鉄道輸送の安全を守る!事業者に寄り添った行政の第一線

技術職(自動車・鉄道)
M.K
鉄道部技術・防災課
2016年4月入局

現在の仕事内容と、その中での役割について教えてください。

現在は鉄道部の技術・防災課に所属し、主に鉄道事業者から提出される駅の施設変更や線路の工事などの申請書類を審査しています。これらの申請が、定められた技術基準等にしっかりと基づいて行われているかを確認することが主な業務です。

また、書類の審査だけでなく、駅の高架化などの実際の工事現場へ足を運び、事業の進捗状況を視察することもあります。課内では係長というポジションであるため、事業者からの新たな申請や相談事の聞き取りを行うなど、主に第一線の窓口役としての役割を担い、事業者さんとの対話を通じて安全基準の最前線を確認しています。

近畿運輸局を選んだ理由を教えていただけますか?

もともと電車やバスなどの乗り物が好きで、公共交通機関をよく利用しており、私にとって非常に身近な存在でした。そのため、こういった交通インフラに関わる業務に携わりたいと考えたのが最初のきっかけです。

また、国家公務員というと全国転勤が多くて引っ越しが大変というイメージがあったのですが、近畿運輸局の場合は、基本的に転居を伴うような異動がなく、通勤できる範囲での配属が考慮されると聞きました。自分の興味がある交通関係の仕事に携わりながらも、生活拠点を大きく変えることなく働き続けられる環境に魅力を感じ、入局を決めました。

入局前に抱いていたイメージと、実際に働いてみて感じたギャップはありましたか?

公務員といえば「お堅い」「デスクワークばかり」というイメージがありましたが、実際は大きく異なりました。もちろん法律や基準は絶対ですが、部署によっては現場に出る機会も多く、事業者の実情をしっかりと捉えた上で、柔軟な対応ができるように検討しながら業務を進めています。

職場環境についても、昔ながらの厳しい上下関係があるのかと思っていましたが、上司や先輩とも話しやすく、コミュニケーションが取りやすい雰囲気です。各家庭の事情を理解していただき、休みや時差出勤など柔軟な働き方ができるのも嬉しいギャップでした。

入局当時、苦労したことは何ですか?

現在は鉄道部に配属されていますが、入局当初は自動車検査の部署に配置されました。

私は運転免許こそ持っていたものの自分の車を持っておらず、「テールランプ」と言われてもどこの装置か分からないほど、自動車の知識が全くありませんでした。研修期間中、いきなり自動車の検査(車検)の現場に出ることになり、受検者の方々と会話をするのも一苦労でした。

検査場や電話で専門用語が多く飛び交うため、基本的な呼び名や内容を理解するまでは本当に大変で、調べたり教わったりしながら必死に学んでいきました。

仕事のやりがいや、大切にしていることは何ですか?

一番のやりがいは、多くの鉄道事業者が集まる近畿で、貨物や旅客運送事業の安全安心な輸送ができるよう管理監督できることです。自分が普段利用しているような鉄道の安全を守る役割を担っていることに誇りを感じています。

仕事をする上で大切にしているのは、事業者など普段接する現場の方々の声をしっかりと聞くことです。法律や基準という行政側のルールだけでなく、事業者の実情にも寄り添い、適切かつ柔軟な対応ができるよう心がけています。地域の鉄道を守るため、日々のニュースにもアンテナを張り、広い視野を持つように意識しています。

これから近畿運輸局への就職を考えている方へメッセージをお願いします。

最初は分からないことばかりで、専門用語の多さに戸惑うこともあるかもしれません。

しかし、私自身もそうだったように、目の前の業務にコツコツと取り組み、積み重ねていくことで知識は確実に身についていきます。困ったことがあれば自分一人で抱え込まず、早めに上司や先輩に相談することが大切です。相談しやすい環境はしっかりと整っています。

就職活動では、説明会や官庁訪問で積極的に情報収集を行い、ぜひ自分が働いている未来の姿を想像してみてください。その中で、私たちの生活に欠かせない交通インフラの安全を守る近畿運輸局の業務に、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

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