見据える未来は完全自動運転!最先端の自動運転技術を審査
2006年4月入局
現在の仕事内容と、その中での役割について教えてください。
現在の部署は、自動車技術安全部技術課で、自動運転審査係長を務めています。
主な業務は、自動運転車両が公道を無人で安全に運行するための認可申請に係る審査です。認可に至るまでには書面審査を行うだけでなく、自治体が主催する地域コミッティ(会議)に出席したり、実際に自動運転車両に乗車して、車両の安全性について確認を行い問題点があれば、関係者に改善を指示し対応してもらうなど、現場での業務も行っています。
車両の安全性を確認し、社会実装に向けて様々な関係者と連携しながら進めていく重要な役割を担っています。
近畿運輸局を選んだ理由や、入局当時の苦労について教えてください。
私は「絶対に近畿運輸局に入りたい!」という強い志望動機があったわけではなく、公務員試験を受験して採用されたことがきっかけで入局しました。そのため、入局当初は自動車に特別な興味があったわけでもなく、覚えるべきことが想像以上に多く、「こんなの絶対に覚えられない!」と思ったことを今でも覚えています。
そんなある日、先輩から「お前、車に興味なさすぎちゃうか!」と言われた一言が、私を大きく変えるきっかけになりました。確かに自分でも興味が薄いと自覚していたため、知識を身に着けようと改造車の雑誌を読んだり、イベントに足を運んだりしているうちに、自然と興味が湧いてきました。気づけば、自分でも合法の範囲内で車を改造するようになり、いつの間にか詳しくなっていました。
今では、その有り難い一言をくださった先輩とは、年齢は離れていますが、プライベートでも友人のように付き合える関係になっています。
検査は現場作業であるため、安全に関する部分については先輩方から厳しく指導されることもありましたが、お陰様で今日まで大きな怪我をすることもなく、仕事を続けることができています。
入局して感じた職場の魅力や会社としての特徴について教えてください。
入局前には業務説明会に参加したり官庁訪問もしていたので、業務内容についてのギャップは特にありませんでした。
大きな魅力は、ワークライフバランスがしっかりと取れる点です。非常にホワイトな職場で、休暇も取りやすく、プライベートの時間を大切にできます。また、転勤はありますが、基本的には自宅から通える範囲での異動が中心になるため、生活基盤を築きやすい環境であることも大きなメリットだと感じています。
職場は組織(チーム)で業務を行っているため、自然と助け合いの文化が根付いています。幅広い業務がありながらも、今も昔も変わらず人間関係が良く、風通しが良い職場であることが、近畿運輸局の最大の良さだと思っています。
仕事のやりがいや、業務を通じてご自身が変化したことについて教えてください。
自動車の技術は日々めまぐるしく進歩しており、それに伴う関係基準(法令)の改正も非常に多いため、対応していくのは大変です。
しかし、入局当初は全く興味がなかった自動車が、現在では趣味の一つと言えるほどに魅力を感じるようになり、日々楽しく業務に取り組んでいます。特に、現在担当している自動運転の審査業務は、自動車の最先端技術を間近で感じることができるポジションです。
新しい技術が社会に実装されていく過程に携われることは、私にとって非常に大きなやりがいとなっています。何事を行うにおいても「楽しめるかどうか」が大切だと感じながら仕事と向き合っています。
未経験でも業務についていけるのでしょうか?教育体制について教えてください。
当局では新人向けの研修制度が非常に充実しています。自動車に関する知識が全くない状態で入局しても、自動車の構造や検査基準について、基礎から丁寧に教えてもらえる環境が整っています。私自身もそうでしたが、知識が全くなくても安心して業務を始められます。
やはり何事においても基礎が重要だと感じていますので、新人の時期に受ける研修全般は、その後の現場業務で非常に役立っています。今ではより丁寧に教える体制になっているため、自動車に詳しくなくても、「やってみたい」という熱意さえあれば全く問題ありません。
これから近畿運輸局への就職を考えている方へメッセージをお願いします。
近畿運輸局は、自動車・鉄道といった快適で便利な交通体系を支える“縁の下の力持ち”のような存在です。より安全で利便性の高い交通社会を実現するためのルール(法律)を遵守していただくよう指導することも、行政として非常に重要な役割です。
業務内容がイメージしづらいかもしれませんが、少しでも興味があれば、まずは業務説明会で話を聞いてみてください。当局には、面白い人や少し個性的な人など、多彩な職員がそろっていて楽しい職場です。私自身もその“変わった人”の一人だと自覚しています。
仕事を長く続けるうえで大切なのは、業務内容よりも人間関係だと思っています。数多くの選択肢の中から近畿運輸局を希望していただけたら嬉しいです。