関東運輸局では、高齢者や障害者等、移動に様々な困難を抱える方が、安心して公共交通機関等を利用し、自立した社会生活を送ることができる環境づくりの一環として、駅や車両といったハード面の整備とともに、国民一人ひとりがバリアフリーへの理解を深め、快く手助けをできる「心のバリアフリー」社会の実現を目指した施策を行っています。
バリアフリー
◆バリアフリー教室
関東運輸局及び管内支局では平成13年度より、小・中・高・大学生、教師、一般の方を対象にバリアフリー教室を実施しています。バリアフリー教室では、実際の公共交通機関を利用した体験ができます。また、鉄道駅、学校内の校庭、体育館など一定程度のスペースがあれば、実際のバスやタクシーでの体験もできます。
◆バリアフリーネットワーク会議
バリアフリーネットワーク会議は、「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(H18施行)で整えられた仕組みを活かし、学識者、高齢者、障害者団体、関係する施設設置管理者、行政等が一堂に会して、法に基づく取り組みの現状把握、課題の抽出、対応方策の検討や提案、また、参加者の取り組みやグッドプラクティスの紹介などの情報共有を図り、互いの取り組みに理解を深め、今後の方向性について意見を交換し、より良い協力関係を築き、連携してバリアフリー化の進展に寄与することを目的として開催するものです。◆移動等円滑化評価会議関東分科会
平成30年5月25日公布の改正バリアフリー法において、障害者等の視点を反映した共生社会の実現に向けて、高齢者、障害者等や施設設置管理者、地方公共団体等の参画の下、国がバリアフリー施策の把握・評価を行うための会議を設けることが法律に明記さ れ、令和元年度よりバリアフリーネットワーク会議のうち本局開催の会議を、移動等円滑化評価会議関東分科会 へ移行しました。◆バリアフリープロモーター制度
〜バリアフリーマスタープラン・基本構想作成等に取り組む自治体のみなさまへ有識者をご紹介します〜バリアフリーに関する有識者、先進的な取組を実施している自治体関係者等、各分野の人材をバリアフリープロモーターとして選任し、プロモート活動、バリアフリー教室の講師としての参画等、地方運輸局等の行うバリアフリー施策の推進にご協力頂いております。