | 交通空白地帯の解消に向けて乗用タクシーを活用した「おきタク」を導入し需要に合わせた負担の少ない運行形態や地域住民の負担金による効率的な財政支出を実現し持続可能なコンパクトパッケージを構築するなど地域公共交通の確保・維持に積極的に取り組んだ。 |
平成29年 | 金川町・田園町住民コミュニティバス運営協議会 | 公共交通空白地帯において住民の主体的な参画によりコミュニティバス「さわやか号」の本格運行を実現するとともに住民意見の把握・検証により安定的な運行を確立するなど地域公共交通の確保・維持に積極的に取り組んだ。 |
平成28年 | 弘南鉄道大鰐線存続戦略協議会 | 弘南鉄道大鰐線存続のため各種企画切符の販売など多様な利用促進策を講じるとともに対象を明確化した戦略的なモビリティマネジメントを展開し利用者増加という明確な成果をもたらすなど地域公共交通の確保・維持に積極的に取り組んだ。 |
平成23年 | 八戸市地域公共交通会議 | 多様な主体と連携しつつ、バス路線を階層化し、幹線軸においては高頻度の等間隔運行を行うことにより、利便性が高く、「迷わず乗れる」公共交通サービスを実現するなど、地域公共交通の活性化・再生に積極的に取り組んだ。「子や孫の代まで続く公共交通」を合言葉に、計画検討段階から地域で徹底した議論を行い、交通不便地域における乗合タクシーにおいて、住民・事業者・行政と協働して利用促進を図る仕組みを構築するなど、地域公共交通の活性化・再生に積極的に取り組んだ。 |
【本件のお問い合わせ先】
東北運輸局 交通政策部 交通企画課
Mail:tht-touhoku6-koutsukikaku★gxb.mlit.go.jp
(お手数ですが、★を@に変更のうえ送信ください。)