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令和3年10月2日 神戸海事広報大使 神戸・みなと体験〜帆船「みらいへ」体験乗船 須磨海岸SUP(サップ)体験〜印刷用ページ

神戸海事地域人材確保連携協議会では、普段、海や港になじみのない小中学生に「みなと」を知り、親しんでいただき海事人材の育成につなげるとともに、子供目線・市民目線で「みなと」の魅力を発信してもらうため、「神戸・みなと体験」を実施しています。

令和3年11月4日(土曜日)、神戸海事地域人材確保連携協議会の主催で、「海上保安庁見学会」を実施しました。

内容は第五管区海上保安本部及び神戸海上保安部のみなさんのご協力の下、海上保安庁の組織・仕事について海上保安官からお話を伺うほか、潜水士による展示訓練を見学し、神戸海上保安部所属の巡視艇「ふどう」「はるなみ」の普段は見ることのできない船橋(操舵室)を見学しました。
当日の写真と大使の感想で、体験の様子をお届けします。
帆船「みらいへ」前で集合写真青空の下、帆船「みらいへ」とともに

(神野 七海さん)
私は、乗船体験の中でも特に、バウスプリットを渡るプログラムが楽しくて、3回も行いました。バウスプリットとは、帆船の船首から前方へのびている棒のことです。
最初に説明を聞いている時は、初めての体験にワクワクしていましたが、実際に行ってみると、アスレチックのようで、思った以上にとても楽しかったです。
1回目は説明された通りに進んで、景色を見て戻りました。2回目は、戻る途中、網の上であお向けに寝転んでみました。3回目も、2回目と同じように、寝転びました。寝転んだ時には、背中が網で少し痛かったです。
進んでいる途中は、命綱を着けているけれど下に海が見えるからスリル満点です。先端まで進むと、景色がすごくきれいでした。
1回目に立って見た景色は、遠くの船と海を一緒に見ることができました。
2・3回目に寝転がって見た景色は、1回目よりも海が美しく見えました。海は太陽の光が反射してキラキラしていました。水が、船から逃げていくように動いているのも、おもしろかったです。
私は、帆船に乗るのが初めてでしたが、船員さんたちがとても優しかったので、楽しい時間を過ごすことができました。ぜひまた乗りたいです。

みんなでロープを引いて「セットセイル」みんなで「セットセイル」

(東本 葉さん)
みらいへで学んだこと
船の上では皆が一つなんだ、私は「みらいへ」に乗ってそう思いました。
船の上で最初にしたのは、マストのロープを引っ張る仕事でした。
その時の私はロープを引っ張ることを甘くみていたのか予想以上に大変でした。
特に風が強い日だったのでロープが固く帆が動かしにくくなるのだとか。
一つの帆に二つ引っ張る箇所があり、二手に分かれ「ツー、シックス、ヒーブ」という最初のかけ声と同時に自分も声を合わせ、夢中に引っ張っていました。
次にバウスプリットという場所に登りました、そこは船の一番前に突き出したところで、周りに綱がありそこを渡りました。
綱がとてもしっかりしているとはいえ、足元を見ると海なので足が震えていました。
三番目は操船。
操船とは船の方向を変えるためハンドルでかじをきるのですが舵角計という船の向かう角度を表すものがあり、その数字に合わせハンドルを回します。
実際にやってみると、とっさに角度を言われハンドルを回すことはかなり難しいと感じました。
船員さんから聞いた話で面白かったのですが「みらいへ」ではなんとヤシの実の表面を使って掃除するそうです。
半分に切られた表面を触ってみるとタワシに似ていました。
行った先で手に入ったものを使うのが素晴らしいと思いました。
ロープを引くのも、操船するのも、掃除をするのも一人ではできません。
仲間と団結することの大切さを学びました。
大きな船は沢山の人の力で動いていると感じれる小さな旅でした。
SUPで学んだこと
今まで名前も知らなかったSUPは本当に楽しかったです。
最初は落ちるのが怖くて、沖の方まで出ると聞いたときは不安しかなかったし、ボードに乗って浜辺から離れた場所へ行き、海を見ると暗く深く、更に不安が増しました。
でも、しばらくするとボードを漕ぐことに夢中になっていきました。
立つときは腰を落とす、弧を描くように腕を動かす、など沢山のアドバイスを貰って一人でも立てるようになった時には、もう不安はなく心から楽しめるようになっていました。

SUPSUPを体験

(藤原 知橘さん)
今回のSUP体験でまず最初に驚いたのは、海水浴場がとても近いことでした。
以前住んでいた東京では海水浴場は小旅行気分で時間をかけて行くイメージでしたが、神戸では自宅の最寄駅から電車で10分程度で須磨海岸に到着しました。
須磨海岸は初めて訪れましたが、とてもきれいな白砂の砂浜に遊歩道が設けられ遊歩道に沿って海沿いを散策したくなるようなまさに白砂青松の美しい海岸でした。
椰子の木が南国気分を盛り上げますが、須磨海岸には願い事が叶う「願いの椰子の木」があるそうなので、次回行った時は願掛けをしたいと思います。
初めて体験したSUPは、ボードの上に立ち上がるとバランスを取りつつ波の動きに合わせて重心を移動させるのが難しく、何度か海に落ちてしましましたが、インストラクターの方のアドバイスで徐々に出来るようになりました。とても楽しく、時間があっという間に感じられ、またSUPをしに来たいと思いました。
自宅の近くの海は港なので、こうしたマリンアクティビティは旅行先でやるイメージでしたが、自宅から少しだけ移動するとこんなにきれいなビーチがあって、いろいろなマリンアクティビティが楽しめるのは海が身近にある神戸ならではの楽しみだと思います。
僕もこれから積極的にビーチに出かけて色々なアクティビティに挑戦してみようと思いました。

帆船「みらいへ」体験航海で学んだことは、以前、HPで拝見して「みらいへ」に乗船してみたいと思っていたので、今回海事広報大使として実際に乗船し、様々な船上プログラムを体験するという貴重な経験をすることが出来、充実した1日となりました。
最初に帆を張るところからのスタートで、自分も船のクルーの一人になれたように感じました。途中でも風向きによって帆の向きを変えたり、常に変化する自然環境に注意を払わなくてはならないのだと思いました。
また、船の操縦に関しては、操縦だけでなく大きな双眼鏡で常に船の周りに危険が無いかの確認をするなど安全な航海は一人ひとりのクルーの総力で守られているのが良く分かりました。みらいへのクルーの方々は年齢も様々ですが、みなさんニックネームで呼び合っているのはいざというとき自分たちの命を守るために全員で力を合わせるために年齢や肩書に関係なく団結できる仲間だからであり、そういう大きな視点がみらいへの言う「地球人になろう」ということなのかな、と思いました。
今回の体験で一番緊張したのは船の舳まで足元に張られたネットの上を伝い歩きするバウスプリット渡りでした。
クルーの方が「あっちに見えるのが明石海峡大橋だよ」などと話しかけてくれますが、海上は風もあり足元は網でゆらゆらで答える余裕もないくらい緊張の連続でした。
バウスプリット渡りの後は、デッキで掃除用の椰子の実を半分に切ったものを使ったゲームで盛り上がりました。
椰子の実を掃除に使うようになったきっかけの話や、足りなくなった椰子の実を渡航先のパラオで入手した話が興味深かったです。また、椰子の実を掃除やゲームに使うなど、限られた資材でいかに航海を充実させるかというクルーの方々の工夫など参考になることがたくさんありました。
クルーズやプログラムも期待以上に楽しかったですが、船員さんたちの航海や船上生活の話をじっくり聞けるような機会があればいいなと思いました。

バウスプリット渡りの画像バウスプリット渡り

(益田 澪さん)
僕は「みらいへ」体験航海で学んだ事が二つあります。
一つ目は「絆」です。みなさん一人一人が思いやりを持ち失敗をしたらみんなで助けれるところをみてすばらしい仲間だと思いました。二つ目は「かけ声」です。帆をあげるためにロープを引くときに「ツーシックスヒーヒブ」と声を出しながら、ロープを引きます。みんなで声を出すことで一人一人の気持ちが上がってロープを引くのが息ぴったりになることが分かった。このようにみんなで力を合わせると色々なことが早くせいかくにできることが分かった。この経験を他の事に活かせたらいいと思います。

僕がSUPで学んだことは三つあります。一つ目は「バランス」を取ることです。正座しているときはボードが安定するけど立った瞬間、一気にバランスを崩しました。バランスを保つには「腰を低くする」ことです。腰を使うことでボード全体を安定させられる。二つ目は「ふくらはぎの痛み」です。一つ目に書いた事は簡単ではなく意外と難しいです。ふくらはぎの痛みを調べてみるとサーフィンと同じでふくらはぎを一番使うらしいです。三つ目は「少し遠くを見ること」です。少し遠く見るとバランスも取りやすいし、あともう一つ便利な使い方があると思いました。もう一つは溺れている人を助けることです。少し遠くを見て溺れている人を見つけたらボードに乗せて救出できると僕は思いました。色々なことを学べた。

SUP青い海でSUPを体験しました

(榊原 陽士さん)
 初めて「みらいへ」という大きな船にのって、第一印象は「かいぞく船だ」と思ってしまいました。なぜかというと柱にロープで「ほ」がたくさんついていて、ロープを引っぱると「ほ」がとじたり、開いたりして、風を受けながら方向てんかんします。
 船にのっていた、やしの実を切った物はただ遊ぶだけの物だと思っていたけれど実は船をそうじするための物でした。なぜそれで船などをみがくのかというと、やしの実は中がたわしのようになっていてみがきやすいからだそうです。
 船のそうじゅうの時のハンドルはすごく軽かったです。
 ビッグSUPの時は何人かの人でこぐからすごく速く進んだけれど、1人乗りのSUPは1人でこぐから、波や風におされて、ちがう方向へ行ってしまいました。1人の力と何人もの力とは全くちがう力の差なんだなと知りました。次に乗るときは、もっとバランスかん覚を良くしてから行きたいです。一番楽しかった事はSUPが波にのみこまれて水につかる時、びしょぬれになる事でした。後、SUPをこいだ時に小さな赤い灯台のような物があり、それは船がその灯台ような物から岸に行ったらだめという事を表している。

(家入かのんさん)
 みらいへに乗船して、ハンドルをそう作して、右や左に船の向きを変えたり楽しかったです。船の先たんをわたったり、帆上げをしたりとても良いけいけんになりました。
 初めてのSUPたいけんでしたが、インストラクターの方がていねいにおしえてくださってとても楽しいたいけんでした。風が強くてなかなか前に進むのが大変だったけど力いっぱいこぎました。また、たいけんしてみたいと思いました。

(中溝 龍輝さん)
 ヤシの実のからで船をそうじしていることにおどろきました。それははんせんに風がふいてきている方向に進むというしゅうせいがある事です。
 ぼくの予想は、前の「ほ」は三角形だし、小さいからあまり風があたらなくて、でもうしろの「ほ」は□で大きいから風があたりやすいので、うしろに多く風があたってしまってうしろがわが、おされてしまうから風がふいてきている方向に船がかたむいてしまうのではないかなと思いました。これについてしらべてみたけっかセイルに上手いこと風を凪がすと一定方向に力がはっせいするようです。そして前に進むには作用・反作用のほうそくをつかっているそうです。帆船「みらいへ」のたいけんではんせんのことがよくしれたのでおもしろいなと思いました。それでもまだはんせんのことがわからないことがいっぱいあるので調べてみたいと思います。
  

(木村 凪さん)
ぼくの日記が学年通信にのりました。
みんなににっきのことをおしえられてよかったです。
先生たちにひょうばんだったのでうれしかったです。
またSUPをしたいです。

学年通信

神戸みなと新聞

神戸みなと新聞1面の画像神戸みなと新聞1面

※SUP(さっぷ)とはスタンド・アップ・パドルボード(Stand Up Paddleboard)の頭文字から。「立ちこぎボード」とも呼びます。
安全に楽しむために、事前に天候を調べ、救命胴衣を着用し、ボードと離れ離れにならないように足とリーシュコードで結びつけて水に出ることを勧めています。また、遭難時に通報できるよう防水袋に入れた携帯電話も持って出ることも呼び掛けています。当日はインストラクターの指導の下、安全にSUP体験を実施しました。

神戸海事広報大使

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